9月1日から、富山県の八尾町で「越中おわら風の盆」が始まります。8月20日から30日まで、町内で順に前夜祭が始まっています。残念ながらここ2日ほど雨続きで残念なのですが・・・(雨の場合は中止です)
27日に諏訪町の前夜祭を見ることが出来ました。前夜祭とはいえ、たくさんの人や観光バスでにぎわっていました。
露天風呂で一緒になった観光客の方が、おわらを見るために1時間半待って、踊りを見たのは2分ほど。あとは町内を歩いて、お店でおわらのビデオを見ながらカキ氷を食べた。それでも雰囲気を楽しんで満足な夜だったと話してくれました。
私にとってのおわらの思い出は、保育園の頃、ゆかたを着て手を叩きながらおわら踊りの列についていったこと(当時、母の実家のあった福島地区だったと思います)高校生の時に友人の家に泊まり、明け方、辺りが白みはじめた頃に、地元の人のみが静かにおわらを楽しむのを2階の窓から眺めたことなど、たくさんあります。そういえば、中学の体育祭で踊る「おわら体操」もありました。まさにおわらづくしの町です。
おわら節は、胡弓と三味線の哀愁を帯びた響きが、もの悲しさを感じさせるようですが・・・私には幼い頃から親しんだ響きで、懐かしさがこみ上げてきます。以前TV放映された「愛の流刑地」のヒロインの出身地の設定にもなっています。しなやかな男女の踊りから「恋歌」を連想しますが、実は「収穫を祝う踊り」です。
越中八尾観光協会公式サイト http://www.yatsuo.net/kankou/
ゆうゆう館公式サイト http://www.uukan.yad.jp/