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東京土建分会総会

2010-03-30 21:56:36 | 建設・産業・雇用
日曜日、足立区内の東京土建の各分会総会がいっせいに開催されました。一人でまわる分会は限られますが、極力多くの分会であいさつさせてもらいました。



今年は日本経済の落ち込みについて、次のような報告をしました。
いま経済危機のもとで、国民の暮らしの実態はきわめて深刻です。失業、賃下げ、倒産など、どの指標をとっても史上最悪の数字が更新されています。
日本の2009年のGDP(国内総生産)は前年比マイナス6・1%ですが、これは世界のなかでももっともひどい落ち込みです。さらに雇用者報酬はもっとひどい落ち込み。
しかし、大企業の内部留保が142兆円から229兆円に急増した。ここに蓄積されたわけです。構造改革路線の破綻です。



私は日本経済を立て直す5つの提言を日本共産党はしている。簡単に言うと
第一 人間らしい雇用のルール―働くものに利益の還元を-非正規から正規へ
第二 大企業と中小企業との公正な取引のルールをつくる
第三 農林水産業の再生―食料自給率向上を
第四 社会保障―削減から本格的充実への転換を
第五 財源問題―軍事費と大企業・大資産家優遇税制に抜本的メスを



ひとつひとつ解説はしませんでしたが、福祉の経済学ともいえる社会保障が所得の再配分機能を果たし、内需拡大の引き金になるという話は共感を得ていただいたと思っています。
また、土建組合が取り組んでいる公契約条例はその一つであることを話しました。



そのほか、アスベスト飛散防止条例提案と土建の要綱の制定を求める陳情が実現したこと、日暮里・舎人ライナーの始発列車の繰上げ、竹ノ塚駅連続立体化事業など区政報告もさせていただきました。
なお、舎人分会、東伊興分会などでも話させていただきました。ありがとうございました。