高校3年の時の担任教師を囲む会が、伊豆長岡で行われました。
伊豆長岡温泉は何度も利用してきましたが、いつも夕方着いて翌朝帰るだけ。
近くなのに歩いたことも無いという、燈台下暗しそのものの場所です。
今回はパンフレットにある七福神めぐりをしようと、少し早めに行きました。
案内地図を見ながら源氏山に上って行ったのですが、誰もいない急な山道、
落ち葉を踏みしめながら少しハラハラ、ハーハーして上りました。
源氏山公園は桜の名所らしく、4月になると人も大勢訪れるようです。
公園の近くにお墓があり、その上も展望台になっていました。
次に来ることは無いだろうなと思って、すごい階段を上っていくと・・・
こんな景色が見えて、近くに木で作った見晴台があり、
標高99mという札がついていました。
七福神めぐりをするには時間が足りないので、今回はここまで。
急カーブの道路を下り、同窓会の宿に向かいました。
卒業から45年、クラスだけの会は初めてです。
80才になられたという先生の髪は白くなっていましたが、
声も姿も雰囲気もそのままで、一瞬不思議な気分になったほどです。
50人のクラスで女子は11人、何と9人が参加しました。
男子は16人、合計25人、先生の人徳だなと思いました。
高3の時はそれぞれが授業を選択して動き、私は世界史を選んだため、
日本史の担当だった担任の授業を受けなかったのが、今思うと残念・・・。
当時35才だったそうですが、すごく大人で穏やかな方でした。
友人たちは先生に懺悔やらお礼やら、思い出を交えて話していましたが、
ほとんどのことをすぐ忘れる私は、覚えていることが全然ありません。
私は高3になって5月ごろから、3度の手術で入退院を繰り返していたので、
そちらの方の苦しみや悩みの比重が大きかったと思います。
宿泊した人は10名、貸し切りだったのでゆったり自由に過ごせました。
今日は帰りに友人とゆっくりお昼を食べてから、家に戻り、
ばあちゃんが束ねたカヤを全部畑に運び終わりました。
昨日の午後から丸一日の外出、全く違う時空間に行ったようでした。
浦島太郎は浜に戻って、こんな気分だったのかも?
すんごく長ーい時間旅行をしてきたような気がします。