まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「街かど古典カフェ」へ参加しました!:第4回目&城南宮お火焚祭

2009年11月20日 | 京都市上京区

先日(11月5日)、古典の日の関連イベントの「街かど古典カフェ」のワークショップ(体験型講座)の第4回目へ行ってきました。前回に引き続き、上京区にある「京まちや平安宮」で行われました。テーマは「大鏡を読む」です。

P1090862_2 古典カフェ・・・カフェというくらいですから、実は毎回(現地見学を除く)、お茶とお菓子が出てきます。これが、講義とともに楽しみなんです。(^m^)食いしん坊だから?いえいえ、和菓子は「季節感」がありますよね。「今度はどんなお菓子なんだろう?」と、思うのが楽しいのです。

この日は、テーブルに座るとすでにお菓子が置かれていました。おまんじゅうに、おこしに、おみかん・・・なんか、いつもの雰囲気と違う(・・?)田舎のコタツの上を連想してしまいました。(^m^)

じーっと見つめながら・・・うーん、今回は予算がないのか?でも量が多いし?誰かのおすそわけ?などと思いつつ・・・あれ?このおまんじゅうの焼印、どこかで見たような・・・おとなりの参加者に訪ねると「お火焚きの印」と、教えていただきました。

「お火焚き」とは、江戸時代から京都地方などで行われる神事で、陰暦11月に社前において火を焚き、祝詞や神楽で神意を慰めるもので秋の収穫感謝の新嘗祭のひとつです。また、古くから庭燎(にわび)を焚いて神楽を舞ったものの名残であるとも言われています。みかんや饅頭、おこしなどを供え、神社がそれを参詣者に授与したり、ご近所のおすそわけしたりします。今回のおかしは「お火焚きのお供え」だったんですね。(^^;)

講義を聞いた後、おまんじゅうを1個頂きました。謂れを知って戴くと、おいしさも一入です。のこりは、まじくんのお土産にしました。でも、最近の子供は、おまんじゅうもおこしも喜ばないのよね。(--)

古典の日 http://www.kotennohi.jp/

おまけ:今日11月20日は、城南宮の「お火焚き神事」でした。

 

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学校帰りのまじくんも一緒でした。境内は七五三の設えで、菊花展も行われています。

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お火焚きは、交通祈祷殿前の広場で行われていました。参加者全員が祝詞をあげる中、火焚串がどんどん焚きあげられていきます。

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「浦安の舞」が奉納されます。厳かで心が洗われるきれいな舞でした。

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衣装もとても素敵でした。神殿(神様)への奉納なので、なかなか正面は撮れず・・・。

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・・・で、問題のおまんじゅうですが・・・一般参拝者には授与はないみたいです。あらら、残念。(^^;)ちなみに、今の季節、京都の和菓子屋さんでは、焼印のついた「お火焚きまんじゅう」が売られています。そういえば昨日ご紹介したおはぎがおいしい「音羽屋」さんにもありました。

城南宮 http://www.jonangu.com/index.html