みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

再びイギリス兵の塗装 その2

2009年01月30日 20時42分39秒 | フィギュア(軍事)
 すみません、更新に間が空きました。実は、以前からバックオーダーで残っていたミリキャスト・バトルフィールドシリーズのチャーチル戦車が、大阪のホビーランドさんからどさっと届き、大歓喜状態なんです。それが以前のラインナップと比べていろいろ面白くて、ためつすがめつ眺めているところです。

 さて、ここでまた英兵および英連邦兵の塗装の話です。先日触れたように、ドラゴンのドラゴンの「英連邦歩兵」(6055)が軍服を「ダークグリーン」と指定しているのもあながちないことではない、ということでしたが、なぜ制服の色が気になったかと言うと、このニムロッドのカナダ兵フィギュア箱絵の塗装例がきっかけなんです。ニムロッドの製品は、そのプロポーションと言い、ディテールと言い、一流のレジンフィギュアであることは間違いありません。で、ぜひチャーチルなどの車輌と並べてやりたいと思っているのですが、その箱絵の作例写真の軍服の色がまちまちなのが気になっていたわけです。
 ご覧の通り、左上のステン短機関銃手(以前触れました)は、英軍でよく見る茶褐色系の色ですが、右上の小銃手ははっきり緑の強い色で塗られています。左下のブレン機関銃手も右上の小銃手と同様の緑がかった色です。右下の小銃手は、写真の具合かもしれませんが、相当濃い緑で塗られています。最初にこの箱絵を見たときは、なぜこんなに緑が濃いんだろう、この写真の作品の作者の絵画的な演出か、と不思議に思ったのですが、カナダ兵の制服はこうした緑の強い色であることが多いと分かれば、合点が行きます。
 さらに、ベルトやパウチの類は、右下を除く三者はまあ黄土色という感じの色ですが、右下のはかなり白っぽいパフですね。こうした表現の方がむしろカナダ兵らしく、英軍との差別化もできると言えそうです。
 しかし以前も触れましたが、このニムロッドのフィギュアはスタイル・ディテール共に最高ですね。ただ細かいところはかなり独特の表現で、ちょっと驚くところもあります。追ってまた紹介します。


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