福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

家庭菜園・園芸2015(1) 畠 うーん、今年はなんか変だ

2015年07月01日 09時40分46秒 | 近況・報告
 2011年から小規模ながら家庭菜園・園芸をやっている。
 一昨年からウイークデイは午後の二日間のボランティアを入れるとほぼ終日勤務、週末土日のどちらかが日直に当たることが多いだからちょっと時間が足りない。だから週末のどちらかと早朝に世話している。言ってみればプチ兼業かな、と思う。

 いつもなら畠はGW前後に苗を植えるのであるが、マルチを敷くのがおくれ、今年は5月11日と若干出遅れた。苗種は私の定番になっているトマト、キウリ、ナス、枝豆、カブに加えて初めてメロンも植えてみた。

 苗は1本も枯れることなく順調に生育した。6月1日にはトマト、キウリ、ナスには風にあおられて折れないように、キウリのツルが上に伸びるように支柱を立てた。6月14日には始めて剪定なるものを行い枝ぶりをすっきりさせた。早いもので6月下旬にはキウリの収穫が始まった。



 苗から植えたのはほぼ順調であったが、枝豆は目が一本も芽が出なかった。全滅である。カブは2割しか発芽しなかった。枝豆は初回こそはうまくいったが、3年ほど全くうまくいっていない。何故なのだろうか。ある方の意見ではマルチの中で水もやり過ぎて種が茹でられた状態になったからではないか? というので今年は水撒きを控えてみたのだが、それでもうまくいかなかった。

 他の分野だと少しでも壁に当たれば積極的に本を読んで解決を図るのであるが、菜園と園芸についてはまだ殆ど読んでいない。自己流である。肥料をませて適当な土つくりができて、太陽と水があって、大きな間違いさえなければ育つはず、自然の力は大きいのだと思ってきたが、甘かったようである。今年は少しパンフレットを読んで初めて追肥してみた。

 枝豆に関しては改めてプランターで苗を育て、その後に畠に植えてみることにして今準備中である。

 畠に関して今年感じている疑問は、
(1)トマトは実をつけてから長いが、今日までの時点で1ヶも色づかない。
(2)キウリの収穫本数が例年よりはるかに少ない。変に曲がったのが多い。剪定しすぎだったのか。
(3)ナス 成長が遅い・・・・など。

 畠作りは楽しい。
 私が担当する高齢者中心の予約外来、3月になると郊外や近隣町村からから通院して来ている女性の患者方は急に元気が出て来る。表情は明るくなって来る。この点は、明らかに、市内の患者さん方とは異なる。

 これは、畠の効用なのだ、と思っている。畠に出る楽しみが間近になってきたからだ。畠は婆さん達が、自己の人生をかけて守るべき砦の如く、最後まで絶対に離そうとしない、生きる証を具現する場所なのだと思う。その畠を守る熱意には正直驚かされるほどである。手塩にかけた野菜の生長を見る楽しみ、新鮮な野菜を食卓にのせる、楽しむ、隣近所に配る、これでみんなとコミュニケーションも図れる。リハビリにもなるから健康にもいい。精神衛生的にも良い。

 



畠を作っている田舎の婆さん方は、実に幸せそうである。診察の合間に時に栽培のコツなど教わるが、畠の話題が出るとパッと表情が輝く。
コメント
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