昨夜、円山公園の「祇園枝垂れ桜」を見てきました。夕暮れ時でライトアップが始まったばかりでした。公園のシンボル的な存在で、正式名は、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)といいます。現在の木は、2代目です。初代の桜は、樹齢200年余りで、根回り4メートル、高さ12メートルで、昭和13年に天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。現在ある2代目の桜は、昭和3年に初代の桜から種子を採取し、畑で育成したものを昭和24年に植栽したものです。
祇園という場所柄“魅せる”のが役目の桜ですが・・・樹齢はそれほど経っていないのに、毎年ライトアップされているからか?太い枝があちこち切られています。少し痛々しさも感じますが、迫力も感じ、なぜか毎年見てしまいます。
この桜(初代)の孫桜があちこちに植えられていて、二条城駅前、京都府庁旧本館【前ぶろぐ】などに植えられています。
お花見は、空席は目立つものの、あちこちブルーシートが拡げられていました。学生さんが多かったかも?茶店は暇そうに見えましたけど・・・。京都には桜の名所はたくさんありますが、寺社仏閣が多くてシートを広げてお花見はできません。ここは、夜桜を見ながらお花見できる数少ない場所です。*京都の経済人はシートを広げて花見をする人は少なく、茶店を借りて楽しむのが通常です。以前、平野神社の夜桜をご紹介しています。【09/4/5ぶろぐ】
昨夜は、少し肌寒い夜で、再びダウンジャケットを着用でした。
京都の桜は【カテゴリ:桜】にて。