マタドールのチャーチル用パーツ、まず地雷除去用鋤(マインプラウ)の箱を開けてみました。ニックネーム「ブルズホーン(牛の角)」と呼ばれるタイプです。1/76ですからマッチボックス用なのですが、イタレリ(エッシー)に取り付けても問題はないと思います。
マタドールの製品にはレジン製、メタル製、及びその併用があるのですが、このマインプラウはメタルパーツ7個からなっています。鋤の本体左右大小、本体構造物、車体への当て板、それに操作桿です。鋤の大きい方には歯がついています。写真では外側の歯が曲がっていますが、メタルパーツですから簡単に直せます(実車の写真では歯がもう少し大きいようですが)。そして一番下に写っている小さい棒が操作桿で、ここからワイヤーをのばして機銃手用ハッチに引き込み、鋤の上げ下げの操作を行います。もちろん人間が直接上げ下げするには重いでしょうから、リールで操作したのか、あるいは目的地までは上げた状態で、作業開始時にワイヤーをゆるめて鋤を下げるだけだったのだろうと思われます。写真によっては、ワイヤーが砲塔のハッチに伸びているように見えるものもあります。
さてこのブルズホーン、やはり砂浜専用だったのでしょうか。硬い土壌に埋められた地雷をこれで掘り起こすのは、なかなか大変だと思います(実車写真では普通の野原でテストを行っていますが)。本格的な地雷除去装置の補助として、上陸作戦専用に設計されたのでしょう。それにしても、これは砂に埋められた地雷を掘り返すだけですから、地雷が爆発する場合と、爆発せずに出てくる場合とがあるでしょう。すぐ後に工兵が続いて不発のものを処理しなければなりませんが、爆発する場合を考えて戦車のすぐそばにいるわけにもいきません。やはり危険な作業だっただろうと、パーツを眺めながら思いました。
マタドールの製品にはレジン製、メタル製、及びその併用があるのですが、このマインプラウはメタルパーツ7個からなっています。鋤の本体左右大小、本体構造物、車体への当て板、それに操作桿です。鋤の大きい方には歯がついています。写真では外側の歯が曲がっていますが、メタルパーツですから簡単に直せます(実車の写真では歯がもう少し大きいようですが)。そして一番下に写っている小さい棒が操作桿で、ここからワイヤーをのばして機銃手用ハッチに引き込み、鋤の上げ下げの操作を行います。もちろん人間が直接上げ下げするには重いでしょうから、リールで操作したのか、あるいは目的地までは上げた状態で、作業開始時にワイヤーをゆるめて鋤を下げるだけだったのだろうと思われます。写真によっては、ワイヤーが砲塔のハッチに伸びているように見えるものもあります。
さてこのブルズホーン、やはり砂浜専用だったのでしょうか。硬い土壌に埋められた地雷をこれで掘り起こすのは、なかなか大変だと思います(実車写真では普通の野原でテストを行っていますが)。本格的な地雷除去装置の補助として、上陸作戦専用に設計されたのでしょう。それにしても、これは砂に埋められた地雷を掘り返すだけですから、地雷が爆発する場合と、爆発せずに出てくる場合とがあるでしょう。すぐ後に工兵が続いて不発のものを処理しなければなりませんが、爆発する場合を考えて戦車のすぐそばにいるわけにもいきません。やはり危険な作業だっただろうと、パーツを眺めながら思いました。
こんなタイプの地雷処理パーツがチャーチルにあったんですね。
いろいろと知らない事ばかりで勉強になります。
これで頭に浮かんだのがM1エイブラムスの
対人地雷処理具とよく似ていると思いました。
よくいらっしゃいました。こちらでもどうぞよろしくお願いします。あ~る殿の作品の中では、私はニットーのティーガーIが一番好きなんです。あのニットーのティガーをよくここまで!というのみならず、ディテールと塗装と撮影のバランスが実にいいのです。
確かにエイブラムスのマインプラウは形がよく似ていますね。掘り起こして履帯の外側に出すタイプ。でもエイブラムスの馬力をもってしても、そんなに深くえぐり取ることはできないでしょうから、浅く埋まっている対人地雷用なんでしょう。
>マインプラウ
対人地雷に「重いコンダラ」(笑)だと取り回し悪いですしね。
そんなに地中深く埋まってないでしょうから、これで十分なんでしょうね。
>日東虎
大変嬉しいコメント有難うございます。
でも、この頃少し思うのが最近のミニスケでの素晴らしい作例はまるで
「ディテール再現の限界レース」みたいな現状に戸惑ってるんですよね。
未だに80年代のあのHJ誌を眺めながら、まだまだだな~と思ってるんです。
この素晴らしい作品群に少しでも近づきたいと思って頑張ってますが
分岐点をまちがって違う方向に歩いているような気がしてしかたないんですよねぇ。
言葉足らずで尚且つ、つまらない余談すみませんでした。