ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ゴルフ三昧にハンバーガー、中華に焼肉、そして温泉。それがこの暴力団の最高責任者

2016年07月23日 | 日本とわたし
同じ日本の、他の県からわざわざやって来て、穏やかな暮らしや豊かな自然を守りたいと争った住民に暴力を振るった人たち。












その最高責任者がこの男だ。



(7月19日の動向)

午前8時現在、山梨県鳴沢村の別荘。
朝の来客なし。
 
午前11時21分から午後0時35分まで、北村滋内閣情報官。

同36分、別荘発。
午後0時46分、同県富士河口湖町のハンバーガー店「ムースヒルズバーガー」着。
北村内閣情報官、秘書官と食事。
 
午後2時3分、同所発。
午後2時13分、別荘着。
 
午後6時51分、別荘発。
午後6時59分、同町の中国料理店「異彩中国菜館 湖宮」着。増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務らと食事。
午後9時8分、同所発。
 
午後9時16分、別荘着。同17分、増岡氏らが入った。
20日午前0時現在、別荘。新たな来客なし。


(7月20日の動向)

午前6時55分、山梨県鳴沢村の別荘発。
同58分、同県富士河口湖町のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」着。
増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務らとゴルフ。
 
午後2時47分、同所発。
同51分、別荘着。
21日午前0時現在、別荘。来客なし。(2016/07/21-00:06)


(7月21日の動向)

午前8時現在、山梨県鳴沢村の別荘。
朝の来客なし。
午前中は来客なく、別荘で過ごす。
 
午後1時2分、別荘発。
午後1時13分、同県富士吉田市の温泉施設「ふじやま温泉」着。入浴。
午後3時13分、同所発。
 
午後3時24分、別荘着。
同6時13分、別荘発。
午後6時25分、同県富士河口湖町の焼き肉店「鉄庵」着。
渋谷耕一リッキービジネスソリューション社長、加計孝太郎学校法人加計学園理事長と食事。
午後8時29分、同所発。
 
午後8時39分、別荘着。
22日午前0時現在、別荘。来客なし。(2016/07/22-00:13)


(7月22日の動向)

午前6時55分、山梨県鳴沢村の別荘発。
午前7時19分、同県山中湖村のゴルフ場「富士ゴルフコース」着。
渋谷耕一リッキービジネスソリューション社長、加計孝太郎学校法人加計学園理事長らとゴルフ。
 
午後1時52分、同所発。
午後2時19分、別荘着。
 
午後4時1分から同10分まで、北村滋内閣情報官。
同11分から同14分まで、堀内詔子自民党衆院議員。
同15分から同5時34分まで、北村内閣情報官。
 
午後7時20分、別荘発。
同29分、同県富士河口湖町の中国料理店「異彩中国菜館 湖宮」着。
山崎学日本精神科病院協会会長らと食事。
 
午後9時31分、同所発。
同41分、別荘着。
23日午前0時現在、別荘。来客なし。(2016/07/23-00:07)


「菅長官は工事を正当化するが、『軽減』どころか負担増」






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『基地権密約』『地位協定』の廃棄&『外国軍基地を置かない』と憲法明記の運動を起こし沖縄と共に闘おう!

2016年07月22日 | 日本とわたし
標的の村・高江。
沖縄。やんばるの東村は、米軍のジャングル演習地に囲まれています。
演習場の中に、住民の方々が生活しているといっても過言ではないという、ひどい環境に置かれています。
しかも、通常は当然設置されるフェンスもなく、だから住民の自宅の庭や畑と演習場がつながっているという、異常な状況を強いられてきました。

高江の住民の方々は、ベトナム戦争の最中、老若男女違わずベトナム人の格好をさせられ、米軍の戦闘訓練の標的にされました。
そして、生活環境はもちろん、稀に見る豊かな自然の宝庫であるやんばるの森を守るため、さらなる米軍施設の建設に抗議する住民が、言いがかりのような理由で国に訴えられました。
その、長年にわたる沖縄での抗議活動の様子は、全国ニュースではほとんど取り上げられません。
だから、沖縄以外の地域で暮らす人たちの中には、沖縄の苦しみ、悲しみ、怒りが染み込んだ、いまだに戦争の島として生きていかなければならない理不尽さを、知らない人が多いのです。
ほんの小さな集落なんだから、騒音と危険を押し付けてもどうってことはない。
人を人とも思わない人間たちによって、権力側の常套手段である仲間内の分断『沖縄県民同士の争いに仕立て上げる(抗議する沖縄県民とそれを排除する沖縄県警)』が成り立ってしまいました。

何度も言いますが、わたしは、福島の原発事故が起こるまで、原発問題も核問題も基地問題も、気にはなるけれど、その場に住んでいるわけでもないし、
どれもこれも問題が大き過ぎて考えても仕方が無いし、だから申し訳ないけれども自分には手に負えないから、みなさん、頑張ってください、などと考えていました。
そのような考え方や生き方が、正しくないと分かっていたけれども、だからといって一度身を置いてしまったら、生活のリズムが無茶苦茶になると思い込んでいました。
わたしは本当にバカでした。
ひどく間違っていました。
わたしは日本に生まれ、43年間日本に暮らしました。
こちらに移り住んで16年が経ちましたが、いろんな場面で褒められたり、尊敬してもらったりするたびに、わたしの中に脈々と流れている日本というものを強く感じてきました。
でも、わたしは本当に知らないことが多すぎました。

『日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか』
『日本はなぜ、『戦争ができる国』になったのか』


矢部宏治さんが書かれたこれら2冊の本を読めば、日本がいかに占領されたままの状態にあるかを理解できます。
ほんの一部ですが、引用します。

「アメリカとの条約が、日本国憲法よりも上位に位置する。
これは占領期の違法な権力構造ですが、これを法的に確定してしまったのが砂川裁判だったのです。
そして、日米安保条約などの条約は、日本の航空法など、一般の国内法よりも強く、上位にあるので、
一旦条約が結ばれると、必要に応じて、日本の法律が書き換えられたり、「特別法」や「特例法」がつくられることになります。
米軍機がなぜ、日本の住宅地上空で、めちゃくちゃな低空飛行ができるのかという問題も、
「日米安全保障条約」と、それにもとづく「日米地位協定」(在日米軍がもつ特権について定めた協定)を結んだ結果、
日本の国内法として「航空特例法」という法律がつくられているからなのです。
米軍機は、高度も安全も、なにも守らずに、日本全国の空を飛んでよいことが、法的に決まっているということなのです」


沖縄の人たちは、戦後ずっと、基地問題で闘ってきました。
ただ普通に、爆音や事故に悩まされない、静かな暮らしがしたい。
子どもたちに、普通の暮らしを受け継がせてあげたい。
豊かな、壊されたら二度と戻ってはこない自然を守りたい。

わたしたちには何ができるのでしょう。
わたしたちは何をしなければならないのでしょう。

この『日米安保条約』と『地位協定』を、そして『基地権密約』を廃棄させるべく、憲法にこのふたつのことを明記するよう呼び掛けましょう。
これは、以上で紹介した『日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか』の276ページに書かれているものです。

『唯一、状況を反転させる方法は、憲法にきちんと、『日本は最低限の防衛力をもつこと」と書き、
同時に、『今後、国内に外国軍基地をおかないこと」を明記すること。つまり「フィリピンモデル」です。
そして、米軍を撤退させ、米軍駐留の結果として機能停止状態におちいった日本国憲法の機能を回復させる。
日本がふたたび侵略的な戦争をする国になることを防ぎ、加えて「大地震の活動期を目前にした原発再稼働」という狂気の政策を止めるには、この方法しかありません』


沖縄の現地に駆けつけることができないわたしたちは、この呼び掛けを強くしっかりとやり、全国に広めていかなければなりません。
時間があまりありません。
がんばりましょう!

前回の記事でも紹介させていただいた写真家・森住卓氏が、フェイスブックで伝えてくださった高江の様子を、ふたたび紹介させていただきます。

https://www.facebook.com/takashi.morizumi/media_set?set=a.10207489360971383.1073741924.1209393433&type=3&hc_location=ufi

国は予告通り早朝から、警視庁、神奈川、愛知、大阪、福岡などから、機動隊500人以上を動員し、沖縄県警とあわせ1000人近くの戦力で、高江に襲いかかってきた。
早朝、県道70号線を、北と南から封鎖し、外部の出入りが出来なくした後、5時には、北と南から、高江のN1ゲート前に押し寄せてきた。
前夜から、住民は、車両百数十台を駐車し、機動隊の侵入を阻止していたが、レッカー車で次々排除し、数民の座り込むテントに押し寄せていった。

1879年、明治政府が、500人の軍隊を動員し、首里の琉球王朝を倒し併合した。
いわゆる、琉球処分を思い起こさせる。
まさに力尽く。
問答無用。
安部政権の最後の断末魔は、歯止めがきかない。
オスプレイの騒音や低周波に悩まされないで生きたい、自然豊かな環境で静かに暮らしたいという、当たり前の願いさえ、安部政権には通じない。
こんな人権と民主主義破壊の暴挙を、許しておいて良いのか?
全国の世論を、急速に盛り上げなければならない。

圧倒的な暴力の前に、いったん撤退ですが、闘いはさらに大きく広がっていくでしょう。
こんな問答無用のやり方がありますか?
絶対許してはなりません。
この局面は負けかもしれない。
しかし、高江は全国区になり、住民の声は全国に届いた。
この安部政権の暴挙を許しているのは、本土の世論です。
問われているのは本土です。


昨夜から機動隊が動き出していた。




































































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3年前の8月16日に放映された『標的の村・国に訴えられた沖縄の住民たち』を文字起こしをしました。(話し言葉を省略しています)

『標的の村』 国に訴えられた沖縄の住民たち
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2013/09/post-0c0d.html

映画で戦争を考える~標的の村~
2013.08.


ゲスト:藤井 誠二(ノンフィクションライター)
VTR出演:三上 智恵(琉球朝日放送報道部)
8月10日(2013年)から順次全国で公開される「標的の村」は、琉球朝日放送が追い続けた、"沖縄の戦い"のドキュメントだ。
沖縄、山原の東村は、米軍のジャングル演習地に囲まれた村。
この演習地に、新たにヘリパッドが建設されることを知った住民は、反対運動に乗り出す。
このヘリパッドは、いずれ、「オスプレイ」の訓練施設となるからだ。
しかし、立ち上がった住民の前には、国からの、考えられないような障壁が立ちふさがる。
そして、やがて彼らの反対運動は、「オスプレイ配備反対」の戦いとなり、運命の日を迎える...。
内地では、ほとんど報道されることのない沖縄の真実を、この映画は伝える。

↓以下、文字起こしはじめ

『標的の村』

沖縄県の北東部に位置する東村。



自然豊かな地域。
高江という集落。



米軍演習場のど真ん中にあって、普段から住民は危険に晒された生活をしている

2007年に、高江集落を取り囲むように、米軍ヘリの発着場であるヘリパッドを、6つも建設することになった





ここにはオスプレイも発着する
東村はすごく広い。
高江はその少し奥まったところにある、やんばると言われる自然豊かな所の一角
非常に狭い小さな集落。
普通は設置されるはずの集落と演習場の間にフェンスが無い
住民の自宅の庭と練習場がつながっている
演習場の中に住民の方々が生活しているといっても過言ではない地域

『標的の村』は高江が舞台。

予告編の映画の中に4つのポイントが集約されている。



1. 高江の住民は米軍の戦闘訓練の標的にされた。
2. 抗議行動をとる住民が国に訴えられた。
3. 沖縄での抗議活動の様子は全国ニュースでほとんど取り上げられなかった。
4. 沖縄県民同士の争い(抗議する沖縄県民とそれを排除する沖縄県警)


大きなポイントというのは、1.と2.にある。
ベトナム戦争時代に、米軍の訓練する場所として設定し、高江の女性も子供も含めた住民を参加させ、銃を向けられる。
標的にされていた沖縄に対する、占領国米軍からの、人を人とも思わない、ある種実験台にするような視線を感じる。
このドキュメンタリー映画を作った地元の琉球朝日放送は、枯葉剤の問題をずっと追求している。
(高江に作られた)ベトナム村にも、枯葉剤が持ち込まれていた
ベトナム村を作るときに、広場の草を狩るために用いている。
実際に、那覇港から、大量の枯葉剤が持ち込まれた
それを運んだ米兵が、健康被害を受けたとして、アメリカで訴えを起こし認められている。

そういった意味でも、非常に危険なものが、沖縄で米軍が使っていたという事実に、ショックを受ける。

抗議行動している住民の人たちが、国から訴えられた。
15名が、通行妨害をしたということで訴えられた。







権力を持つ国側が、そういう裁判をして、抗議運動を冷やしてしまう。
権力にとって1番有効な方法論は、身内を分断させるという事。
仲間内で、対立を招くような方向にもっていく。
今回の裁判は、狙い撃ちのように、そこにいなかった子供まで訴えられている、非常に悪辣なやり方。

標的の村は91分の映画だが、8分37秒にまとめたので、観てもらいたい。

































































高江という集落だけではなく、住民の一人一人の命が、標的にされている。
私たちが、普段味わっている平和というものは、こういった人々の犠牲と、苦しみの上に成り立っている。
福島のような、原発がある地域もそうだが、地域の中の仲間や共同体が、分断される中で、人々がそこで苦しんでいる。
その上に立って、私たちが生活をしている。

学校の教室の中でも、分断が存在している。
一体、何年こんなことをやっているんだ、という思いがある。

沖縄に、戦後、ものすごい莫大な、天文学的な数字の補助金が、吸い込まれた。
内地には、それだけもらっているならいいではないか、という意見もあって、だから文句を言うんじゃないと言う人たちもいる。
けれども、この映画に現れているのは、基本的な人権そのものが、あまりにも侵されているという次元の話で、許されるべきことではない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

標的の村の監督、三上智恵さん。
三上さんは、琉球朝日放送のキャスター兼ディレクターで、長年にわたり、米軍基地問題に苦しむ沖縄の人たちの姿を取材している。

三上智恵監督:
私が、これを映画にするきっかけになったのは、去年の12月に、標的の村の1時間バージョンを放映したときに、
いろいろ努力はしたが、ローカルでしか放送できなかった。
沖縄の局がちゃんと伝えてくれないと、私たちは加害者になりたくないのに、知らなくて加害者になるのはもう嫌だ、と言う意見がけっこう着た。
知らないことで誰かを痛めつけて、その上で生きていたくないと思う、まともな日本人は、まだまだたくさんいると思う。
どっちかって言うと、逃げているのはメディアではなかったのかと。
何か過激なことをしている人たちを取り上げると、自分が責任を取らないければいけなくなる。
たくさん責任をとらなければいけない立場の人たちが、それぞれ少しずつ逃げていくので、大事な問題が伝わらなくなった、と私は思っている。
多分、望む答ではないと思うが、一人一人がズルをしているから、伝わらないんだと思う。


Q. 高江が、オスプレイの訓練地になるという認識は、前からあったのか?

三上智恵監督:
2007年には、あそこがオスプレイの訓練地になると確信してたから、報道はしていた。
ただ、本当に、この村を標的にして訓練をする、可能性があるのかないのかについては、まだ最初は懐疑的だった。
でも、何度も何度も高江に通うと、観光バスぐらいの大きなヘリが、自分の頭上をぐるぐるぐるぐる、(ヘリの)窓を開けて(地上にいる)自分のことを見ながら回る。
それを実際に見ると、何らかの目印になっていることを実感できる。
でも、それでもやはり、訓練の中に組み込まれているかどうか、確信は持てなかった。
でも、そこで、ベトナム村と言う話が出てくるのだが、そこに気付いてからは、高江をやらないとダメだし、
追い込まれていく高江、戦争の訓練に、これからもさらに巻き込まれて、標的にすらされていくかもしれない高江という地域は、沖縄の縮図だから、
ここから、沖縄が今も抱えている状況を、全国に伝えていけると確信して、高江を取材していた。

Q. 県民同士が争っている姿を移すことについて

三上智恵監督:
今回の、私たちの標的の村は、ある意味で、自分たちの裸踊りみたいな、客観的に自分たちを演出しきって出しているものではなく、
今すぐ、全国の人に知ってもらわなければいけないものを、慌てて持っていって、
そこには、私たち報道の敗北そのものが、映し込まれていて、こんなふうに、県民同士が戦うシーンにすり替えられていく。
それを泣きながら報道する報道機関。
それでいいのか?などと、いろいろ考えてもらうこと自体をよしとして、あれを出している。
もちろん、批判していただいて結構。
もっとまともな報道するべきだと思われても、全然構わない。
ただ、実態はああいうことで、県民があんなに衝突し合っているところで、冷静にカメラを回し、冷静に編集することが尊いなどとは、ひとつも思っていない。
怒りの主体であり、涙を流す主体は、やはり私たち沖縄県民だから一緒なのだ。
そこをこう、距離間があるように、あたかも冷静に、芸術点も最後上げながら、きちんと編集しましたっていうものをもっていく方が、潔が悪い感じが自分はしている。

反対運動をしている人たちだけが戦っている、と思っていない。
戦争からの沖縄の歴史の中で、私はいつも、起点を1945年(1月に米軍が沖縄に上陸)に置いて、ものを見る癖がついている。
1945年にどうだったのか、そこから考えると、沖縄はそんな戦争の島として、永遠に生きていかなければならないわけがない。
だから、日米の、いろんな戦争のものをずっと置かれている事は、やっぱり異常なことだ。
利益を受けている人がいるだろうとよく言われるが、利益を受けている人が、同時に被害も受けているんだったら、話は分かるが、
利益を受ける人と被害を受ける人が違っているのであれば、両方沖縄の人だからいいでしょ、と言われる筋合いは全くない。
被害だけ受けている女性や子ども、そういう被害を受け続けている人がいるのに、基地があった方が経済的にいいでしょうという、違う次元の話をされても、それはもう、違うとしか言いようがない。
沖縄側に立ちすぎると言われても、東京を中心とした日本の利益と、沖縄の利益が一致しない間に立つなど、何の意味もない。

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なぜ米軍が、勝手に、あんなめちゃくちゃなことできるのか。
日本は、戦争に負けて、条約ができたらすぐに、戦勝国は出て行かなければならなかった。
だけれども、その中に、特別な条項が残され、アメリカが残るようにできてしまった。
その残ったアメリカが、日本のどこにでも基地を作れて、どこでも活動が自由にできるというのが、残されてしまった(密約なども含めて)。
それをサポートするのが、日米地位協定。
それによって、日本中にある米軍基地の中で、米軍が、ものすごい特権を許されている。
そういった日米地位協定というものは、明らかに、占領国のままの内容である。
犯罪を犯しても、米軍基地に逃げ込んでしまえば、そのまま向こうの法律で裁かれる。
女性がレイプされたり、性犯罪が起きても、軽い罪で終わってしまう。
拘束できないっていうことが、よく報道される。
そういった、我々がまだ、いまだに植民地状態、占領状態にされてるままで、それでいいのかということを、考えなければいけない。
今、憲法改正を言われているが、それは押し付け憲法だから変えると、安倍さんたちは言っているが、
その押し付け憲法より以前に、この地位協定、我々がまだ、アメリカの従属国状態に、占領状態に置かれていることを担保している日米協定から、まず変えるべきであって、その後に、憲法改正に行ったほうが、論理的に正しい。

歴代の総理は、沖縄の負担を軽減する、誠意を持って取り組みたい、と口では言うが、
反対運動する住民を、分断させるような意味合いを持った、民事提訴をする。
地位協定も、運用で米軍と交渉すれば、もう少しやりようはあるはずである。
この努力を放棄している、としか言いようがない。

今、沖縄では、以前にも増して、沖縄差別という言葉が使われるようになってきている。
日本の基地の75%があり、オスプレイも事前告知がほとんどなしで、いきなり飛んでくる。
それに対して、日本政府が、満足に手を打てない。
基地を代わりに受け入れてくれる自治体もない。
日本の中で、沖縄が、かなり差別をされているという認識が広がっている。
独立論というものが、大真面目に語られているという状態。
差別をしている人間というような視線で見られている、ということを、私たちはもっと自覚をしなければならない。
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「沖縄高江はまるで戦争です。メディアはこの戦争を黙殺しています。この異常事態を伝えて!」三上智恵監督

2016年07月20日 | 日本とわたし
沖縄県の高江では、ヘリパッド建設の強行が、参院選直後の明け方から始まっています。
ヘリパッドは、高江の集落を囲むように、全部で6箇所建設される予定で、そのうちのすでに完成した2箇所には、すでにオスプレイが配備されてしまいました。

6箇所すべてを完成させるための工事に抗議する市民の人たちを排除するため、全国から集めた1000人という、異常ともいえる数の機動隊を投入しました。
高江は、那覇から車で3時間。
住民の数は約160人、とても小さな集落です。
そして、やんぱるの森という、世にも美しい緑と、豊かな種類の生き物が住む、素晴らしい森があります。
そんな小さな村の近くにあるダムには、抗議の人々が使う公衆トイレがあるのですが、そこでは警察が検問しているのだそうです。
そしてその1000人もの機動隊は、少し離れたホテルに寝泊まりしながら、抗議をする住人や人たちをごぼう抜きするのです。
抗議のテントの撤去も始まるといわれています。

高江のヘリパッドは、1996年12月の『沖縄に関する日米特別行動委員会』において、米軍北部訓練場の一部を返還する条件として、建設されることになったのですが、
このとき国は、オスプレイ配備の可能性を把握していながら、住民には全く知らせませんでした。

『それから説明会も何もなく、工事を強行し、年間1200回という、オスプレイの高江での訓練は、もう始まってしまった』
『返還を口実に、恩着せがましく振る舞い、より便利な訓練場を、日本の税金で用意して頂こうという、アメリカ軍の常套手段』


不条理な権力の横行に苦しめられてきた沖縄を、ずっと撮り続けておられる三上智恵監督の言葉です。

高江の人たちは、毎日毎晩、超低空飛行するオスプレイの爆音に、苦しめられています。
夜の11時近くまで飛んでいるのです。
騒音、低周波、振動、そして恐怖。
気が休まらず、気が狂いそうになると、大人のげんさんがおっしゃっていました。
もちろん、そんなだから、子どもたちも眠れず、学校にも行くことができません。
家族で避難している人たちもいます。

今でさえそうなのですから、6箇所のヘリパッドが完成してしまったら、年に4000回もの低空飛行が実施され、もう高江には人が住めなくなってしまいます。

もうわたしたちは、沖縄を他人事にしてはいけない。
気にならないわけではないけれど、気の毒だとは思うけれど、などと言って済ましていてはいけない。
自分の身に同じことが起こったらと、一所懸命に想像し、同情し、何か自分にできることを見つけて行動しなければならない。
弱っている人、困っている人を、助け合い、支え合いして、引き上げていく。
誰もが同じように幸せに、というのは無理な願いかもしれないけれど、このような理不尽な暴力に晒されている人たちを、無視してはならない。

だからどうか、伝えてください。
国が振るう暴力に立ち向かえるのは、潰された目を取り戻した市民の数の力です。

******* ******* ******* *******

写真家・森住卓氏が、フェイスブックで伝えてくださる高江の非常に厳しい様子を、ここに紹介させていただきます。

森住氏は、イラクの子どもたち(爆弾を落とされる)の側に立ち、徹底的に取材を重ね、シャーロット・アルラブロン氏と共に、写真集『私たちはいま、イラクにいます』を出版した写真家です。
イラクのみならず、理不尽な暴力を受け、被害に苦しみながらも、力強く生き抜こうとする人々の姿を、場所を問わず出かけて行き、映像に残す作業をし続けておられる方です。
だからこそ、この沖縄の高江で起こっている権力の暴行を、全く伝えようとしない本土のマスコミの代わりに、ずっと公開してくださっているのだと思います。

7月16日の高江

N1ゲート前













北部訓練場内に、急ピッチで建設が進むプレハブの建物。
作業員の宿舎になるのか?
この4日間に運び込まれた建設資材。



N1ゲート前、24時間の攻防が始まった。






7月17日の高江

7時20分過ぎ、負傷者が出てしまった。
警察は手当もせず、数メートル離れたところから眺めていた。
突き飛ばした機動隊員は、カマボコ車両に逃げ込んでしまった。







動画撮影していたカメラマンの撮影を妨害する機動隊。











7月17日の高江

明けやらぬうちから機動隊が徹夜で座り込む市民を排除。














7月19日の高江

今日も、早朝6時頃から動き出した。
警視庁、千葉、神奈川県警も配備され、弾圧体制が整ったようだ。
県道70号線高江の新川ダム入口で、検問が行われ、北上する車両のチェックが始まった。
ヘリパッド建設反対の市民は、検問は通行の自由を侵すと抗議。
検問を行っていたのは福岡県警。
抗議する市民を排除するために、警視庁、神奈川県警も駆けつけた。

戒厳令の村、7月19日。
明日、排除強行か?


やんばるの森が明けた。



衛局職員は、N1ゲート前のゲートと、駐車中の車両の間で、2時間ごとに交代で立っている。
胸を張って出来る仕事ではなく、終始うつむいている職員もいる。












安次嶺現達、げんさんは、当時7歳の娘さんも含め、「通行妨害」で国に訴えられた。













(まうみ注・ここに、げんさんがまとめられた高江の現状報告を、以下に転載させていただきます)
やんばる東村 高江の現状
http://takae.ti-da.net
2016年07月07日

高江の現状報告

高江在住、安次嶺雪音さんからの現状報告を転載します。
住民の会 (S)

高江の現状報告です。

皆さんこんにちは。
高江区民の安次嶺と言います。

6月20日頃から、毎日毎晩、オスプレイが我が家の上空を、超低空で飛びまわっています。

夜は11時近くまで。
2週間になります。
こんなことは初めてです。

7月4日の独立記念日前後は、静かな夜を過ごせて、安心して眠りましたが、
また昨晩、飛びだしました。

正直、気が狂いそうになります。

騒音、低周波、振動、恐怖、気が休まりません。

子供達も眠れず、学校に行くことができません。

今日も、国頭村に、子供達を連れて避難しました。
(しかし、国頭村の海上も、ヘリがグルグル飛んでいます。沖縄はどこにいても同じなんです)

「オスプレイが来たら、ここで生活ができなくなる」

ずっとその不安がありましたが、ついに現実になってしまいました。

新たなヘリパッドができたら、年間4000回以上、オスプレイが訓練をしにきます。

そうなると、本当に住めません。

こんなに素晴らしい環境なのに。
悔しくて仕方ありません。

私たち人間がこんなにきついのに、ノグチゲラをはじめ、ヤンバルに住む小動物たちは、なおさら生きていくことが厳しくなってくると思います。

何度、役場や防衛局に訴えても、現状が変わることはありません。

そんな中でも、東村教育委員会の方々や企画観光課の方々は、この状況を大変なことだと認識して、今色々動いてくれています。

1日も早く、オスプレイが、米軍基地が、沖縄からいなくなってくれることを願います。

子供達に、平和で明るい未来を手渡したい。

心豊かに暮らしたい。

戦争は絶対に嫌だ。

この現状を変えるために、みなさんの力が必要です。

一人でも多くの人に、高江の、沖縄の、現状を伝えてください。

声をあげてください。

選挙に行ってください。

よろしくお願いします。

安次嶺雪音



7月20日の高江
戒厳令の村 今日も作業強行を押しとどめています。
明日かあさってが本番か?

民意を無視した国の横暴。
問答無用。
いくら選挙で民意が示されても、お構いなく強行する。
選挙なんて意味が無い。
そう思うようになってしまう。
しかし今、その民意に押されているのは、強行しようとする国だ。
今日も緊迫の高江N1ゲートですが、なにも動きは無かった。
押しとどめています。
さらなる緊急の、全国からの抗議と支援を。
今日は、高江の住民・伊佐のオジイが、居ても立ってもおられず、早朝5時から姿を見せていた。
暑いからあまり無理せんでよ。
それからもうひとり。
毎週水曜日、バナナとパンを持って、テントに激励にきてくださる古堅実吉さん。
元国会議員で、鉄血勤皇隊の生き残り。
マイクを握った古堅さんは、87歳になる自分の沖縄戦体験を語り、
「若い機動隊や防衛局の皆さんが、こんな理不尽な仕事をさせられていることが気の毒だ。
上からの命令とはいえ、再び戦争をするための手伝いをしてはならない」と訴えられた。
すでにFBでお知らせしていますが、辺野古高江に座り込む、沖縄戦体験者の証言が本になリました。
「沖縄戦最期の証言 おじいおばあがなぜ新基地建設に反対する理由」(新日本出版社2000円税別)が、今月末に発売されます。
伊佐のオジイ、古堅さんをはじめとする、沖縄戦を生き抜いてこられた方々の証言です。
是非この本をお買い求めください。


https://www.amazon.co.jp/沖縄戦・最後の証言―おじい・おばあが米軍基地建設に抵抗する理由-森住-卓/dp/4406060480




















参院選敗北で安倍政権の沖縄いじめが激化、米空軍機が、沖縄市上空で、照明弾発射の暴挙!
しかし、本土マスコミは、一切報道せず

【LITERA】2016.07.18
http://lite-ra.com/2016/07/post-2425.html

先日の参院選において、大きなトピックとなったのは、沖縄と福島で、現職大臣が落選したことだろう。
とくに島尻安伊子氏は、この参院選を見越して、安倍首相が、県選出で、沖縄担当相に抜擢。
しかし、蓋を開けてみれば、辺野古基地移設反対を打ち出した伊波洋一氏に、10万票も差をつけられて“惨敗”したのだ。
 
2014年の沖縄県知事選に続いて、沖縄県民が、再びはっきりと、“民意”を国に叩きつけたわけだが、
対して安倍首相は、島尻氏を、民間人として大臣を続投させる方針を固めた。
沖縄は、島尻氏に「NO」を突きつけたのに、である。
 
だが、安倍政権は、沖縄に、選挙結果の意趣返しをするかのように、さらにとんでもない行動に出ている。
 
なんと、参院選の投開票の翌日11日から、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場で、ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設工事のための、機材搬入を開始、反対住民を、強制的に排除しはじめたのだ。
 
しかも、住民の数が、たったの約160人という小さな集落に対し、政府は、500人規模の機動隊を、投入することを決定
きょうから順次、配備していく予定だという。
政府は、昨年11月にも、辺野古新基地建設の抗議運動が行われているキャンプ・シュワブのゲート前に、100人規模の機動隊を投入したが、今回はその5倍
この安倍政権の行動はあきらかに、選挙で再び示された沖縄の意志に対して、脅しをかけるやり方だ。
 
まったく、ここまで露骨に牙をむくことができるものかと驚くが、
『標的の村』『戦場ぬ止み』といったドキュメンタリー作品で、沖縄の現実を伝えつづけているジャーナリストで映画監督の三上智恵氏は、
今回の、参院選から一夜明けてのヘリパッド建設工事強行について、「わずか9時間の歓喜」と表現している。

〈国は用意周到に、参院選あけの11日早朝に向けて、高江の工事再開の準備を進めていたのだ〉
〈本当に、現行計画通りにヘリパッドができてしまったら、「負担増」どころではない。
高江は、人が住める村ではなくなってしまう。
あなたの家から400メートルの地点に、突然オスプレイ用のヘリパッドを造りますと言われたらどうするか、想像してみて欲しい〉

(マガジン9「三上智恵の沖縄撮影日記〈辺野古・高江〉」第55回/外部リンク)

『標的の村』に詳しいが、この高江では、ヘリパッド建設工事に反対するため、座り込み抗議を行った住民たちを、
防衛省沖縄防衛局が、「通行妨害」で訴えるという、スラップ訴訟も起こっている

しかも、その訴えられた住民のなかには、7歳の女の子も含まれていた
信じがたい暴挙である。
 
何度も繰り返される、沖縄への暴力──。
しかし、沖縄では、最近もうひとつ、見過ごせない事件が起こっている。
それは今月13日、米空軍嘉手納基地に所属するF15戦闘機が、沖縄市上空で、熱源体の照明弾「フレア」を3発、発射していたのだ。
 
幸いなことに、被害は報告されていないようだが、これをたんなる「誤射」と片づけるわけにはいかない。
こうした頻発するミスこそが、重大事故を引き起こす可能性を、証明しているからだ。
2004年には、沖縄国際大学に、米軍ヘリが墜落するという大事故が起き、日米地位協定の壁に阻まれて、いまだ事故原因の全容解明さえなされていないが、
沖縄ではつねに、このような、理不尽な事故への不安と隣り合わせのなかでの生活を、余儀なくされているのである。
 
しかも、である。
このフレア発射問題を報じたのは、地元紙だけで、読売、朝日、毎日、産経の4大紙は扱っていない
沖縄が抱える現実は、国全体の問題なのに、メディアがこうした姿勢でいるために、いつまでたっても基地問題は、“他人事”になってしまうのだ。
 
米軍属による残忍な殺人事件や、米兵の飲酒運転事故などが、立て続けに起こったが、
基地がある街の苦悩や不条理を、わたしたちはもっと知らなくてはいけない。
頭上を、戦闘機や危険なオスプレイが飛び交い、サッカー場をはじめとする基地跡地からは、高濃度のダイオキシンが検出されるなど、土壌汚染が広がっている
その米軍が放置した、環境汚染の調査のためにかかった約9億8000万円は、日本が税金で賄っているのである。
その一方で防衛省は、米軍基地などの騒音対策であるエアコン補助費を、県内の幼稚園や小中学校など計108施設で廃止する方針だ。
 
だが、そうした現実をもっとも無視しているのは、安倍首相だ。
沖縄の怒りによって誕生した、翁長雄志知事の面会要請を、再三拒否し、翁長知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分に対して、代執行訴訟まで起こした
裁判所の和解勧告によって、協議のための作業部会が、14日も開かれたが、
ここでも話し合いや説明を求める沖縄側に対して、国は“工事再開”の一点張りで、
政府側は、沖縄県への、新たな訴訟提起さえ匂わせている

安倍首相は、5月25日の日米首脳会談後に開かれた記者会見で、「沖縄のみなさんの気持ちに真に寄り添う」などと言ったが、一体、どこに寄り添う気持ちがあるというのだろうか。
 
何度も言うが、沖縄は、14年の知事選、今年6月の県議選、そして今回の参院選と、再三にわたって民意を示している。
しかし、民主的なかたちで沖縄が声をあげているのに、見せしめのように、ヘリパッド建設工事を強行しようと大量の機動隊を送り込み、県民に寄り添うどころか足蹴にしているのである。
到底、民主主義国家のやり方ではない異常さだ。
 
最後に、前述した三上氏の言葉を、もう一度引用したい。

〈今回の選挙で、沖縄を圧迫する自民党政権を圧勝させた人たちは、これから高江で起きることについて、目をそらしてはならない。
自分の一票が支える権力がどこかで暴走していないか監視する義務があるはずだ〉

(水井多賀子)


わずか9時間の歓喜~高江工事再開・民意圧殺の朝~
【マガジン9】
http://www.magazine9.jp/article/mikami/29325/

「おれたちの祝いは8時がピークだ。
伊波さん当確!! 
でも、そのあとは、全国で自民圧勝するだろうから、祝勝会も早めに解散だなぁ…」
 
ヒロジさんの言葉に、場がどっと沸いた。
どの顔も明るかったが、とりわけヒロジさんは、はしゃいでいた。
参院選の夜、辺野古の繁華街の一角にある店を貸し切って、ゲート前の仲間たちが集まった。
辺野古基地建設反対を訴える、伊波洋一候補の勝利は、まず間違いない。
今回、伊波候補が獲得する票は、ヒロジさん達の日々のゲート前の座りこみを応援してくれる、県民の声の大きさに比例している。
大差がつけばつくほど、現場は勇気をもらえる。
勝利の瞬間はみんなで味わいたいと、めったに酒席を持たないメンバーが、珍しく店を予約したのだった。
 
おまけに、今回の相手候補は、辺野古の問題にかかわってきた人々にとって、どうしても当選させてはならない人物だった。
自民党の現職大臣のその女性は、「辺野古県外移設」の公約を破って、真逆に転じたばかりか、
基地建設に抗議する市民の取り締まり強化を、国会で提案するなど、
沖縄に軍事的負担を強要する、安倍政権の先鋒として、県民を裏切ってきた。
前回の衆議院選挙では、沖縄選挙区の自民党現職議員は、全員落選している。
この落選したメンバーと、この女性大臣は、そろって安倍政権に説得されて、「辺野古の県外移設」の公約を撤回、
「県内移設容認」に転じたという、「平成の琉球処分」と言われた、屈辱的な場面にいた議員達だ。
 
これまで、沖縄の保守として、政府との協調路線を選んできた人たちも、この図には耐え難いものがあった。
ここまで誇りを傷つけられても、基地負担に耐え、土地を差し出し続けなければならないのか。
翁長知事を中心に、「オール沖縄」を形成していく土台に、この沖縄の、保守政治家の体たらくがあった。
その中で、唯一国会に残っていたのが、この女性大臣だった。
 
「7時55分には当確が出るぞ!」
「そんなわけないだろ!」
 
開票率ゼロの段階で当選速報を出すことを、放送業界で「ゼロ当」といい、賛否両論ある手法なのだが、
開票が始まる8時を待てないメンバーは、選挙対策事務所のネット中継を見ながら大騒ぎ。
そして、8時の時報と同時に、「伊波候補当選確実」のスーパーが表示され、座は興奮のるつぼになった。
カチャーシー、歌、踊り。
全国の速報では、自民党が着実に議席を伸ばしていたが、そんなテレビはもう消して、宴会は続いた。
これで、なんと沖縄選挙区は、衆参共に、自民党議員がゼロになった。
自民圧勝のこの国の中にあって、さらなる基地の痛みを押しつける自民党政権に、
沖縄県民は、解釈の余地などないほど、クリアに「NO」を突きつけたのだ。
知事選、衆院選、参院選、全県民が意思表示をする選挙はすべて、基地建設を拒否する候補が、圧倒的な勝利で、民意を形にした。
 
ところが、夜8時の歓喜の瞬間から、わずか9時間後の朝5時過ぎに、激震が走った。
 
大型工事車両と機動隊が、隊列を組んで、高江に向かっているという情報が入った。
辺野古が和解している間に、高江のヘリパッドを造ってしまおう、という動きは進行していたので、
参院選後が要注意だ、という覚悟はあった。
しかし、まるで喜んでいる県民をあざ笑うかのように、勝利の感激に酔う頭を、下から蹴り上げるようなやり方で、工事に突入した。
 
国は用意周到に、参院選あけの11日早朝に向けて、高江の工事再開の準備を進めていたのだ。
沖縄防衛局は、11日付で、赤土防止条例に基づく工事の通知書を、県に提出。
同じ日、合わせて、不法占拠している車の撤去を求める勧告を、メールで県に送りつけ、
それに先んじる形で、早朝から、高江で、機動隊による制圧体制を敷きながら、
トレーラーにプレハブ施設や簡易トイレを載せたものを始め、大型工事車両を、米軍北部訓練場のメインゲートに搬入した。

 
「これが国のやり方か!選挙結果を踏みにじって、こんなやり方で基地建設を強行するのか!」
 
高江に駆けつけたヒロジさんに、数時間前までの笑顔はなかった。
 
「大丈夫。こんなやり方をしたら、県民全体を敵に回します。全基地封鎖になります。絶対に工事はさせません」
 
ヒロジさんが私に、丁寧語で「大丈夫です」、と言うときは、いつも相当な怒りに燃えているときだ。
ヒロジさんと言えば、激高しているような場面の印象が強いかも知れないが、追い詰められるほどに冷静になり、本気で怒ったときは、穏やかに笑ってみせる。
私は、心臓がヒリヒリする思いだった。
高江は、2007年の座りこみ初期からずっと、ヒロジさんが泊まり込んで、抵抗運動を繫いできた場所だ。
2014年からは、辺野古のゲート前を担当するようになったが、高江のことはひとときも忘れたことはないだろう。
2014年に、N4地区の2つのヘリパッドが完成し、オスプレイの訓練が始まってしまっているが、
そのほか4箇所は、工事には入れないまま、2年が経過していた。
しかしこの再開は、国はどうやら本気のようだ。
 
先月18日、 沖縄県に駐留する米海兵隊のトップ、ニコルソン中将は、北部訓練場の一部を、来年初めに日本へ返還する、と語った。
相次ぐ米軍の不祥事に対して、高まる不信感を払拭する狙いなのだろう。
沖縄の本土復帰後、最大の返還面積になる、と強調した。
そのためには、年内に、残り4箇所のヘリパッドを、完成させなければならない。
着手すれば、工事は2ヶ月で完成する、ともいわれている。
防衛局のメンツに懸けて、秋までに必ず、着工まで持ち込もうという構えだ。
それは、両政府の都合なのだろうが、先週も連日連夜、オスプレイが複数編隊で飛び回って、子ども達が不眠で学校に行けない事態になっていた高江では、
あと4つも、集落近くにヘリパッドを造ります、という話を、「そうですか」と受け入れられるはずもない。
 
北部訓練場を半分も返してやるんだから、ヘリパッドの移設くらい協力しろと、米軍と日本政府は言っている。
そして、北部の市町村長は、基地の返還を歓迎し、「返還に伴うヘリパッドの移動なのだ」という解釈の元に、明確にはヘリパッド建設に反対していない。
 
しかし、これは、何重にもおかしな話だ。
県民から奪ったやんばるの森を返すのに、なぜ上から目線で条件を付けられるのか
しかも、返還されない南側の訓練場内には、ほとんど使っていないヘリパッドがいくつもある
もしも、返還区域にあるヘリパッドと同じ数を、どうしても新しくつくるというなら、
集落から最も遠い、迷惑にならないところに造るのが当たり前なのに、なぜ、高江を囲むような陣形に造るのか
 
集落を含む山あいの地形を利用しながら、オスプレイが離発着できる新たなヘリパッドを拠点に、山の稜線ギリギリに飛ぶ訓練をする、
それが目的で有ることは明らか
だ。
これもまた、返還を口実に、恩着せがましく振る舞い、より便利な訓練場を、日本の税金で用意して頂こうという、アメリカ軍の常套手段だ。
 
「返還すると言っているのに、なぜ反対派はわあわあ騒ぐの?」と言っている人は、政府に都合のいい報道しか見ていない。
映画『標的の村』を、是非見て欲しい。
本当に、現行計画通りに、ヘリパッドができてしまったら、「負担増」どころではない。
高江は、人が住める村ではなくなってしまう
あなたの家から400メートルの地点に、突然、オスプレイ用のヘリパッドを造りますと言われたらどうするか、想像してみて欲しい。
 
「戦後70年、日本の安全保障を背負ってきた沖縄県民に対して、こういうやり方をするのか。到底容認できない」
 
翁長知事も、工事再開の夜に、異例の会見を開いて、苛立ちをあらわにした。
 
「これだけ安全保障に貢献し、これからも背負い続ける県民に対して、民意が示された数時間後に、用意周到に手続きを始めることは、県知事として容認しがたい」

ヘリパッド建設そのものの是非については、言及を避けてきた翁長知事だが、このタイミングとこの手法に、怒りを覚えない県民はいないだろう。
しかし、昨日12日、中谷防衛庁長官が、建設資材の搬入について、
「地元とのやりとりは、丁寧に数を増やしながら行ってきた」と、耳を疑うコメントを出した。
 
彼が「丁寧に行った」というのは、「不法占拠の車の移動を求める勧告の紙を、9回高江に持って来た」そのことを指すらしい
片腹痛い。
さかのぼれば、1996年のSACO合意の年に、防衛局の高見沢氏は、
「オスプレイについて、沖縄県民に説明しますか?隠しておきますか?」と、アメリカにお伺いを立てていた
ことが、メールによって暴露されている。
96年の段階で、普天間代替施設にオスプレイが来ることを知りながら、あらゆる公式な場でも、環境アセスメントでも、最後まで配備を隠し続けた事実を消せはしない。
 
高江の住民説明会では、「オスプレイ配備は聞いていない」「配備されるなら、あらためて説明をする」と明言した。
それから説明会も何もなく、工事を強行し、年間1200回という、オスプレイの高江での訓練は、もう始まってしまった。
これは、確信犯のごまかしだ。
もし民間なら、詐欺罪の上に、莫大な損害賠償が課されるはずだ。
この過程のどこに、丁寧さがあったのか。
いつも、夜中や早朝に、闇討ち工事で進めてきた防衛局の、どこが丁寧なのか。
7歳の子どもまで、通行妨害で訴えた前代未聞のスラップ裁判を、妙案として採用した国は、
本当に、高江に住む人々を、国民として対等に扱ってきたと言えるのか。
こういう防衛大臣を、日本国民は、一体どんな感覚で放置するのか?
 
高江は、那覇から片道3時間。
工事を進める側も、通うには相当遠い。
だから、住民が入れない北部訓練場の中に、資材を搬入し、プレハブを立て、トイレも設置して、寝泊まりをして作業に入るのだろう。
遠隔操作ができる監視カメラらしきものも、設置していた。
ゲート前の人数が少ない時を、画面で確認して、現場に向かうのだろう。
しかし、予定地周辺の林道が崩壊していることなどから、米軍機で重機をつり下げて山に入れる計画が、ささやかれている
重機をつり下げると言えば、沖縄県民の心に甦るのは、米軍がトレーラーを落下させて、幼女を圧死させてしまったむごい事件だ(棚原隆子ちゃん事件・1965年)。
そこまで残酷な仕打ちを、現政権ならやりかねない、とさえ思う。
そうなったら、沖縄はどうなるのか。
国民はどうするのか。
 
今回の選挙で、沖縄を圧迫する自民党政権を圧勝させた人たちは、これから高江で起きることについて、目をそらしてはならない。
自分の一票が支える権力が、どこかで暴走していないか、監視する義務があるはずだ。
大手メディアが伝えなくても、必ず私たちが伝えるから、知らなかったとは言わせない。
全国で自公政権を支持した人たちは、今後沖縄で起きることを、必ず、しっかりと見て欲しい。



三上智恵監督新作製作のための
製作協力金カンパのお願い
『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。
■振込先
郵便振替口座:00190-4-673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
◎銀行からの振込の場合は、
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番 :019
預金種目:当座
店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号:0673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会



http://www.magazine9.jp/kampamain/
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ベビーシャワーと次男くんの奮闘と友人たちとの時間と

2016年07月18日 | ひとりごと
夏は、稼ぎが3分の1に減ってしまう、経済的には厳しい季節だが、その分自分の時間が増える。
自分の時間が増えるのだから、普段できないことをテキパキとしようじゃないか!と、夏前にはいつも意気込むのだけど、
暑さと湿気にてんで弱いわたしは、頭の中が細かい穴が空いたスポンジみたいになって、ぼーっと時間を過ごしてしまいがちになる。
そしてなぜか、落ち込みやすくなる。
ふむ…。

土曜日はお隣さんちのカップルが、ベビー・シャワーをするというので、贈り物を手に参加した。
夫にとっては、ベビー・シャワー・デヴューである。
ベビー・シャワーとはなんぞや?という方に、ちょっと簡単に説明すると、
臨月に入る直前の女性の、親しい友人や家族が集まって、おしゃべりしたり食べたりしながら、
出産を控えて何かと神経質になっている彼女の気分を盛り上げたり、プレゼントを渡したりするパーティ。
以前は女性だけの集まりだったのだけども、最近では男性も混じることが多くなったのだとか。
お隣さんカップルはどちらも女性で、だからそこには子連れのゲイカップルが何組か居た。
そんなパーティのプレゼントのお披露目の時のこと。
お祝いカードを読んでいた彼女が、
「ちょっとこれ、聞いて」と言って、声に出して読み始めた。
「なんてラッキーな赤ちゃんなんでしょう、こんな素敵なおかあさんが二人もいて!」
そして送り主にこう尋ねた。
「これ、あなたが書いたの?」
「ううん、カードに予め印刷されてたのよ!」
「やった〜!」
そこに居たみんなの顔がほころんだ。
わたしはその瞬間、彼女たちが普段は決して見せない、自分たちが闘っているものの存在を見たような気がした。
ゲイだのストレートだの、皮膚の色が何色だの、その人がその人として持って生まれたものを、誰にも非難などできないし、してはならない。
あと4週間、暑いけど頑張れサラ!


そして翌日の日曜は、ずっとずっとずっと前から、遊びに来てと言い続けてくれていた友人夫婦に会いに、プリンストンまで出かけて行った。
スコットとバニースはどちらも、夫の大学時代からの友人で、仕事で大成功を収めた、だから分かりやすく言うと、1%とは言わないまでも、プチ1%の世界の人たち。
二人ともにとても気さくで親切で、だけども大学時代の思い出話に花が咲き始めると、わたしは適当に聞き流しながら全く違うことを頭の中で考える。
12年のベルギー暮らしを経て、故郷のプリンストンに戻ってきた彼らは、購入した家を数年かけて改築した。
元からあったプールもお化粧直しし、その横に、ゲストハウスを建てた。
設計はすべて、センスも腕も良い建築士のバニースがした。

家からプールを眺める。


ゲストハウスからプールを眺める。


グラウンドホッグ、ウサギ、アライグマ、七面鳥、オパッサム、キツネなどの野生動物に荒らされない、究極の家庭菜園。




「シカはどうしてるの?」と聞くと、フェンスを立ててからは入って来なくなったのだそうだ…。
やっぱりフェンスしかないか…。

ゲストハウスのリビング。


片隅に居たすてきな方々。


気持ちいいったらありゃしないけど、ちょっと泳いだだけでフーフー言ってる超〜運動不足なわたし…。



次男くんがちょうど、EVO(ビデオゲームの世界大会)に出場していて、なんと今回初めて、ベスト8に入った。
会社員になってからはうんと練習量が減って、だからあまり期待しないでおこうと思っていたのに…。

彼は、彼がまだ高校生だった頃から、このEVOに出場し始めた。
そのことをあまり良く思っていなかったわたしは、その大会の様子を観ようともしなかったのだが、
何回目かにようやく、夫がネットで調べて見つけた試合の様子を、パソコンの小さな画面で観てみたら、
次男くんの後ろに座っている、彼を熱心に応援する大勢の人たちの、それはそれは楽しそうに盛り上がっている様子を見て、
こんなにたくさんの人に応援してもらっている彼の、喜びと緊張がごちゃまぜになった気持ちに、初めて触れたような気がした。
わたしがずっと、ただの遊びだと思っていたそれは、遊びではなく練習だったのだ。
そしてその練習の積み重ねが、画面の向こうにいる彼を支えている。
小学生の頃から、彼のゲーム遊び(と我々は思っていた)をなんとか減らそうと邪魔ばかりしてたことが、悔やまれてならなかった。
だからその気持ちを、ブログで告白した。
そしたらどういうわけか、次男くんのファンの人に見つかって、その記事はあっという間に拡散されてしまった。
わたしの小さな世界での告白など、たまに読みに来てくれる数十人の人たち以外の目に触れることはないと思っていたから、
かなりプライベートなことや、彼の生い立ちについても書いてしまったので、本人はもちろん、兄の長男くんからも注意をされた。

次男くんは今、あるゲームでは全米チャンピオンなのだが、それでも日本人のゲーマーの強さには勝てないらしい。

というわけで、敗者復活戦に臨む次男くんの試合時間を、必死に探している夫です。


青空と乾いた風が心地よい、絶好のプール日和。


試合を、友人夫婦も交えて4人で観た。
残念ながら、またまた対戦相手は日本人。(ベスト8のうち6人が日本人だから当たり前?)
あっさり負けてしまった。
でもスコットは、次男くんと会場の様子を写真に撮り、それをゲーム好きの息子(大学生)に送った。
そしたらすぐに、『Holy shit!!』という返事が返ってきた。
スコットはわたしたちに、「もう君たちは、彼にとってはスターになったよ」と言った。


手作りの夕食。
バニースはわたしたちの目の前で、ちゃっちゃと手際よく、前菜やらサラダやらを作っては並べていく。
スコットは、前もってマリネしておいた鶏肉を、外のバーベキューコンロで焼いてくれた。


バニースのおかあさん、エフィさんと、妹のアードリーも加わって、外のデッキでいただいた。
エフィさんは台湾人で、第二次世界大戦が終わるまでずっと、日本語での教育を受けさせられていた。
だから81歳になった今でも、流暢な日本語を話す。
「12歳になって、いきなりこれからは中国語でって言われてもねえ…ほんとに困ったの…大変だった」と笑うエフィさん。
エフィさんは今、4度目の癌の治療を受けている。
穏やかで優しい彼女の中に、病に飲み込まれない強さと、治療後の辛さに耐える力が、脈々と息づいている。
エフィさんには、聞きたいことがまだまだいっぱい残っている。
彼女の健康回復を、心の底から強く祈りながら、彼女をぎゅっと抱きしめた。
わたしの母と背格好も年も同じエフィさんは、わたしに母を抱きしめているような気持ちにさせてくれた。
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『ほとばしる無能』(by山本一郎氏)と呼ばれる男を都知事候補に担ぐ、ほとばしる憲法違反をする自民党

2016年07月16日 | 日本とわたし


この男は、都知事の選挙戦に入る直前まで、東京電力の取り締まり役をやってて、




だからもちろん、バリバリの原発推進で、


でも、都知事選の立候補者になったので辞任した…。



で、この男がこれまでに、どんなことをやらかしてきたのか、それについてとても詳しく書いている記事を紹介します。

増田寛也「ほとばしる無能」を都知事候補に担ぐ石原伸晃&自民都連
【山本一郎】2016.07.04
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160704-00059615/

一部転載:
■結論

「実務型」として増田寛也さんが担がれておりますが、その実務でまったく良いところなく、岩手県知事を降りたのが増田さんです。
単純に、岩手県知事3期12年のあいだに、6,000億あまりだった岩手県の公債費を、1兆2,000億円強にほぼ倍増させて、四選めに立候補することなく退任しました。
もしも、「増田さんの手腕を買って都知事にしたい」ということであれば、それは期待できません。

総務大臣時代は、三位一体改革として、地方交付税を、財政力の弱い自治体に優先的に配分する政策である、特別枠制度を作りました
これは、企業などが自治体に納める法人事業税と、法人住民税を、地方に配分する仕組みであって、
要するに、東京都(大阪府、愛知県、福岡県など都市部)の地方法人税を、財政基盤の弱いほかの貧乏都道府県に振り分ける、という施策であります。

東京都民からすれば、東京都のために使われるべきカネが、この人の総務大臣時代の施策のお陰で、
東京都と無関係なところに流れていく仕組みが、できてしまった
わけでありますね。

岩手県知事時代、総務大臣時代、そしてその後の「日本創成会議」での、東京から地方へカネや人を流していこうという増田さんの主張は、
東京都に税金を納め、東京都に暮らす有権者にとって、非常に不利で、相応しくないものだと判断せざるを得ません。
それでも、東京都は、日本のそれ以外の地方の衰退を背負って、税金をこれらの地域に移転させるべきだ、と考える人は、増田さんに投票すれば良いのかなと感じます。


******* ******* ******* *******

こんな記事もあります。



で、この男を都知事選の候補者として擁立した、自民党都連が、当決定以外(ということは、増田氏以外)の候補を応援したら、『除名』の可能性もあると脅していたという文書がこれ。

わざわざ太文字で、こんなことが書かれています。

1、党員は、党の決定した公認・推薦候補者を応援し、党公認・推薦候補者以外の者を、応援してはならないこと。

2、党員は、反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない。

3、各級議員(親族など含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名などの処分の対象となります





いやあ、自民党員になると、個人の尊厳も意思も選択もまるで尊重されない、いわゆるハイハイ人形みたいな木偶の坊にならなければならないのですね。
つい先日も、「党の方針に従うだけです!」ときっぱり言い切った、背の高いボクちゃんのように。

これがチャンスではありませんか?
いつまでもウダウダと思い悩んでいないで、除名してもらって、もう少し個人として大事に扱ってくれる党に鞍替えしてはいかがですか?
まあ、そんなことはどうでもよい。自分には意思とか選択とか個人としての尊厳とか、そんなのはどお〜でも良いのだ。
ただ、このまま議員でいられて、適当に議会の椅子で時間をつぶしてりゃ、あと数年は楽々な毎日が送られるんだから。
という人は、そのまま残っていたらいいと思います。
有権者のわたしたちが、除名ならぬ落選をさせてあげますから。

それにしても自民党、とことん腐りきってしまいましたね。
ここまで堕ちたら、掃除をするにもやり甲斐があるってもんです。
この都知事選と衆院選。
少数だからって、なめんなよ!

では、〆にもういっちょ。



原発バリバリすぎて笑えてしまう…。
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手前味噌と停電と

2016年07月14日 | ひとりごと
子どもの頃からすっかり大人になるまで、蓄膿症だと言われてきました。
日本に居る頃は、鼻水が流れ出てくるか、どこかで詰まっているか、そのどちらかで、アレルギーの季節などは、ティッシュを小さく固めたのを、両方の鼻の穴に詰め込んでいないと、うつむくこともできないほどでした。
だから、トイレ掃除はもちろん、他人の吐瀉物の掃除も、臭いをあまり感じることができないので、よく引き受けていました。

同じく鼻づまり歴が長い夫が、こちらに引っ越してからしばらくして急に、
「どうもボクは、醤油とか味噌とかが体に合わないみたいだから、できるだけ食べないようにする」と言い出して、
えぇ〜!!そんなぁ〜!!料理するときめっちゃ困るやん!!と、最初はパニックになったのですが、
ある時ハッと気づいたのでした。
わたしももしかしたら、お味噌や醤油にアレルギーがあるかも…。
たま〜にお味噌汁などを作って飲んだ後、必ず鼻の奥が熱くなり、詰まってしまうのです。

わたしもか…。

かなり落ち込みました。
だって、お醤油とお味噌は、料理に欠かせないものだったからです。
それからは、とりあえず、煮物はひとつまみのお塩だけ、お味噌汁は二月に一度ぐらいに減らしていました。
ところが、3年前の春に、お味噌作りをしている友人からもらった手作り味噌を使って作ったお味噌汁は、飲んでも全く何も変化無し。
え?なんで?オーガニックの大豆だったから?

実は、原因は、大豆ではなく、小麦だったようです。
夫の母が、そして次に夫が始めた小麦断ち。
それを横目に見ながら、悪いけど、小麦断ちだけはわたしにはできない!と、心の中で断言していました。
パンもパスタもうどんもラーメンも、それからお好み焼きもたこ焼きもパンケーキもクレープも餃子も天ぷらも、わたしの大大大好物なのだから。
と、始める気なんて毛頭無かったのですが…。
指のへバーデン症を治すために、カフェイン抜き、アルコール抜き、甘いもん抜きを命じられてしまい、かなりやけくそになっていた時に、友人のあさちゃんから小麦(グルテン)フリーを勧められ、
もうこの際ついでだ!と、思い切って小麦断ちも始めたら、出てくる出てくる、隠れグルテンの食品の数々?!
お味噌はもちろん、醤油も、小麦が加えられていないものを見つけるのが、どれほど難しいことか。

えぇ〜!?そうだったのか…もしかしたらこの、小麦が悪さをしてたのかもしれない…。
添加されているだけだから、その小麦の出処も質もよくわからないわけだし。

ということで、お醤油ひとつ買うにも大わらわ。
結局、小麦が混ぜられていないのは、たまり醤油だけだということが分かり、そこにもってきてオーガニックなのをとなると、値段がとても高くなり、
だから料理に使うにも、本当に少しずつ、香り付け程度にするようになりました。
おまけでいうと、蕎麦もとっても難しい。
十割蕎麦を見つけるのが、こんなに大変だとは、グルテン断ちをするまで気づきませんでした。

ということは、わたしたちの体には、質の良し悪しはともかく、小麦(&とうもろこし)が、無意識のうちに入れられてしまっているのですね。
世界の小麦輸出シェアの、現在の首位はロシア。
前年度の首位はカナダで、アメリカが2位でした。
この順位の変化は、生産量が原因ではなく、ドル高を受けて割高になったからだそうです。
そしてとうもろこし。
とうもろこしの世界最大の生産国はアメリカで、世界最大の輸入国は日本です。
そして日本は、その輸入の90%を、アメリカに依存しています。
この場合のとうもろこしは、スウィートコーンと呼ばれる、わたしたちが食卓で食べる種類のものではなく、家畜の飼料や甘味料として使われるものです。
だから、質に問題があるといわれています。

子育てをしている時に、もっともっと食品にこだわりを持ち、注意して調理をするべきだったと、今もとても後悔しています。
でも、今からでも遅くはありません。
良いことを始めるのに、遅すぎるということはありません。

ということで、すっかり手作りお味噌に惚れ込んでしまい、今度は自分で作ってみようとトライしたのが、
一昨年の11月、友人わかちゃんのお宅での、手作り味噌大会だったのでした。

つい先日までずっと、うちの地下室の棚に保管しておいたそのお味噌を、先月から使い始めました。
それまで使っていたお味噌は、塩の分量に間違いがあったのかとても塩辛く、お味噌汁の具を甘味のあるものにしないと飲み辛いほどだったのですが、

今回のこのお味噌、手前が申すのもなんですが、めちゃウマです!





地下室にずっと置いたまま、カビの有無を確かめもしなかった(どんだけ無精なのだ!)1年と8ヶ月。
お味噌さんは、コツコツと、発酵をし続けてくれていました。
ありがたいったらありません。
心配していたカビもほとんど無く、ホッと一安心。


重しとお味噌の間に詰め込んだお塩も、良い感じです。


さっそく、菜園の小松菜を採ってきて、お味噌汁を作りました。
もともと出汁は使わなくなっていましたが、このお味噌には全く必要が無いようです。
旨味が半端ではありません。
さて、これを使い切ってしまう前に、次のお味噌を仕込まねば。


おまけ
さて、こちら、前庭の『なんちゃって菜園』の収穫です。
ピーマン1個とシシトウ1個…へへへ。


大根がどんどんおっきくなってきたと思ったら、葉っぱをシカさんに思いっきり食べられてしまってたので、慌ててセクシー網(歩美ちゃん命名)をかけ、


すぐお隣の、これまた鳥に突かれ始めてたブラックベリーにも、セクシー網を被せたのでした。


この直後に、唐突に雷嵐がやってきて、慌てて退散!



と、ここまで書いてさあ投稿!という時に、いきなりブンッという音がして、真っ暗になってしまいました。
昨日の夜は熱帯夜、そして今日はさらに気温が上がるという予報が出ていたので、朝までにはなんとか復旧していますようにと祈りつつ、
ろうそくの火を灯してシャワーに入り、シーツの下に冷え冷えシートを敷いて、うちわで風を送りつつ眠りにつきました。
朝起きて、台所に入っても、物音一つ聞こえません。
あっちゃ〜…。
朝からレッスンをする予定になっていた大人の生徒さんに電話して、停電だけどどうする?と聞くと、
とりあえず行ってみるという返事だったので、携帯用のちっちゃなライトをピアノの譜面台に付け、彼女の到着を待ちました。
わたしのうちわサービスと、彼女が持参してきたちっちゃな扇風機とで涼を取り、なんとかレッスンは無事終了。
でも、冷蔵庫と冷凍庫の中に入っている食料のことを考えると…。
と、暗〜〜くなっていたら、戻ってきました!電気!
冷蔵庫も冷凍庫も、12時間をよく耐え、冷やし続けてくれたようです。
ありがたやありがたや。
暑い中、復旧に汗を流してくださった作業員のみなさん、本当にありがとうございました!

あの角っこは、昨夜、何度もパトカーがやって来ては、何やら道路の上をライトで照らして調べていた場所です。



郊外の古い町の街路樹は、ここは神社の境内かっ!とツッコミたくなるような大木が、ぞろぞろと立っています。
なので、嵐やハリケーンが来ると、必ずといっていいほど、どこかで停電が起こります。
範囲の大きさによっては、復旧に3日から1週間かかる時があります。
だから、2時間そこそこで電気が戻ってきてくれた時などは、わっ早っ!とびっくりします。
仮に、運悪く、家が長くかかる地域に入っていたら、皆それぞれに対策を考え、それぞれに合った行動をし始めます。
いつまでかかってるんだ!などと、電話をかけて文句を言う人は、あまりいません。
仕方がない。あの人たちだって必死で頑張ってくれてるし、物事には順番があるのだから。
というふうに考えるのが当たり前なのだと、日本のテキパキとしたサービスに甘やかされていたのでずいぶん時間がかかりましたが、思えるようになりました。
まあ、一番の理由は夫かもしれません。
例えばレストランや、スーパーのレジや、それから今回のようなパワーラインの復旧などで、わたしが「遅いなあ」と文句を言うと必ず、
「こんなに混んでるんだから」とか、「彼女は多分、まだ新しい人で慣れていないようだから」とか、「他にもっと大変で困っている人がいるから」と言って、
働いている人もわたしたちと同じ人間で、どのように働くかを決める権利があって、疲れたり気分が悪い時はそれを表現しても良いのだと、
事あるごとに、客だから、利用者だからと、横柄な態度をとったり、言葉を放ったりしないよう気をつけるよう教えてくれたからです。
ここにも(個)人の尊厳が生きているのだなと、現行憲法を学び中のわたしは思うのです。

おまけが長くなってしまいました。
そろそろ終わりにします。
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現行憲法が、自民党改憲草案によってどのように破壊されていくか、よぉーく読んでみてください!(その3)

2016年07月13日 | 日本とわたし
わたしは、
矢部宏治さんが書かれた、『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』と『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』を、
中学と高校の、現代歴史の教科書として使って欲しいと、心の底から願っています。
そしてもちろん、もうとっくに学生ではなくなった人たちは、書店で求めて読んでください。


https://www.amazon.co.jp/日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか-矢部-宏治/dp/4797673281

矢部宏治著『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』より

2015年9月17日、日本の国会の機能が完全に破壊されたこの日の出来事を、私たちはいったいどのように位置づければよいのでしょうか。
私は、それはこれまで、
「基地の問題=沖縄」
「原発と被曝の問題=福島」
というかたりで矮小化されてきた、日本という国のもつ根本的な歪みが、ついに、
「戦争の問題」
というかたちをとって、日本人全員の前に姿をあらわした瞬間だったと思っています。

「日本はなぜ、基地を止められないのか」
「日本はなぜ、原発と被曝を止められないのか」
「日本はなぜ、戦争を止められないのか」


これらの問題は、すべてひとつの大きな構造の中にあり、同じ原因によって生み出されたものです。
そしてその大きな構造の根幹に横たわっているのが、
まだ占領下にあった時代の、アメリカへの戦争協力体制が、66年後のいまも、法的に継続しつづけているという、
「戦後日本」の歪んだ国のかたちなのです。

『基地権密約』と『指揮権密約』
これは、「米軍が基地を自由につかうための密約」「米軍が日本の軍隊を自由につかうための密約」です。
そして、『統一指揮権密約』
これは、「戦争になったら、日本軍は米軍の指揮下に入る」という密約です。

1952年7月と1954年2月に、当時の吉田首相が口頭でむすんだこの密約が、
その後の自衛隊の創設から今回の安保関連法の成立までにつながる、日米の軍事的一体化の法的根拠となっている
のです。

けれども、これまでそれは、あくまで日本とその周辺だけの話だった。
ところが、今後はそこから地域的なしばりをはずして、戦争が必要と米軍司令部が判断したら、
自衛隊は世界中どこでも、米軍の指揮下に入って戦えるようにする。


「戦争の脅威が生じたと米軍司令部が判断したときは、すべての日本の軍隊は、
アメリカ政府によって任命された、最高司令官の指揮のもとに置かれる」


そのために必要な「国内法の整備」が、昨年ついにおこなわれてしまった。
それがあの安保関連法の本質だったということです。

******* ******* ******* *******

政府はもちろんのこと、日本会議界隈の連中が、「美しい日本」などという言葉を連呼していますが、
その裏では、国防軍と化した自衛隊の隊員の命を、アメリカ軍の指揮下に入って戦わせ、人を殺し、または殺されるという状況に追い込む。
国防軍ではなく米従軍。
しかも、世界のどこに行けと命令されるかもわからない。
本当にいいんですか?

自民党改憲草案は、そのために考え出されたものといっても過言ではないと、この3日間、ひとつひとつの文言を打ち直して確信しました。

とんでもない代物です。
絶対に許してはなりません。

わたしたちが保障されてきた基本的人権を、わたしたちが手放してしまってはなりません。

この憲法が、日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、
これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在、及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として、信託されたものである。


国民の基本的人権など、要らぬものだとはっきり断言する人々によって、この改憲草案は作られました。
そして、全ての国民は、そのような憲法を尊重しなければならないと言うのです。

戦争放棄を削除し、基本的人権を破棄し、国民の個人から個を消し去り、国防軍を持つ。

法政大学名誉教授・江橋崇氏:
「憲法の条文の削除は、歴史そのものの削除である。
現行憲法の本文はそのまま残したうえで、修正条項を追加していく。
この追加条項方式こそは、多様な価値観が存在する実際の政治状況において、民主的にことをはこぼうとするなら、この形しかないという、
アメリカやイギリスの立憲主義の苦心の産物であったことに気づかされた」


この混沌は、わたしに憲法をしっかり学ぶチャンスと意欲をもたらしてくれました。
みなさんも、どうか、ご自分に合う学び方を探して、憲法としっかり向き合ってください。
読めば読むほど心が熱くなる、とても素晴らしい憲法です。
わたしは日本人であることを嬉しく思います。
けれども今後、現代の社会情勢や環境に沿った、修正条項というものを追加する必要もあるでしょう。
その際には、国民の自主的な勉強会や議論の場を、全国各地でにぎやかに開催したいものです。

そして、矢部氏がおっしゃるように、
知ることが恐ろしいような事実に、もっともっと近づいていき、自分の目で見、頭で考え、知ったことを語り継ぎ、怒り、きちんとした政権をつくって、
「占領下で始まった戦争協力体制だけは、さすがにもうやめさせてほしい」と、アメリカに対して主張する。

そういう社会が実現するよう、これからも粘り強く、頑張っていきましょう!

では、最後のその3の打ち直しです。

緊急事態条項が書き加えられ、「現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである基本的人権」について書かれた最高法規第九十七条が、削除されています。

******* ******* ******* *******

第九章 緊急事態

第九十八条
内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、
特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。

2 緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、事前又は事後に、国会の承認を得なければならない。

3 内閣総理大臣は、前項の場合において、不承認の議決があったとき、国会が緊急事態の宣言を解除すべき旨を議決したとき、
又は事態の推移により当該宣言を継続する必要がないと認めるときは、
法律の定めるところにより、閣議にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない。
また、百日を超えて緊急事態の宣言を継続しようとするときは、百日を超えるごとに、事前に国会の承認を得なければならない。

4 第二項及び前項後段の国会の承認については、第六十条第二項の規定を準用する。
この場合において、同項中「三十日以内」とあるのは、「五日以内」と読み替えるものとする。

第九十九条
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができるほか、
内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる

2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を得なければならない。

3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、
当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる、国その他公の機関の指示に従わなければならない
この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。

4 緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、
その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる



章 改正

九十六
この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、議院のそれぞれの総議員の三分の二以上過半数の賛成で、国会が、これを発議議決し、国民に提案してその承認をなければならない。
この承認には、特別の法律の定めるところにより行われる国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その有効投票の過半数の賛成を必要とする。

2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちに憲法改正を公布する


第十一章 最高法規

第九十七条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

九十八百一
この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

九十九百二条
全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。

2 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。


第十一章 補則

第百条
この憲法は、公布の日から起算して六箇月を経過した日から、これを施行する。

2 この憲法を施行するために必要な法律の制定、参議院議員の選挙及び国会召集の手続並びにこの憲法を施行するために必要な準備手続は、前項の期日よりも前に、これを行ふことができる。

第百一条
この憲法施行の際、参議院がまだ成立してゐないときは、その成立するまでの間、衆議院は、国会としての権限を行ふ。

第百二条
この憲法による第一期の参議院議員のうち、その半数の者の任期は、これを三年とする。その議員は、法律の定めるところにより、これを定める。

第百三条
この憲法施行の際現に在職する国務大臣、衆議院議員及び裁判官並びにその他の公務員で、その地位に相応する地位がこの憲法で認められてゐる者は、法律で特別の定をした場合を除いては、この憲法施行のため、当然にはその地位を失ふことはない。但し、この憲法によつて、後任者が選挙又は任命されたときは、当然その地位を失ふ。


附則

1 この憲法改正は、平成○年○月○日から施行する。ただし、次項の規定は、公布の日から施行する。

(施行に必要な準備行為)

2 この憲法改正を施行するために必要な法律の制定及び改廃その他この憲法改正を施行するために必要な準備行為は、この憲法改正の施行の日よりも前に行うことができる。

(適用区分等)

3 改正後の日本国憲法第七十九条第五項後段(改正後の第八十条第二項において準用する場合を含む。)の規定は、改正前の日本国憲法の規定により任命された最高裁判所の裁判官及び下級裁判の所裁判官の報酬についても適用する。

4 この憲法改正の施行の際現に在職する下級裁判所の裁判官については、その任期は改正前の日本国憲法第八十条第一項の規定による任期の残任期間とし、改正後の日本国憲法第八十条第一項の規定により再任されることができる。

5 改正後の日本国憲法第八十六条第一項、第二項及び第四項の規定はこの憲法改正の施行後に提出される予算案及び予算から、同条第三項の規定はこの憲法改正の施行後に提出される同条第一項の予算案に係る会計年度における暫定期間に係る予算案から、それぞれ適用し、この憲法改正の施行前に提出された予算及び当該予算に係る会計年度における暫定期間に係る予算については、なお従前の例による。

6 改正後の日本国憲法第九十条第一項及び第三項の規定は、この憲法改正の施行後に提出される決算から適用し、この憲法改正の施行前に提出された決算については、なお従前の例による。
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現行憲法が、自民党改憲草案によってどのように破壊されていくか、よぉーく読んでみてください!(その2)

2016年07月13日 | 日本とわたし
http://editorium.jp/kenpo/const.htmlの書き写し(正確には打ち直し)のつづき、その2です。
前回と同じく、現代国語の仮名使いの訂正、今回はこれをという指摘部分の削除の部分は省略しました。
なお、この打ち直しは、わたし自身が学びたいために行っています。
もし、全文を早く読み終えたいと思われる方は、上記の青い部分をクリックしてください。
元々の比較文が表示されます。

第四章 国会

第四十一条
国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。

第四十二条
国会は、衆議院及び参議院の両議院で構成する。

第四十三条
両議院は、全国民を代表する選挙された議員で組織する。

2 両議院の議員の定数は、法律で定める。

第四十四条
両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律で定める。
但し、この場合においては、人種、信条、性別、障害の有無、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつって差別してはならない。

第四十五条
衆議院議員の任期は、四年とする。
ただし、衆議院解散された場合には、その期間満了前に終了する。

第四十六条
参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。

第四十七条
選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律で定める。
この場合においては、各選挙区は、人口を基本とし、行政区画、地勢等を総合的に勘案して定めなければならない。

第四十八条
何人も、同時に両議院の議員となることはできない。

第四十九条
両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。

第五十条
両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、
会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があればるときは、会期中釈放しなければならない。

第五十一条
両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問われない。

第五十二条
通常国会の常会は、毎年一回召集するされる。

2 通常国会の会期は、法律で定める。

第五十三条
内閣は、国会の臨時会臨時国会の召集を決定することができる。
いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。ったときは、要求があった日から二十日以内に臨時国会が招集されなければならない。

第五十四条
衆議院の解散は、内閣総理大臣が決定する。

2 衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行い、その選挙の日から三十日以内に、特別国会召集されなければならない。

 衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。
ただし、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。

 前項ただし書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであって、次の国会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失う。

第五十五条
両議院は、各々その議員の資格に関する争訟を裁判し争いがあるときは、これについて審査し、議決する。
ただし、議員の議席を失わせるには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。

第五十六条
両議院は、各々その総議員の三分の一以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない。

2 両議院の議事は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、出席議員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

2 両議院の議決は、各々その総議員の三分の一以上の出席がなければすることができない。

第五十七条
両議院の会議は、公開しなければならない。とする。
ただし、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。

2 両議院は、各々その会議の記録を保存し、秘密会の記録の中で特に秘密を要すると認められるものを除き以外は、これを公表し、かつ一般に頒布しなければならない。

3 出席議員の五分の一以上の要求があればるときは、各議員の表決は、これを会議録に記載しなければならない。

第五十八条
両議院は、各々その議長その他の役員を選任する。

2 両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、並びに院内の秩序を乱した議員を懲罰することができる。
ただし、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。

第五十九条
法律案は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。

2 衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。

3 前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることを妨げない。

4 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取った後、国会休会中の期間を除いて六十日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

第六十条
予算は、先に衆議院に提出しなければならない。

2 予算について、参議院で衆議院と異なった議決をした場合において、法律の定めるところにより、
両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が、衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中の期間を除いて三十日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

第六十一条
条約の締結に必要な国会の承認については、前条第二項の規定を準用する。

第六十二条
両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。

第六十三条
内閣総理大臣及びその他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。
又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。

2 内閣総理大臣及びその他の国務大臣は、答弁又は説明のため議院から出席を求められたときは、出席しなければならない。ただし、職務の遂行上特に必要がある場合は、この限りでない。

第六十四条
国会は、罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、両議院の議員で組織する弾劾裁判所を設ける。

2 弾劾に関する事項は、法律で定める。


第五章 内閣

第六十五条
行政権は、この憲法に特別の定めのある場合を除き、内閣に属する。

第六十六条
内閣は、法律の定めるところにより、その首長である内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織構成する。

2 内閣総理大臣及び全てのその他の国務大臣は、文民でなければ現役の軍人であってはならない。

3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負う。

第六十七条
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。

2 国会は、この指名は、他の全ての案件に先だって、これを行うって、内閣総理大臣の指名を行わなければならない。

 衆議院と参議院とが異なった指名の議決をした場合において、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて十日以内に、参議院が指名の議決をしないときは、衆議院の議決指名を国会の議決指名とする。

第六十八条
内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。
但し、この場合においては、その過半数は、国会議員の中から任命し選ばれなければならない。

2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

第六十九条
内閣は、衆議院不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。

第七十条
内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつったときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

2 内閣総理大臣が欠けたとき、その他これに準ずる場合として法律で定めるときは、内閣総理大臣があらかじめ指定した国務大臣が、臨時に、その職務を行う。

第七十一条
前二条の場合には、内閣は、新たに内閣総理大臣が任命されるまでの間は、引き続きその職務を行う。

第七十二条
内閣総理大臣は、行政各部を指揮監督し、その総合調整を行う。

2 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、並びに一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。

3 内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する。

第七十三条
内閣は、他の一般行政事務のほか、左の次に掲げる事務を行う。

一 法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
二 外交関係を処理すること。
三 条約を締結すること。
ただし、事前に、やむを得ない場合は時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
四 法律の定める基準に従い、官吏い、国の公務員に関する事務を掌理つかさどるすること。
五 予算案及び法律案を作成して国会に提出すること。
六 この憲法及び法律の規定を実施するためにに基づき、政令を制定すること。
ただし、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、義務を課し、又は権利を制限する規定罰則を設けることができない。
七 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。

第七十四条
法律及び政令には、全て主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

第七十五条
国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追公訴を提起されない。
但し、これがため、訴追の権利は、害されないただし、国務大臣でなくなった後に、公訴を提起することを妨げない。


第六章 司法

第七十六条
全て司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。

2 特別裁判所は、これを設置することができない。
行政機関は、終審として最終的な上訴審として裁判を行うことができない。

3 全て裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。

第七十七条
最高裁判所は、訴訟裁判に関する手続、弁護士、裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する。

2 検察官、弁護士その他の裁判に関わる者は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。

3 最高裁判所は、下級裁判所に関する規則を定める権限を、下級裁判所に委任することができる。

第七十八条
裁判官は、裁判により、次条第三項に規定する場合及び心身の故障のために職務を執ることができないと裁判により決定された場合を除いては、
公の弾劾に第六十四条第一項の規定による裁判によらなければ罷免されない。
行政機関は、裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行うことできない。

第七十九条
最高裁判所は、その長である裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、
その長たる最高裁判所の長である裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。

2 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際法律の定めるところにより、国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とするを受けなければならない。

3 前項の場合審査において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、そのすべきとされた裁判官は、罷免される。

4 審査に関する事項は、法律でこれを定める。

 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。

 最高裁判所の裁判官は、全て定期に相当額の報酬を受ける。
この報酬は、在任中、分限又は懲戒による場合及び一般の公務員の例による場合を除き、減額することができない。

第八十条
下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によって、内閣でこれを任命する。
その裁判官は、任期を十年とし法律の定める任期を限って任命され、再任されることができる。
ただし、法律の定める年齢に達した時には、退官する。

2 前条第五項の規定は、下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。
この報酬は、在任中、これを減額することができない。
の報酬について準用する。

第八十一条
最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する最終的な上訴審終審裁判所である。

第八十二条
裁判の対審及び口頭弁論及び公判手続き並びに判決は、公開法廷で行う。

2 裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあると決した場合には、対審口頭弁論及び公判手続きは、公開しないで行うことができる。
ただし、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となっている事件の対審口頭弁論及び公判手続きは、常に公開しなければならない。


第八章 地方自治

第九十二条
地方自治は、住民の参画を基本とし、住民に身近な行政を自主的、自立的かつ総合的に実施することを旨として行う。

2 住民は、その属する地方自治体の役務の提供を等しく受ける権利を有し、その負担を公平に分担する義務を負う。


第九十
地方自治体は、基礎地方自治体及びこれを包括する広域地方自治体とすることを基本とし、その種類は、法律で定める。

 地方公共団体の組織及び運営に関する基本的事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律で定める。

3 国及び地方自治体は、法律の定める役割分担を踏まえ、協力しなければならない。地方自治体は、相互に協力しなければならない。

第九十四条
地方公共団体自治体には、法律の定めるところにより、その議事条例その他重要事項を議決する機関として議会を設置する。

2 地方公共団体自治体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員公務員は、その当該地方公共団体自治体の住民であって日本国籍を有する者が、直接選挙する。

第九十
地方公共団体自治体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。

第九十六条
地方自治体の経費は、条例の定めるところにより課する地方税その他の自主的な財源をもって充てることを基本とする。

2 国は、地方自治体において、前項の自主的な財源だけでは地方自治体の行うべき役務の提供ができないときは、法律の定めるところにより、必要な財政上の措置を講じなければならない。

3 第八十三条第二項の規定は、地方自治について準用する。


第九十五
一の地方公共団体のみに適用される特定の地方自治体の組織、運営若しくは権能について他の地方自治体と異なる定めをし、又は特定の地方自治体の住民にのみ義務を課し、権利を制限する特別法は、
法律の定めるところにより、その地方公共団体自治体の住民の投票においてその有効投票の過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。


さあ、いよいよ次は、緊急事態条項です!
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現行憲法が、自民党改憲草案によってどのように破壊されていくか、よぉーく読んでみてください!(その1)

2016年07月12日 | 日本とわたし
現行憲法をどのように変えようとしているのかがとてもよくわかる、自民党改憲草案との比較です。
http://editorium.jp/kenpo/const.html

これは、自民党が2012年につくった「憲法改正草案」と現行憲法の違いを、WEBデザインやUIの専門家の川添歩さんが、Wordの編集履歴機能を使ってまとめてくださったものです。

こちらに打ち直しをさせていただくにあたり、現代語訳に変更している細かい部分(例えば行を行と書き換えている)は省略しました。
非常にたくさんの文字と色分けがありますので、2万字の文字制限を軽く超えてしまいます。
なので、何回かに分けて、ここに載せさせていただきます。

一回目は、憲法前文から第三章までです。
わたしの最も好きな憲法前文が、根こそぎ変えられてしまっていることが、これほどショックだったんだと、書き写しして気がつきました。

我が国我が国と連呼するのではなく、国際社会、全世界の平和への念と理想を深く自覚し、
平和を愛する気持ち、信頼の気持ちを強く持ち、自国のことのみに千年して他国を無視してはならない。
という、世界平和に向けての確固とした強い信念と決意が込められた文章。
そのほとんどが抹消されてしまいました。

天皇を象徴から元首に戻し、戦争放棄を削除し、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持し、国民の個人から個を消し去った自民党草案。

こんなものを、日本国憲法として、未来の日本人に引き継がせるわけにはいきません。
HELL NO!

↓以下、書き写しはじめ

******* ******* ******* *******
日本国憲法:黒文字
自民党改正草案:藍色文字
両方:改正草案で削除改正草案で追加

・第一章 天皇
・第二章 戦争の放棄 安全保障
・第三章 国民の権利及び義務
・第四章 国会
・第五章 内閣
・第六章 司法
・第七章 財政
・第八章 地方自治
・第九章 緊急事態
・第章 改正
・第十章 最高法規
第十一章 補則
附則


日本国憲法改正草案

自由民主党
平成二十四年四月二十七日(決定)


前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。


日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。

我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。

日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。



第一章 天皇

第一条
天皇は、日本国の象徴であり元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、
このその地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

第二条
皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範 の定めるところにより、これを継承する。

第三条
天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。

2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。


第四条
元号は、法律の定めるところにより、皇位の継承があったときに制定する。

第四条第五
天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない。

2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

第五条
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。
この場合には、前条第一項の規定を準用する。


第六条
天皇は、国民のために、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する。

2 天皇は、内閣の指名に基づいて、最高裁判所の長たるである裁判官を任命する。

第七条
 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の次に掲げる国事に関する行為を行う。

一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 衆議院議員の総選挙及び参議院議員の通常選挙国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏国の公務員の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 全権委任状並びに大使及び公使の信任状並びに批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行うこと。

3 天皇は、法律の定めるところにより、前二項の行為を委任することができる。

4 天皇の国事に関する全ての行為には、内閣の進言を必要とし、内閣がその責任を負う。ただし、衆議院の解散については、内閣総理大臣の進言による。

5 第一項及び第二項に掲げるもののほか、天皇は、国又は地方自治体その他の公共団体が主催する式典への出席その他の公的な行為を行う。

第七条
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名で、その国事に関する行為を行う。

2 第五条及び前条第四項の規定は、摂政について準用する。


第八条
皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することはには、法律で定める場合を除き、国会の議決に基かな承認を経なければならない。


第二章 戦争の放棄安全保障

第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たるとしての戦争を放棄し、武力による威嚇又は及び武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する用いない

2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

第九条の二
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。

2 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。

3 国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、
法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、
又は国民の生命、若しくは自由を守るための活動を行うことができる。

4 前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。

5 国防軍に属する軍人その他の公務員が、その職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。
この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。

第九条の三
国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。



第三章 国民の権利及び義務

第十条
日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

第十一条
国民は、全ての基本的人権享有を妨げられないする
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられるである

第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつてよりこれを保持されなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつてず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ公益及び公の秩序に反してはならない

第十三条
全て国民は、人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大限に尊重を必要とするされなければならない

第十四条
全て国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、障害の有無、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。
栄典の授与は
、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

第十五条
公務員を選定し、及びこれを罷免することは、主権の存する国民固有の権利である。

2 全て公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。

3 公務員の選挙については選定を選挙により行う場合は、日本国籍を有する成年者による普通選挙を保障するの方法による

4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない侵されない
選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない。

第十六条
何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有する。

2 請願をした者は、
し、何人も、かかる請願をしたそのためにいかなる差別待遇も受けない。

第十七条
何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は地方自治体その他の公共団体に、その賠償を求めることができる。

第十八条
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。

2 何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第十九条
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない保証する

第十九条の二
何人も、個人に関する情報を不当に取得し、保有し、又は利用してはならない。


第二十条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

3 国及びその機関地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。

第二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

3 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第二十一条の二
国は、国政上の行為につき国民に説明する責務を負う。


第二十二条
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

2 全て国民は、何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない有する。

第二十三条
学問の自由は、これを保障する。

第二十四条
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。


2 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

3 家族、扶養、後見、婚姻及び離婚配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族親族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

第二十五条
全て国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

2 国は、国民生活のあらゆる側面においてすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

第二十五条の二
国は、国民と協力して、国民が良好な環境を享受ることができるようにその保全に努めなければならない。

第二十五条の三
国は、国外において緊急事態が生じたときは、在外国民の保護に努めなければならない。

第二十五条の四
国は、犯罪被害者及びその家族の人権及び処遇に配慮しなければならない。


第二十六条
全て国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、等しく教育を受ける権利を有する。

2 全て国民は、法律の定めるところにより、その保護する子に普通教育を受けさせる義務を負う。
義務教育は、これを無償とする。

3 国は、教育が国の未来を切り拓ひらく上で欠くことのできないものであることに鑑み、教育環境の整備に努めなければならない。

第二十七条
全て国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。

2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。

3 何人も、児童は、これを酷使してはならない。

第二十八条
勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

2 公務員については、全体の奉仕者であることに鑑み、法律の定めるところにより、前項に規定する権利の全部又は一部を制限することができる。
この場合においては、公務員の勤労条件を改善するため、必要な措置が講じられなければならない。


第二十九条
財産権は、これを侵してはならない保障する。

2 財産権の内容は、公共の福祉公益及び公の秩序に適合するように、法律でこれを定める。
この場合において、知的財産権については、国民の知的創造力の向上に資するように配慮しなければならない。

3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる。

第三十条
国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。

第三十一条
何人も、法律の定める適正な手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。

第三十二条
何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない有する。

第三十三条
何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲裁判官が発し、かつ理由となっている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。

第三十四条
何人も、正当な理由がなく、若しくは理由を直ちに告げられることなく、且つ、又は直ちに弁護人に依頼する権利を与へられることなく、なければ、抑留され、又は拘禁されない。

2 又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その拘禁された者は、拘禁の理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならないすことを求める権利を有する。

第三十五条
何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基づいて発せられ、
かつ、捜索する場所及び押収する物を明示する令状によらなければ、住居その他の場所、書類及び所持品について、侵入、捜索又は押収を受けない。
ただし、第三十三条の規定により逮捕される場合
侵されないは、この限りでない。

2 前項本文の規定による捜索又は押収は、権限を有する司法官憲裁判官が発する各別の令状により、これを行ふって行う。

第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる禁止する。

第三十七条
全て刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。

2 刑事被告人は、全ての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、十分に与えられる権利及び公費で、自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。

3 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを付する。

第三十八条
何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

2 強制、拷問若しくは脅迫拷問、脅迫その他の強制による自白又は不当に長く抑留され、若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

第三十九条
何人も、実行の時に適法であつた違法でなかった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。
又、同一の犯罪については、重ねて刑事上の責任を問われない。

第四十条
何人も、抑留され、又は拘禁された後、裁判の結果無罪の裁判を受けたとなったときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。
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海とトランプのトイレットペーパーと仏像と

2016年07月11日 | 家族とわたし
参院選投票日を一週間後に控え、ゴリゴリと頭を使いながら記事を書き続けていましたが、
せっかくの『独立記念日』連休をぶっ壊すつもりかっ!と、さすがに夫の忍耐袋がパンパンに膨れて爆発寸前になっていたので、

行ってきました、海へ!


うちから車に乗って、50分ぐらい走ったところにある海です。
海岸沿いを走る高速ですが、往復600円ぐらいで行けます。
ボードウォークに、ゲームセンターなどが無いところなので、子ども連れの家族には人気がなく、とりあえず渋滞になる可能性が少ない。

こういう企画がけっこう多い国です。でも楽しい。






いやあ、さすがにたくさんの人出だぁ〜!こんなに多くの人がいる海岸を見たのは初めてかも。


わたしがせっせと椅子をセットしていると、


大きな岩が、波の動きを調節しているのだそうな。


気温がやや低め、そして風が強いので、海に入っているのは若者が断然多い。


コマーシャルを流すプロペラ機。


遥か遠くにはヨットも。


今日は浜に降りるのに、ひとり3ドル払わなければなりませんでした。高っ!


帰りにちょこっと腹ごしらえ。
お酒をやめたので、楽しみは炭酸水にライム。


車を停めた通り道に建っていた、とっても古い教会。


とても非常階段らしい非常階段発見。真っ赤っか!


超〜シンプルな教会。


立派な郵便局。


家に帰ると、歩美ちゃんの赤ちゃんムクゲの花が咲いていました。




そして昨日、日本ではすでに参院選挙の投開票が行われ、結果がすべてわかってた、こちら時間の7月10日。
それは夫の51歳の誕生日なのでした。

夏の間は、家のローンを支払うのに必死で、かなり質素に暮らしていかねばなりません。
でも、誕生日は誕生日。
お祝いしようではないか!

マンハッタンに向かいました。


突然、車の前に現れた、女性の警察官さんたち。


なんとも清々しい街中です。


ワインには人10倍こだわりのある夫が選んだのは、もちろんフレンチレストラン。


幸いにも、わたしたちのテーブル係になってくれた男性は、ワインにとても詳しくて、夫の要望を辛抱強く聞いてくれ、願い通りのワインを持ってきてくれました。
ほっ…。

グルテンフリーのパンもあって、


わたしは蕎麦粉で作ったクレープで、ハムとチーズを巻いたものを。


ちょいと冷房が効き過ぎて、寒かったのが玉に瑕だったけど、また行ってみたいレストランでした。


せっかくなので、セントラルパークへ。


下の方から、なにやら三味線の音が聞こえてきたので、その方向に行ってみると、


え?Y?まさか、吉田兄弟?


津軽三味線を奏でる若者に、写真を撮っても良いですか?と尋ねると、ちょっと照れくさそうに笑って、「いいですよ」と言ってくれました。


それにしても上手い!
弦の一本一本が、セントラルパークの広い広い空間に、時には矢のように突き刺さり、時には激しい震えを生み出していきます。
とてもよく響く音と、すごいテクニックに聞き惚れ、思わず尋ねてしまいました。
「吉田兄弟さんですか?」
「いえいえ、違います。でも、サークルに入っていて、そこに彼らが教えに来てくれたりしますけど」
なるほどなるほど。

彼はあくまでも練習だと言っていましたが、おかげでとても良い時間を過ごせました。
研修で1ヶ月だけの滞在だと言っていた彼ですが、また聴きたいな。ありがとう!



広場もいつもよりたくさんの人。


あれは何の建物だろう。


カメラを構えていると、右上の端っこを、さっと赤いものが横切りました。
それを辿っていくと、


凧がスイスイと気持ち良さそうに。



水浴びに熱中のロビンくん。





バイバイマンハッタン。また来るね。



内緒で撮った誕生日男。見つかりにくいように、ちょっと小さめにしておこう。(でも、クリックするとでっかくなります、ふふふ)


そしてこれは、誕生日男のお姉さんからの贈り物。トランプのトイレットペーパーだぁ〜!


この巨大なお顔を、いったいどこに置けばよいのか…。


オモロ過ぎ!!!
コメント (4)
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