針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

集まり処「はんの木」にてスマホ・パソコン教室3時間千円貸出中コカリナ教室など📱070-5458-6220へ

子どもは遊びの中で総合的な人間形成力をつけて成長する

2014-02-26 23:29:18 | 教育・子ども

土曜授業を行う学校が増えています。文部科学省も規則を改定して、土曜日に授業ができやすくしました。「子どもに無為な時間を過ごさせるな」というのです。でも「無為な時間」は本当に必要ないのでしょうか。

 

▼国連子どもの権利条約は31条で「休息・余暇・遊び」を子どもの権利として位置づけています。先日、子どもの権利・教育・文化全国センターなどが開いた「子どもと教育を語るつどい」では、子どもたちにとって余暇や遊びの持つ意義が語り合われました。

▼問題提起したのは、早稲田大学の増山均教授。増山さんは、子どもにとって遊びが総合的な人間形成力を持っていると強調し、こういいます。「子どもたちに、何もしないでぶらぶらする権利を保障する必要がある」と主張。

▼思えば、子どもたちはいかに遊びとゆとりを奪われていることか。学力テストの点数を上げるため繰り返されるテストや宿題。中学校受験のために塾通い。「遊び」でさえもうけの対象にされ、本当に子どもが自分たちで楽しむものになっていません。

▼「つどい」で、小学校の教師からほっとする話が出ました。ある日、子どもが校庭に落ちていた梅の実をたくさん拾ってきました。「おもしろそうだな」。1カ月半かけて梅ジュースを作ってみんなで飲みました。校長先生にも飲んでもらったそうです。

▼そんな光景が、学校でも、地域でも少なくなりました。追い立てられずにのんびり過ごす時間。子どもにとっても、おとなにとっても必要なことでしょう。2/26「しんぶん赤旗」潮流より

「学び」の中の「うきうき・わくわく」が、精神を活性化させる。

アニマシオンとは何か  早稲田大学の増山均教授

 日本ではまだ聞き慣れないこの言葉は、ヨーロッパ特に南欧、フランス、スペイン、イタリアにおいて、社会開発、文化、芸術、教育、福祉、スポーツ、ボランティア、余暇、娯楽、祭典など幅広い分野で使われている概念である。

 詳しくは 以下のアドレスをご欄下さい http://www.waseda.jp/student/shinsho/html/66/6631.html