ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

チームジャパンの優勝とピカピカのキッチン

2009年03月24日 | ひとりごと
もう日にちが変わっています。
でも、これを書かずに寝るわけにはいきませんでした。
今年の決勝戦は、大学バスケットの試合にも邪魔されることなく、1回の表からちゃあんと放映してくれたし、試合の後半は解説者さん達も真面目に試合の内容を伝えてくれたので(試合の前半は、これからのチームUSAをいかに鍛えるかとかを熱く討論しちゃったりして、試合なんかそっちのけでしたから)、とても満足しています。
まあ、欲を言えば、優勝セレモニーとか表彰の様子とかMVPの発表とかも見せてもらえたらな~と思うのですが……。








そしてもう一枚。日本の勝利を祝って、エンパイアステートビルがライトアップしてくれました。



それにしても、あんなに緊迫した、互いに力を出し切った互角の戦いを、4時間以上も続けた選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。
どちらのチームも素晴らしかった。決勝戦にふさわしい、ゆったりとソファなんぞに座って観ていられない、見事な戦いっぷりに感服いたしました。

岩隈投手のなんとも穏やかで上品な微笑み、杉内投手の奥歯をギリギリと噛み締める音が聞こえてきそうな投球、ダルヴィッシュ投手の若々しい闘志と雄叫び、あんな大舞台でちゃんと仕事ができるなんて、うちのT&Kとそれほど年も違わないのに、ほんと、すごいなあ
今夜試合に出場したすべての選手の皆さん、9年も日本から離れていると全く知らない顔も多かったのだけれど、
世界に誇れる賢さと技術と能力を備えている上に、練習熱心、研究心旺盛、非の打ち所が無いと、解説者さんがべた褒めしているのを聞いてめちゃくちゃ嬉しかった。
イチローも、最後の最後の試合で爆裂。あんな一番勝負の場面で、きちんと仕事ができる心の強さと身体能力はやっぱりすごい!
解説者さんのひとりが、「あ~あ、彼を誰やと思てるんやろ。あんなとこに投げたらあかんわ~あんなとこにぃ~」と何回も言っておりました。
わたしはそれを聞きながら、なにをおっしゃる、あんなとこに投げてくれてほんまにありがとぉ~っ!と手を合わせて拝んでおりました。

今夜もまた、台所のちっちゃなテレビでひとりぼっち観戦。Tとはチャットで回が変わるごとに話しました。
今夜のような恐い試合は、やっぱりひとりでは観たく無かったです。
もう座ることもできなくて、キッチンテーブルの周りをうろうろ、床を拭き拭き、カウンターをゴシゴシ、なんだかめちゃんこきれいになりました。

勝った瞬間、ちょっと泣けました。ほんとに素晴らしい試合でした
選手の皆さん、監督、コーチの皆さん、それからお世話係のスタッフの皆さん、本当に本当にありがとうございました
コメント (14)
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