本日足立区介護保険・障がい者計画専門部会が開催されました。私は、次のような修正提案をしました。
足立区地域保健福祉審議会
介護保険・障がい者福祉専門部会長様
足立区高齢者保健福祉計画介護保険事業計画（平成24年度～26年度）についての修正意見
２０１１年１２月１５日委員 針谷みきお
介護保険事業計画について次のような修正意見を原案とともに審議して下さいますようお願い申し上げます。
第５章 介護保険事業計画 ３ 保険料の設定及び財政の見込み
１ 保険料の設定と足立区の財政の見込み
●事務局原案（２）保険給付費の算定
平成24 年度から26 年度までに給付される標準給付額を１，２９３ 億円と算出しました。
この額に地域支援事業費（保険給付費の３％）を加算したものが保険料算定の基準額になります。この時点では３９ 億円と算出しました。
なお、介護報酬の改定が実施された場合は標準給付額及び地域支援事業費は変わります。
◎修正提案
平成24 年度から26 年度までに給付される標準給付額を１，２５８ 億円と算出しました。
この額に地域支援事業費（保険給付費の３％）を加算したものが保険料算定の基準額になります。この時点では３９ 億円と算出しました。
２ 第５期介護保険料基準額の設定
（１）保険料算定額説明
●事務局原案
前述の保険給付費の額から、国・都・区の法定負担分、及び第２号被保険者保険料を差し引いたものが第１号被保険者保険料になります。
平成22 年度までの実績、及び第２号被保険者の負担割合の変更から必要となる第５期介護保険料は、291 億円（介護報酬改定が実施された場合は変更されます。）と算定しました。
これを第１号被保険者数（推計）で除して収納率を勘案して積算したものを基準保険料としています。
足立区第５期介護保険料基準額（暫定額） 月額5,640 円
◎修正提案
平成22 年度までの実績、及び第２号被保険者の負担割合の変更から必要となる第５期介護保険料は、249 億円（介護報酬改定が実施された場合は変更されます。）と算定しました。
これを第１号被保険者数（推計）で除して収納率を勘案して積算したものを基準保険料としています。
足立区第５期介護保険料基準額（暫定額） 月額4,380 円
（２）保険料のあり方（検討案）②段階区分の多段階化
●事務局案
保険料の増額を緩和するため、従来の第10 段階の上に2 段階を設定し、12 段階としました。その結果、所得に応じた介護保険料は、次表のとおりとなります。
なお、第3 段階の多段階化については、現在、国が検討しています。
◎修正提案
保険料の増額を緩和するため、12 段階よりさらに応能負担原則を広げること。