まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

北野天満宮:天神市「御誕辰祭 大茅の輪くぐり」2013

2013年06月25日 | 京都市上京区

今日は、北野天満宮の天神市です。6月25日は、御祭神の菅原道真公のお誕生の日にあたり、午前9時に「御誕辰祭」が斎行されています。雅楽が流れ、雅な「お誕生会」です。菅公は、承和12年(845)の6月25日京都で生まれ、延喜3年(903)2月25日に太宰府にて亡くなりました。これに因み毎月25日が天神様の御縁日とされています。

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今日は夏越(なごし)天神ともいわれ、酷暑の真夏をひかえ庶民の健康と厄除け・無病息災を願うための「大茅の輪(おおちのわ)くぐり」が楼門で行われます。楼門に、茅(かや)で作った「大茅の輪」を掲げ、この輪をくぐると一年中無病息災、特に夏の病気にかからないと伝えられています。楼門前の大茅の輪の茅を頂いて、小さな輪を作り家に飾っておくこともできます。午前中、早めに行かないと茅がなくなってしまいます。 *茅の輪守りの授与もあります。(350円)

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楼門をくぐったら、いつもの赤目の牛さんへご挨拶。この季節は梅の収穫が終わっています。右下写真:全員レンタル着物?の修学旅行生に遭遇。今の修学旅行はいろんなパターンがありますね。タクシー貸切は、あたりまえだし・・・。でも、グループでバスや電車で市内観光するほうが、いろんなハプニングもあるけど想い出深い気が…。まぁ、大人の事情もあるんでしょうね~。いろいろ。(^^;)でも、タクシー観光は、生徒も運転手さんも、お互い楽しそうに見えない…。

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本殿前にも茅の輪が設置されています。なお、茅の輪は、素戔鳴命(すさのおのみこと)に旅の宿を提供して難儀を救った蘇民将(そみんしょうらい)が、素戔鳴命の教えに従って腰に茅の輪を下げたところ、その子孫に至るまで厄難なく栄えたという故事にちなんで、茅の輪をくぐり、罪やけがれや厄難を祓い落とすという神事が受け継がれているそうです。左下写真:某テレビ局のカメラ・・・邪魔。(^^;)カメラがはけて、皆さん、ようやく左回り右回り左回り・・・と、回れました。

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露店は暑さと雨が心配だからか?少しだけ少な目でした。この季節の野菜の露店は、万願寺とうがらし、ハチク(タケノコ)が売られています。他にも桃、すいか、枝豆など夏ものがいっぱいです。

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本日見かけた面白いもの~。すり鉢入りのおじさん?に、箱入りの招き猫・・・。

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ドラえもんのカップ・・・手前の怪しい湯飲みは見なかったことに(^^;)そして、ピンクのキューピーちゃん。

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北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/ 参拝自由

参拝者用無料駐車場(1時間)あります。ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。

北野天満宮はよく出かけています。【北野天満宮・天神市:カテゴリ

【おまけ】大鳥居を出て左・・・門前のお菓子屋さん「船屋秋月」さんの北野店で、厄除けのお菓子「水無月」 を買ってきました。白、抹茶(各145円)です。ちょっと甘めの味です。水無月についての詳細は【前ぶろぐ】にて。

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京菓子處 船屋秋月 http://www.funaya.jp/

天神さんに因んで梅の形の「梅の丸」もあります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ