ゴマノハグサ科のオオイヌノフグリです。谷戸一面に紫の花が咲いていました。ここは名越緑地です。名越のまんだら堂やぐら群の側です。人が立ち入ることの出来ないところなので自然のままです。今日は終日雨とのこと。
ラン科のシュンランです。3-4月に見られます。名越緑地の山路で撮りました。自生していました。自然のシュンランです。昔からここに咲いていたようです。乱獲をまぬがれたようです。自然のままの姿を見るのは楽しいです。山にも春が確実に来ていました。令花です。
キク科のコウヤボウキです。葉は円形でまばらな鋸歯があります。名越緑地で撮りました。昨日の雷雲、今朝の花冷え季節の変化を感じます。朝も早く明けるようになりました。これは花が散った後の咢です。落葉低木です。昔は松林に分布していました。これで箒を作ったとか。本当かな?
ウマノスズクサ科のカントウカンアオイです。三浦半島の名越緑地で撮りました。分布が狭いです。蟻が種子を散布します。岐阜蝶の食草です。葉にはいろいろな模様が見られます。12.5万年前の下末吉海進のときに海に沈まなかったところに分布しています。今の東京湾がもっと大きかったときに生き残った植物です。