みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

チャーチル戦車の巻(その11’’)

2006年05月05日 12時13分16秒 | AFV(英・チャーチル)
緊急事態発生! キャタピラが短い!

私は気に入ったキットのサブタイプを作製する時は、一気に同時製作してしまいます。一つ作って、組み立ての手順が頭に残っている内にもう一つ作る方が、効率がいいんですね。ってことで前回アップしたハセガワのチャーチルMk.Iに続けてバリエーションのMk.IIを作り始めました。そしたらなぜか… 
キャタピラが短い! Mk.Iではぴったり届いたのに、同じキットを組んでいるのに、 なぜ?? 長さが足りずに届かないなんて、ドラゴンじゃないんだから… 
Mk.Iの時とMk.IIの時と、どこが違ったのだろう、とよくよく思い出してみるに…
1)Mk.IIでは、事前にキャタピラをウェーブのMウォッシュにつけました。少しでも油分を飛ばそうと思いまして。Mk.Iではこれを行っていなかったので、このMウォッシュによりMk.IIのキャタピラが縮んだのかもしれません。試しに余ったキャタピラ用のランナーをMウォッシュに浸けて長さを測ってみましたが、特に収縮はなし(むしろ若干伸びた?)。
2)Mk.Iの時は、事前にキャタピラを指で少しずつ引っ張って伸ばしたのに対して、Mk.IIではこれを行わなかった。ってことは、もともと短めだったことになります。ただMk.IIでもちゃんと仮組みをして、届くことを確認したつもりなんですが。
まあハセガワのチャーチルは安価だし組みやすいので、もう一個作ればよいのですが、せっかくなので足りない部分をブラ板でそれらしく補完してごまかすことにしました(写真の向こう側は、無事組み立て済みのMk.Iです)。ポリ製キャタピラは接着以外にもこうした収縮という問題が起こりそうで、怖いところがあります。そういえば昔、ハセガワのパンターGのキャタピラが完成後に縮み、車軸を折ったことがあったっけ。2ちゃんのミニスケ板では、接触したプラを溶かさないようにベンジンに浸けて可塑剤を抜く、という技が紹介されていましたが、これも収縮がありそうな感じがします。ただハセガワのキャタピラの材質は、慎重に引っ張れば若干伸びますので、必要に応じて事前に処理しておくとよいでしょう。チャーチルのキャタピラは開口部が多くあまり強く引っ張れませんが、M3リー/グラントの開口部のないキャタピラの場合は3ピース分くらい伸びてしまいました。


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