予定通り、夢の畑にある栗の木を切ることにしました。
土手の端にある栗の木は、根元の近くから幹が何本も出ていて、
去年の台風でそのうちの2本が折れてしまいました。
切る前の姿はこんな感じです。
ノコギリで切るので、まず方針を考えました。
切る本数は4本、どの順番でどの位置から切るかを決め、始めました。
斜面が滑るので、しりもちをついたり、滑ったり、つまずいたり・・・
足をひねった時は、一瞬ひやっとしました。
木を切る際のけがが多い理由が分かる気がしました。
道路から高い位置にあるので、一番の注意点は、木が道路に落ちないこと。
そのためには一気に切らず、ミシミシと折れ始める音を聞きながら、
慎重に慎重にノコギリを使いました。
まず最初の1本、緊張しながら、かつ、良く観察しながら切り進め、セーフ!
切った太い幹を引っ張っていき、ばあちゃんにバトンタッチ、
ばあちゃんが小さく切ってまとめていきます。
これを繰り返して、4本切り終わりました。
写真に見えない下の方に2本の切り口があり、とげとげしている幹は、
台風で折れた物、他の枯れ枝も切っておきました。
切り終わった時の達成感と満足感、ある種の高揚感、これは何だろう?
この仕事が私にとって、いつもの仕事よりもハードルが高いからです。
何より、自分と道路を走る車の両方に危険が伴う仕事なので、
すごく意識を集中させてやり、思い通りに終わらせたからでしょう。
道路に伸びている幹を1本だけ残しました。
切っても大丈夫だろうという気もありましたが、万々一、道路に落ちたら、
そこにちょうど車が来たらと考えて、今回はストップしました。
最後に、台風で折れて下の木に引っかかっている枝を持ち上げるため、
枝の先を切り、周辺のまだ小さな栗の木等も切ってすっきりさせました。
今年も来るであろう台風で、残した幹がどうなるか心配ですが、
もしも折れたら、早く片付けようと思います。