糸取から変化したようです、
タデ科の植物で、白い花が咲きます。
道端でよく見かける植物です。
葉と茎は食用とのこと、
茎が赤っぽいのが特徴ですね。
ところもしらぬ山里に
さも白く咲きてゐたる いたどりの花(遊仙)
どこかで聞いたことのある一節ですね。
本歌取りです。
そうです、萩原朔太郎の「夜汽車」という詩(大正2年)の終わりの行の
「をだまきの花」を「いたどりの花」に置き換えてみました。
やっぱり、「をだまきの花」の方がいいですね。朔太郎はこの詩を色紙に
書いていたようです。
いたどりの花(2005.11)おにどころの実のような花です。