我が家では、朝食時間に、朝ドラの「花子とアン」を見ています。
今週、主人公のはなは、好きになってはいけない人を好きになってしまい、
その人を忘れようと思うのですが、忘れられないことに苦しんでいました。
失恋のあげく、仕事でも失敗続きのはなは、勤め先の出版社をしばらく休むように告げられ、
生まれ故郷の甲府に帰ります。
帰ってきた娘の様子がおかしいことに気付いた母、ふじは、
「もう大人なのだから、東京に帰ってこぴっと話しをしなければいけない。」と言い、
不安そうなはなを、優しく抱きしめるのでした。
このドラマの中で、私はふじの温かさを、いつも感じてきました。
明治の時代の貧しい農家に生まれ育ったふじは文盲でしたが、
東京に出た娘からの手紙を読むために、一生懸命文字を習いました。
やがては、文字を書けるようにもなります。
朝から晩まで、畑仕事や藁仕事など働きづめですが、貧しさから抜け出せる兆しは一向にありません。
それでもふじは、愚痴を言いません。
そればかりか、子供たちのちょっとした仕草などから、子供たちが考えていることなどを察して、
子供たちが望む道を気持ちよく選択させてやるのです。
子供が手から離れる寂しさはあるけれど、望む道を歩かせたい…、
もし、母のもとに帰りたいと思う時には、いつでも帰ってくるといいよ…。
ふじの中には、いつもそんな広くて深い気持ちがあるのです。
母としての大きな優しさに、胸を打たれることがしばしばありました。
母の心の中には、いつも子供のことがあるのですね。
そして、母もまた、心の中にいつもいてくれるのです。
亡くなった母のことを思い出しました。
今日は、母の命日です。
今週、主人公のはなは、好きになってはいけない人を好きになってしまい、
その人を忘れようと思うのですが、忘れられないことに苦しんでいました。
失恋のあげく、仕事でも失敗続きのはなは、勤め先の出版社をしばらく休むように告げられ、
生まれ故郷の甲府に帰ります。
帰ってきた娘の様子がおかしいことに気付いた母、ふじは、
「もう大人なのだから、東京に帰ってこぴっと話しをしなければいけない。」と言い、
不安そうなはなを、優しく抱きしめるのでした。
このドラマの中で、私はふじの温かさを、いつも感じてきました。
明治の時代の貧しい農家に生まれ育ったふじは文盲でしたが、
東京に出た娘からの手紙を読むために、一生懸命文字を習いました。
やがては、文字を書けるようにもなります。
朝から晩まで、畑仕事や藁仕事など働きづめですが、貧しさから抜け出せる兆しは一向にありません。
それでもふじは、愚痴を言いません。
そればかりか、子供たちのちょっとした仕草などから、子供たちが考えていることなどを察して、
子供たちが望む道を気持ちよく選択させてやるのです。
子供が手から離れる寂しさはあるけれど、望む道を歩かせたい…、
もし、母のもとに帰りたいと思う時には、いつでも帰ってくるといいよ…。
ふじの中には、いつもそんな広くて深い気持ちがあるのです。
母としての大きな優しさに、胸を打たれることがしばしばありました。
母の心の中には、いつも子供のことがあるのですね。
そして、母もまた、心の中にいつもいてくれるのです。
亡くなった母のことを思い出しました。
今日は、母の命日です。
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