昨日の午後、銀閣寺へ出かけました。白川通りのバス停から銀閣寺方面へ歩くと哲学の道が見えます。もともと、明治23年(1890)に琵琶湖疎水が完成した際に管理用道路として設置された道です。哲学者の西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し思案を巡らしたことから「哲学の道」と呼ばれるようになりました。銀閣寺側の起点からは、遠くに如意ヶ嶽(大文字山)も見えます。以前登山をご紹介しています。【前ぶろぐ】
今年は、昨年に比べ発色もよく、とてもきれいな紅葉を見ることができます。(まぁ、昨年がここ数年間で最悪だったような・・・)今日からしばらくは朝晩の冷え込みがキツイので益々美しくなるかも?
ひとまず、哲学の道を外れ銀閣寺へ・・・。門前にはお土産やさんや飲食店が並んでいます。銀閣寺の入口は鮮やかに色づいていました。なお、銀閣寺の横には浄土院があります。「大文字寺」ともよばれ、五山送り火の際には精霊送りが行われたくさんの人で賑い、山上の弘法大師前で、歴代の住職が読経されます。
受付を済ませ銀閣寺へ入りました。拝観券はお札になっています。(扱いに困る場合はお返しできます)
銀閣寺は、室町幕府の8代将軍足利義政が、祖父にあたる3代将軍足利義満の金閣寺(鹿苑寺:ろくおんじ)にならい、この地に山荘を建てたのが始まりで、正式名称は東山慈照寺(じしょうじ)といいます。金閣寺同様、屋根の上に鳳凰が鎮座しています。なお、金閣寺の紅葉は前ぶろぐ【13/11/27】にて。
この時期、境内はたくさんの人で賑わっています。修学旅行生もたくさんいました。人を避けてカメラを向けるのは難しい・・・。盛砂の「向月台」は、室町時代からあったわけではないそうですが、何を表したものなのかは、はっきりしないそうです。以前、まじくんと出かけた時【前ぶろぐ】は「大きなプリンや!」と言ってました・・・。
銀閣(観音殿)とともに、国宝に指定されている東求堂(とうぐどう)周辺の紅葉が、色とりどりで、とてもきれいでした。東求堂は義政公の持仏堂です。現在、特別公開が行われています。(堂内は写真撮影NG)
展望所まで、紅葉と苔が美しい山路を歩いて上ります。(それほど時間はかかりません)雨上がりは石が滑りやすいのでご注意ください。
まだ紅葉の進んでいない木もあり、色とりどりの紅葉を楽しめます。
展望所からは、銀閣寺境内や京都市内を見渡すことができます。
臨済宗相国寺派 銀閣寺 http://www.shokoku-ji.jp/
拝観料:大人500円 小人300円 拝観所要時間:30分~
この後、再び、哲学の道、法然院、安楽寺へ・・・次のぶろぐにて。
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