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「東京都防災対応指針(仮称)」策定への提言

2012-02-04 23:46:16 | 日本共産党・後援会

今日も区議団合宿の最終日で大島都議の都政報告をうけました。まず、都議団が石原都政に対して、「東京都防災対応指針(仮称)」を策定するにあたって、どのような見地が必要か、また、それぞれの課題においてどのような施策にとりくむべきか、知事に提言した内容を報告してもらいました。

第1に、最新の知見に学びつつ、それを超える事態にも備えること、②津波と液状化に対する想定と対策を抜本的に見直し、強めること、③安全神話から脱却する立場で、原子力災害への対策を強めること、の三点を知事に提言したとのこと。

この三つの点について、東京都には弱点があったこと。これまでの東京都の想定は、立川断層帯地震を外すなど、想定地震をことさら狭く絞っていました。
また、東京湾の津波被害を事実上想定外とし、対策らしい対策をとってきませんでした。原子力発電について、知事は本質的な危険を直視せず、フランスのように管理すれば大丈夫、という趣旨の発言をくり返しています。これらの弱点を見直し、対策を大幅に発展・拡充させるよう提言したことを明らかにしました。

第二は石原都政12 年の震災対策を検証し、弱点を是正することです。それは次の3点でした。「第一は自己原則」という立場を改め、都民の命と財産を守る自治体としての責任を果たすこと、②予防第一の原則に立ち返ること、③東京一極集中の危険を直視し、一極集中路線を転換するとともに、大都市ならではの災害に備えることを指摘したそうです。詳しい報告は別途したいと思います。とても参考になりました。