梅雨に入っていますが・・・京都は、まとまった雨が降りません。雨が降ったら、宇治に紫陽花【前ぶろぐ】を見に行こう、東林院の沙羅の花【前ぶろぐ】を見に行こうと思っているのに・・・。毎年、葵祭から祇園祭までの京都は、これ!っていうものがなくて、出不精な上に雨が降らないとなると・・・やはり水無月を食べてぶろぐアップするしかない!って思うわけです。(^m^)
今回ご紹介するのは、「一乗寺中谷」さんの水無月です。でっち羊羹が名物の和菓子とスィーツのお店です。中谷さんがある一乗寺は、宮本武蔵が吉岡一門と決闘した当時の「下り松(さがりまつ)」のある場所です。お店のそばには決闘の地があり4代目の松が育っています。初代の松の木は近くの八大神社に祀られています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】
水無月は竹かごに入って756円です。(通常サイズ4個分ほどの量です)三角じゃないので水無月って感じではないですが・・・食べたい分だけ自分で切って食べれます。三角に切ると小さいけど、やはり水無月は三角じゃないと、雰囲気出ませんね~。白、うぐいす豆(抹茶)、黒砂糖です。もっちり感がある生地です。中谷さんのお菓子は全体的に甘さ控えめなものが多く、この水無月も甘さ控えめです。お抹茶より、麦茶や煎茶と頂くのがお勧めです。日持ちはしません。
一条寺中谷 http://ichijouji-nakatani.com/
以前ランチをご紹介しています。【前ぶろぐ】
水無月とは?氷の結晶に似せた三角の外郎(ういろう)の上に小豆がのっているこの季節の和菓子です。小豆は魔除けの意味もあるそうです。(豆が魔滅に通じる)
過去ブログでもたくさん水無月を紹介しています。・・・京絵巻さん、仙太郎さん、東寺餅さん、俵屋吉冨さん、七條甘春堂さん、音羽屋さん、五建外郎屋さん、笹屋伊織さん、鶴屋吉信さん、京阪宇治駅前駿河屋さん、京阿月さん、とらやさん、平安殿さん、妙心寺前三河屋さん、亀屋良長さん、長久堂さん、塩芳軒さん、 以上、京都の和菓子屋さん17軒の水無月と番外編(ケーキなど)を頂きました。追加:2012:老松さん、2013:松寿軒さん、船屋秋月さん、おたべ本館さん 2014:鼓月さん
どこも同じように見えますがそのお店の特徴も出ています。
八大神社は詩仙堂に隣接しています。
詩仙堂ばかり有名ですが・・・八大神社もぜひお訪ねください。
八大神社さんの記事も拝見しましたが、面白そうなところですね。もちろん武蔵は好きな偉人ですが、まだ行ったことのない場所です。
京都は時代を選ばず、名所旧跡だらけなんですね。
… っと、食べる方もより取り見取りで!