京都は、お盆が過ぎたら「地蔵盆」があちこちで始まります。
お地蔵さんには、親より先に亡くなったこどもが賽の河原で苦しんでいるのを救うという言い伝えがあります。地蔵盆とは、地蔵菩薩の縁日である8月24日に向け、行われる地蔵菩薩の祭のことです。 日本中に地蔵盆の風習はありますが、京都、大阪が盛んだそうです。
簡単にいうと「お地蔵さんのお祭り」なんです。お地蔵さんというと、昔話の「かさじぞう」にでてくるようなお地蔵さんをイメージされる方が多いですが、私の住む地域は、どちらかというと道祖神のような風貌です。手で抱えれるくらいの石に、なんとなく顔と体が彫られているようなものです。
普段は社(小さな神社のようなもの)にいらっしゃいますが、1年に1度、社から出し、洗い清め新しいよだれかけをかけておまつりします。地域によっては、色を塗ってお化粧するところもあります。
今日は、お地蔵さんに奉納する「よだれかけ」を作りました。毎年、この時期、汗をかきながら手作りします。かわいいプリント柄で作ってあるのもありますが、なぜかうちの地域は、白が多いです。
明日は、朝6時に集まって、いよいよお地蔵さんを、社から出し、飾りつけをします。また、ご報告します。