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燃料電池を体験

2010-06-24 20:34:32 | 環境・公害
環境フェアで燃料電池を体験しました。燃料電池とは水素と酸素を反応させて電気をつくり、エネルギーとして活用するというものですが、燃料電池で電気をつくるときには二酸化炭素を発生せず、電気と水と熱が発生するのでお湯が利用できます。


水素ボンベを使います。


燃料電池の生まれ
この原理は、1802年にイギリスの科学者デービーによって発見、1839年に、イギリスの物理学者グローブによって燃料電池が誕生(たんじょう)しました。本格的(ほんかくてき)な燃料電池の研究は、1960年代に入って宇宙(うちゅう)開発の時代をむかえたころに、特に有人宇宙船(ゆうじんうちゅうせん)用としてアメリカで研究が進められ、1965年にアポロ宇宙船に積みこまれて、実用化に成功し、現在はスペースシャトルで使われているそうです。


これが燃料電池の本体です。



家庭用燃料電池のシステムはエネファームという名称で実用化され、21年度から国の補助金も太陽光発電同様の補助金(限度額130万円)が支給されています。

エネファームとは、「エネルギー」と「ファーム=農場」の造語です。
水素と酸素から電気と熱をつくることと、水と大地で農作物をつくることはとても似ています。
自分のエネルギーを自分でつくるというエネルギーの考え方です。

発電所と使う場所が離れている従来のシステムでは利用できるエネルギーは35-40%だけ。実は発電時に出る熱を利用できずに捨ててしまっています。
エネファームなら、使う場所で発電し、その熱を給湯などに利用するので、エネルギー利用率は総合で70-80%になります。