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日本の教師は超優秀ー足立区文教委協議会

2014-02-20 23:55:45 | 教育・子ども

25年11月、足立区議会文教委員会で足立区がすすめている教育改革についての勉強会を実施しました。

習熟度別教育をどう考えるか?

文教委員長ー今、足立区は、例えばこれから35人学級ぐらいになるんだろうけれども、足立区としては、習熟度別教育といって、算数とか、英語とか、国語に、習熟度によって子どもたちをグループに分けて、それぞれをやっているわけなんですけれども、むしろそういう意味では、中途半端な少人数学級でやるよりも、中途半端って表現は適切じゃないかもしれないけれども、やるよりも、それだったら、習熟度別でやったほうが、きっちりとやったほうが、それはそれで効果あるというふうに先生はお考えでしょうか。

 

浅田匡教授はこの問いに次のように答えました。

習熟度も効果は出ていません、国立教育政策の研究では。習熟度別の個人差、いわゆる能力別ということなんですが、要するに同質集団になってしまうんです。

習熟度別教育は勧めない

これは教え合いというのがないんです。現状の学習理論では、いわゆる教え合い、あるいは学び合いという、つまり他者とどう相互作用するかが非常に重要だといわれているので、同質集団でやるほど余り効果がないんです。むしろ異質なほうがいい。そうすると、必ずしも習熟度別がいいとは限らないということです。なので、習熟度別も余り私は勧めません。

日本の教師は世界一

要するに普通のクラスの編成の中で、どうやって子どもたちの学力を上げるのかという点に関しては、日本の教師は世界ナンバーワンです。つまり40人の学級で、これだけの基礎学力をつけてきた国はありません。それなので、日本の教師は超優秀なんです。