まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「南座歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。

2013年04月24日 | 京都市東山区

昨日、南座で開催中の「第二十一回南座歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。春の名物公演で、ユーモアの中に趣向を凝らした解説と、わかりやすい演目で歌舞伎の魅力を案内してくれます。わかりやすさも魅力ですが、価格も・・・全席自由席でお1人様3,000円です。いい席に座れば超ラッキー。

Dsc03756 Dsc03758

同時開催の「歌舞伎ミュージアム南座2013」も観覧できます。歌舞伎を盛り立てる小道具や乗り物、まねき看板、芝居錦絵の実物なども間近に見れます。まねき看板は近くで見ると、思ったより大きく感じました。

Dsc03757 Dsc03759

上演の前には、落語家の桂九雀さんによる解説があります。鳴り物(BGM)、歌舞伎の道具、しぐさ、舞台装置など・・・とても分かりやすく楽しかったです。左下写真:室内舞台の上にある屋根↓これは昔の芝居小屋の名残りで、昔は舞台上のみ屋根があり客席は草だった・・・つまり、お客さんが「草(芝)の上に居る」ことから「芝居」と呼ばれるようになったそうです。なーるほどφ(..)メモメモメモ

Dsc03764_2 Dsc03761

解説と同時に、観客から選ばれた美しい女性(自薦(^^;))が、歌舞伎衣装を着て舞台に立つという趣向もあり、とても楽しかったです。かけおち、お局、花魁、町娘、お姫様・・・衣装も美しいですが、短い間に仕上げた着付けが素晴らしかったです。さすがプロ~。

Dsc03762 Dsc03780

解説の後の演目の1つめは「藤娘」です。会場全体が真っ暗になり、ぱっと明るくなると目の前に満開の藤の木が現れ、歓声が起こります。藤の精を演じるのは上村吉弥さんでした。上方歌舞伎に欠かせない貴重な美しい女方だそうです。演目の2つめは「供奴」です。吉原に行く主人のお供に遅れた奴が、提灯を掲げて花道に勢いよく登場します。軽快な音楽と、きびきびとした動きが心地よく、足拍子が一番の見どころです。奴を演じるのは上村吉太朗さん、中学1年生、期待の星です。堂々とした踊りの中にも、子供らしいかわいさがあって、とっても良かったです。

鑑賞教室は、解説が40~50分、15分の休憩をはさんで2演目行い、全部で約2時間でした。休憩時間や開始前などに売店で購入したお弁当を食べるのもOKです。観客は一般の方の他に、大学生の団体、小学生が授業の一環として鑑賞することもあるそうで、そのくらいわかりやすく気軽にって事ですね。(^^)

京都四條 南座 http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/

第21回歌舞伎鑑賞教室は4月20日~25日まで お1人様3,000円



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行って来たんだ。いいな~!次回は絶対行くぞ! (iroha)
2013-04-25 00:20:21
行って来たんだ。いいな~!次回は絶対行くぞ!
irohaさんへ (まじくんママ)
2013-04-25 08:37:11
急きょ、出かけました。(^^)
楽しかったです。来年はご一緒しましょ!

コメントを投稿