出てこないでね。

昨日、遅くまでお仕事をしている主人を横目に、私はソファで転寝をしてしまいました。

「寝ようか…。」
小一時間ほどして、お仕事を終えた主人が声を掛けて起こしてくれた時、
私は右手小指を、蚊に刺されていることに気付きました。

それは、痒いというよりも、ジンジン、ビリビリ、ズキズキ…と、痺れるような痛みさえ感じます。
蚊の唾液が体内に入ることで、アレルギー反応を起こし、痒くなるらしいのですが、
私の場合は、時として(往々にして)痒みを通り過ぎて、痛みが起こってしまいます。
しかも、その痛みは、手の甲から手首、肘から二の腕へと伝わっていくのです。
血管を流れていくような感じです。

すぐに氷を５～６個包んでビニール袋に入れ、冷やしました。
患部だけでなく、少し離れた場所と冷やすことで、痒みを緩和させることができるからです。

少し落ち着いてきたので、寝室で休むことにしました。

電気を消して間もなく「蚊がいるよ。」と主人が言います。
急いで起きて電気をつけ、主人と一緒に蚊を探しました。
探すこと、３分、いました、いました。

主人が退治してくれたので、安心して電気を消しました…が、
まもなく、「まだいるよ。」と主人。

再び電気をつけて、蚊を探すこと３分。
主人に退治してもらい、二人で手を洗いに洗面台へ…。

あらあら、そこにも蚊がいるのです。
主人は、寝る前の１０分ほどの間に、３匹の蚊を退治してくれました。

昨日は、お昼過ぎまで雨が降りましたし、気温が上がりました。
蚊が、たくさん発生したのかもしれません。
しかも、クーラーがないこともあって、遅い時間まで窓を開けていました。
あたりはワイルドな森ですから、網戸があっても、どこからか、入ってくるのでしょう。

昨日刺された小指の付け根が、今も少し痒く、まだ腫れています。
蚊の餌食にならないよう、今日は転寝はしないつもりでいるのですが…。

今日も、日中の気温が高くなっていましたし、今も少し高めです。
さあ、今日の寝室に、蚊の出没は…あるのでしょうか？


　あっちにも…、


　こっちにも…、
　お散歩の時、積乱雲が出ていましたが、今日は雨は降りませんでした。

知らない所がたくさん…

『JAF Mate』(JAFの会報)が届きました。
会員になっていますので、小冊子が定期的に届きます。

その中に、お国自慢naviというコーナーがあり、今回は札幌市と周辺ということです。
今、北海道にいますし、札幌市内には時々出掛けます。
何よりも、一昨年は１か月間、札幌に住んでいましたので、ちょっと興味深く、
そのページを開いてみました。

ところが、紹介している中で行ったことがあるところは、ほとんどありません。
そればかりか、「こんなところがあるのね。」など、知らないところがほとんどです。

そんなことも、どこか納得…。
と言いますのも、私達って、どこに旅をしても、更には住んでいる時でさえも、
多くの人が、「そこに旅をしたら(住んだら)、行ったことはあるでしょう。」と言われる名所などには
滅多に行くことがないのです。

たとえば、広島に３年半住みましたが、宮島には行きませんでした。
大阪では、大阪城や通天閣にも行っていないのです。

札幌で暮らしたのは１ヶ月でしたが、大通公園には行ったもののテレビ塔は遠くから見上げるだけ、
時計台には行くことはありませんでした。
サッポロファクトリーや円山動物園など、観光客だったら行くというところにも行っていません。
私達の中に、人が多いところは、何となく避けたいという気持ちがあるからでしょうか。

特に、会社を辞め、自営業を始めてからは、週末や祭日、お盆、お正月など、多くの人が移動をされる時期は、
基本的には我が家でじっとおとなしく過ごすことが多くなっています。
どこかに行きたいときには、可能な限り平日を選べば渋滞や混雑を避けることができますので、
とてもありがたいです。

この『JAF Mate』、今日はゆっくりと見ていませんので、明日、もう一度ゆっくりと見ることにしましょう。

感謝しています。

「今日のお昼は外で食べようか…。」
午前中のお仕事を終えた主人が言いました。

「どこ(レストラン)に行くの？」と聞いた私でしたが、
糖質制限を始めた私達には、ここならば…というお店はありません。

出掛けてすぐにあるコンビニで、糖質制限パン、サラダ、から揚げなどを買ってから車を走らせ、
森の中の公園の木立の下で、昼食を摂りました。
風に揺れる木々からの木漏れ日が、涼しさをやさしく届けてくれました。

今日の行先は、『神仙沼(しんせんぬま)』でした。
一昨年にも、一度行ったことがありました。
その時は、夕方近かったことと、平日だったこともあって、人がまばらでしたが、
今日は、午後２時頃でしたし、３連休の最終日。
駐車場では、前回よりも多くの車や人がおられましたが、混雑…ということはありませんでした。

「神仙沼の名前の由来は、神様や仙人が住んでいる沼ということかしら…？」と言いながら、
沼までの約１Kｍの木道を歩きました。
私は尾瀬には行ったことはありませんが、「尾瀬みたい…」と言っておられる人がありました。
エゾカンゾウやワタスゲも咲いていましたので、きっと似た雰囲気なのでしょう。

ちょうど昨日のことですが、私は主人に話をしました。
私は、体力的にも少しずつ無理が効かなくなっていることを実感しています。
お仕事はもちろん、旅行やお出掛けなど、できるだけ主人との時間を過ごしたいのですが、
ままならなくなることも考えられます。
私のために、主人がやりたいことを我慢することになるのは悲しいことです。
大好きな人…だからこそ、やりたいことに向かって進んでほしい…。
そう思っています。
一緒にいたいけれど、でも、一緒が無理になれば、離れていても応援してあげたい。

結婚するとき、「私の愛するこの人が、ずっと幸せでありますように…」と思いました。
私は、そのためにそばにいたい。
私に、そうしてあげることが出来なくなった時は、離れてあげたい。
今も、もちろん、そう思っています。


今日、『神仙沼』を見渡せるベンチに主人と並んで座り、心地よい風を感じながら、
主人のお蔭で、私がずっと幸せに暮らしてくることができた事に感謝しました。
その、もらった幸せに感謝しながら、これからも生きていきたいと思ったのです。


木道を歩いて行きます。


　神仙沼は静かでした。


　エゾカンゾウが、ポツリポツリと咲いていました。


　ワタスゲも…。


　遠く、岩内の海越しに見えるのは、積丹半島です。


　今までは、あなたに護られ、手を引かれながらも、一緒に歩いてくることができました。
　これからも、仲良く並んで、手をつないで歩いて行けたら嬉しいのですけれど…。
　

好きなこと

今日は、早めにお仕事を済ませましたので、久しぶりに、私の好きなことをしていました。
好きなことと言いましても、実は好きだったことを忘れていたのですが、
やり始めていると時間がどんどんと過ぎてしまったのです。
『好きな事だから、早く時間が過ぎるんだわ…。』と思ったくらいです。

その、好きな事とは…、家の間取りを見ることです。
今、北海道でお借りしているコンドミニアムが、来年も借りられるのかが、
すぐにはわかりませんでした。
この辺りのコンドミニアムは、この時期、来年分の価格が決まっていないのです。
そのため、滞在中に、あちこちを見て回り、価格が出た時に申し込みができるよう、
カタログを見たり、パソコンで調べたりしているのです。

一人暮らしをしている頃、新聞の折り込みの、マンションなどの間取りを見るのが好きでした。
間取りを見ては、『もし家を買うのならば、こんな間取りがいいわ』などと想像をしていたのです。
そのうち、方眼紙を買って、間取りを書いて楽しんだこともありました。

結婚して数年した頃、そろそろ私達も購入しようかと、モデルハウスやモデルルームの見学に
行ったことも何度かありました。
それは、私にとっては、とても楽しい時間でした。
それまでの想像の世界から、実物を見て、確認をして、夢を広げて…。

山梨の我が家を買う時もカタログを取り寄せ、何度も何度もカタログを見ては想像し、
カタログに書かれた寸法をメジャーで確認しては想像したのです。
私があまりにも熱心(と言いましょうか、楽しんでいたのです)なので、
「それならば、そのモデルハウスを見に行こう」と、主人が言ってくれました。

モデルハウスは、希望のものとは違うタイプでしたが、
少し離れたところにある希望のタイプを見せていただきました。
それをとても気に入ったのは、主人の方でした。
もちろん私も、気に入ったのですが…。

そこで、すぐに、「これを建ててください。」と主人が言ったのです。
それには、さすがの私も驚きましたが、販売会社や工務店さんのご尽力があって、
立地条件の良い場所も提供してくださり、無事、我が家が完成しました。

それを機に、私の『間取りの研究』も、一旦落着したかと思いきや、
コンドミニアムを借りることが多い最近では、またまた、楽しい時間が増えています。

今日も、そうしながら、コンドミニアムの位置を、地図を片手に探していました。
間取りが良さそうなコンドミニアムが見つかると、「あの坂を下りたところだわ。」などとわかります。
このニセコ辺りも、もう３年目ですから、かなりわかるようになってきましたので、
楽しさも倍増しています。

明日も時間があったら、間取りを見ることにしましょう。


　夢が広がって、楽しめます。


　建物の名前も書いてあって、こんな地図があると、更に楽しいです。

ちょっとヒンヤリ…

この辺りの今日の最高気温は、２０度止まり。
日差しがないときには、窓を開けていると肌寒ささえ感じて、
今日は、夕方の早い時間から窓を閉めていました。

今日は、全国的に大気の不安定な状態と言うことで、
あちこちで大雨や雷がなどあったようですが、
幸い、ここでは、そんな雲行きを心配することはありませんでした。

山梨もそうですが、こちらの多くの建物には冷房の設備はありません。
このコンドミニアムもそうですが、日中の気温がかなり高くなっても、
夕方から夜にかけての気温は下がってきますので、暑さで眠れないことはありません。

６月４日に、こちらに到着した日は、日中の気温が３１度になっていました。
北海道のこの地では記録に残るほど珍しいことと言うことでしたが、
その日ですら、夜には気温が下がりました。
地形が大きく関係しているかとは思いますが、有難いことです。

我が家では、１月２月は沖縄、３月から５月は山梨、６月から８月を北海道…と
移動して生活をしています。
山梨での３月４月と１０月から１２月に暖房を使う以外は、
自然の空気の中で暮らせます。
身体にやさしくて、心地良く暮らすことができることを嬉しく思っています。

今日も、室内は心地良い気温湿度になっています。
ゆっくりと休めそうです。