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またも、国保料の値上げ

2012-02-27 21:47:42 | 医療・国保

区議会に国民健康保険の値上げ案が提案されました。
 2012年度の保険料について、一人あたり798円の引き上げとなる案です。
 今でも高すぎて払えない区民が多数いる実態があり、国保料の値上げは行なうべきではありません。

10年連続の値上げー均等割は1・47倍に  

 国保料は10年連続の値上げで均等割は27300円から40200円へと1・47倍になります。
  また一人あたりの保険料は2008年度85900円から2012年95277円へと1万円近い負担増となります。

 保険証取上げや差押えも

 こうした中で保険料を払えず滞納すると保険証がもらえないで「資格証」となる人は504世帯、「短期証」の人は16443世帯であり、差押さえも2008年度は156件行なわれました。

53000円の値上げになる世帯も

 今度の保険料改定が実行されれば、年収400万円の4人世帯で53533円の値上げになる世帯もあります。
 国保は保険料高騰を抑えるため区の一般会計から繰り入れしていますが、2004年度142億円、2010年度149億円とほぼ変わりません。

都の財政支援を増やせば保険料の軽減できる

 都の独自支出金は1999年度は272億円(23区全体で)ありましたが、2012年度はわずか16億円です。
  日本共産党の大島よしえ都議は、1999年度並みに都が23区国保に財政の追加支援を行なえば、一世帯あたり15000円の軽減ができることも明らかにして、保険料引きあげすべきでないと語っています。