まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都花景色(2016/4/15)松尾大社:やまぶきがそろそろ満開!

2016年04月16日 | 京都市西京区

一昨日の夜、そして本日未明に、熊本で大きな地震が発生しました。まだまだ大きな余震が続いています。こちら、京都からは、今のところ見守ることしかできませんが、被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い地震の沈静化と復興をお祈り申し上げます。

 

昨日、梅宮大社の八重桜を楽しんだ【前ぶろぐ】後、近くの松尾大社へ寄りました。徒歩の場合は20分、車の場合は3分ほどで到着です。松尾大社は、京都でも最古級の神社で、この一帯の住民が松尾山の御神霊を祀ったのがはじまりだといわれています。地元では「松尾さん」と親しまれている洛西の総氏神様として、約10万戸の氏子を擁しています。

京都の「やまぶき」の名所として知られています。境内を流れる一ノ井川のほとりの山吹の開花状況は・・・満開間近!とってもきれいでした。

やまぶきは、中国と日本に古くから自生していて、山の谷間で枝が風に揺れる様子から山振とよばれたのが語源で、「万葉集」にも、山振と詠まれた歌があります。

山吹は、この地に自生していたといわれ、今は約3000株あるといわれています。八重やまぶきの他に、一重のやまぶきも境内あちこちにあります。

 珍しい白やまぶきもあります。年々、株が増えています。

本殿奥に「神泉・亀の井」があります。亀さんの口から流れる水は、別名「よみがえりの水」ともよばれ、諸病快癒、延命長寿、寿福増長に効果があります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】そのため、本殿前にも亀さんがたくさんいます。

古来より開拓、治水、土木、建築、商業、文化、寿命、交通、安産の守護神として仰がれ、特に醸造の祖神として、全国の酒造家、味噌、醤油、酢などの製造・販売者からの信仰を集めています。

 

境内には、酒樽や絵馬がたくさん奉納されています。お酒の資料館もあります。

松尾大社  http://www.matsunoo.or.jp/ 参拝自由、庭園拝観:大人500円、拝観所要時間(庭園含め)30分~ 参拝者用無料駐車場有

以前も山吹の季節にご紹介しています。【2014/4/17:庭園ご紹介しています】【2011/4/27:お酒の資料館】【2009/04/19】【2008/04/20