三浦按針夫婦供養塔

　三浦按針の供養塔です。江戸期の宝篋印塔で右（凝灰岩）が三浦按針、左（安山岩）が三浦按針の妻で江戸日本橋大伝馬町の名主馬込勘解由（かげゆ）の娘です。ジョセフとスザンナの一男、一女をもうけました。三浦按針はイギリス人の航海士で１６００年に豊後国に漂着しました。三浦按針（１５６４年ー１６２０年）はウイリアムアダムスが本名でケント州ジリンガムの出身です。按針とは水先案内人のことです。徳川家康の政治と外交の顧問になり、横須市西逸見町（三浦郡逸見村）に２５０石の領地を家康からもらいました。噂には聞いていましたが改めて伺うとすごい人だったんだと驚きました。