まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「城南宮の七草粥」へ行ってきました。

2014年02月11日 | 京都市伏見区

今日は、午前中城南宮(じょうなんぐう)へ行ってきました。毎年、旧暦の正月七日に近い2月11日に「七草粥」が振る舞われます。城南宮は、平安京の大阪方面からの入口にあり、交通の要衛でした。平安時代の末に、白河上皇が壮大な離宮(城南離宮・鳥羽離宮)を造営し、 幕末には鳥羽伏見の戦いでは薩摩藩が布陣した場所です。

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鳥居の横の「菊水若水」で清め、お参りします。↑菊水若水は伏見の名水の一つとして数えられています。東大寺のお水取りの香水は、若狭の遠敷川から「菊水若水」を通り、二月堂の若狭井に達すると伝えられています。今日の気温は7℃、手水はとても温かく感じました。

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神前には七草が、お供えされていました。

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門前には「源氏物語 椿餅」と植木の露店が出ていました。午前中は、青空が出ていましたが、風が強くて寒かったです。(><。

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七草粥は、斎館で頂きます。1膳500円

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七草が展示されていました。神苑で育ったものだそうです。なお、実際に七草粥にも一部使われています。量が多いので、全部はまかないきれないそうです。

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七草粥は、ほんのり白みそ味?けっこう塩気が強かったです。小さなお餅が2個入っています。御馳走様でした。(^人^)

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七草粥には「十徳」があるようで・・・なかには、言語清朗ってのもある。写真クリックで拡大。

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神苑は、早咲の梅が少しだけ咲いていました。しだれ梅が咲くのは3月に入ってからです。右下写真:お土産に椿餅を買ってきました。(2個500円)・・・伏見の松甫堂さんの椿の葉の間に道明寺生地 (こし餡入り) をはさんだ生菓子です。

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ちなみに、椿餅は、源氏物語「若菜上」で登場します。六條院の春の御殿で光源氏のお召しで若者達が蹴鞠に興じた際に振る舞われたとされています。平安時代は、小豆餡はなかったので、現代のものと少し違いますが、椿の葉で挟む形は同じだったようです。

城南宮 http://www.jonangu.com/index.htm 

参拝、駐車場は無料  春の神苑のしだれ梅 2013/3/11ぶろぐ八重しだれ桜2013/4/3ぶろぐ】が見事です。



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