まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都大原「来迎院」「音無の滝」へ行ってきました。(13/12/5)

2013年12月10日 | 京都市左京区

先日(12月5日)、大原へ出かけました。紅葉は終了・・・との案内。紅葉ピーク時はものすごい人でしたけど、静か(^^;)それでも、時折、団体さんとすれ違うなど、相変わらずの人気スポットです。

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ピーク時は気が付かない参道のスポット・・・椿地蔵さんへお参り。↓平安時代前期の皇族、惟喬親王に仕えた久保家に祀られていたお地蔵さんです。落椿に埋もれそうになっていたお地蔵さんをいつしか「椿地蔵さん」とよぶようになったそうです。

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三千院への上り口は、人がまばら・・・紅葉はやはり、ピークが過ぎていますね。今回は、三千院へ行かずに、三千院の右手の道を進みました。

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まもなく、来迎院の参道口があります。来迎院の手前に「浄蓮華院」があります。ここは宿坊として人気のお寺で「気楽にお寺に泊まる」というコンセプトで、11時消灯、アルコール提供などもあるそうです。大晦日には、除夜の鐘を撞けるようです。

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浄蓮華院の先に「来迎院(らいごういん)」があります。浄蓮華院とともに、声明中興の祖である聖応大師、良忍(りょうにん)上人が建立して、天台声明の根本道場とされたお寺です。鎌倉時代初期には多くの僧が集まり、成時には四十九院の寺坊があったといわれています。(拝観料:400円)

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本堂には、ご本尊の、薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来が安置されています。3体並んでのご本尊は珍しいものです。以前は別々のお寺に安置されていたものが火災などでお堂が失われ、ここに集められたそうです。藤原時代の作で重要文化財に指定されています。本堂に入って間近に拝むことができます。

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来迎院の先を進むと・・・坂道、石段、砂利道、泥道、落ち葉を踏みしめ・・・

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案内板があり・・・いくつかの小さな砂防ダムがあります。

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やがて「音無の滝(おとなしのたき)」が見えます。(来迎院から上り約15分)良忍上人はじめ代々の声明法師が、この滝に向かって声明の習礼をされたそうです。初めは声明の声が滝の音に消されて聞こえず、稽古を重ねるに従って、滝の音と声明の声が和し、ついには滝の音が消えて、声明の声のみが朗々と聞こえるようになった事から「音無の滝」と名づけられたと言われています。

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紅葉がピークの頃は、さぞかしきれいだったことでしょう。(^^)来年、訪ねてみよう・・・。ちなみに、普段は滝の音がよく聞こえます。

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大原観光保勝会 http://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/

大原は先月もご紹介しています。【13/11/17】【13/11/16】【13/11/1

続いて、大原のおいしいランチをご紹介します。次のぶろぐにて。

 

 



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