![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/92/71dd1361d067551efb415f6bac7eb79e.jpg)
次のマタドールのパーツは、カーペットレイヤーです。これはカーペット一本のタイプで、マタドールからは他に、カーペットが左右二本に分かれているタイプも出ています。パーツはすべてレジン製。1/76のマッチボックス用で、幅の問題があるのでイタレリ(エッシー)に使うのは難しいでしょう。
写真の、左右支柱の間に置いている小さなパーツが、操作桿です。マインプラウと同様に、ここからワイヤーをのばして機銃手用ハッチに引き込み、上げ下げの操作を行います。実際に製作する時は、紙やプラペーパーを使って、垂れ下がったカーペットを表現してやるとよいと思います。
さて、実際に実車でこれを使用する時は、まず装置を上げたまま移動し、カーペット敷設位置まで来たら装置を下げる、ということになります。つまり作業開始位置で、カーペットの端を確実にキャタピラの下に敷き込まなければならないんですね。車外で誰かが補助・誘導をしてくれるならよいのですが、敵前上陸ではそれは無理です。あらかじめカーペットの端をぎりぎりまで垂れ下がらせておいて、敷設時にアームを下げてうまくキャタピラに踏ませてやる、という作業は機銃手席の操作員の腕にかかっていたわけです。
左右二本型のカーペットレイヤーはディエップ上陸で用いられたタイプのようで、やはり使いづらかったのでしょう。ノルマンディーではより本格的なチャーチル「ボビン」が使われます(『Panzer Graph!』5号のノルマンディー特集にもイラストが載ってますね)。「ボビン」の改造キットはどうもどこからか発売されているようですが、今のところ詳細は不明です。
写真の、左右支柱の間に置いている小さなパーツが、操作桿です。マインプラウと同様に、ここからワイヤーをのばして機銃手用ハッチに引き込み、上げ下げの操作を行います。実際に製作する時は、紙やプラペーパーを使って、垂れ下がったカーペットを表現してやるとよいと思います。
さて、実際に実車でこれを使用する時は、まず装置を上げたまま移動し、カーペット敷設位置まで来たら装置を下げる、ということになります。つまり作業開始位置で、カーペットの端を確実にキャタピラの下に敷き込まなければならないんですね。車外で誰かが補助・誘導をしてくれるならよいのですが、敵前上陸ではそれは無理です。あらかじめカーペットの端をぎりぎりまで垂れ下がらせておいて、敷設時にアームを下げてうまくキャタピラに踏ませてやる、という作業は機銃手席の操作員の腕にかかっていたわけです。
左右二本型のカーペットレイヤーはディエップ上陸で用いられたタイプのようで、やはり使いづらかったのでしょう。ノルマンディーではより本格的なチャーチル「ボビン」が使われます(『Panzer Graph!』5号のノルマンディー特集にもイラストが載ってますね)。「ボビン」の改造キットはどうもどこからか発売されているようですが、今のところ詳細は不明です。
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