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区議会の唯一の野党としての3つの役割

2010-03-11 22:51:59 | 日本共産党・後援会
区議会では国政と違い自民・公明だけでなく民主党も与党です。 日本共産党は建設的野党として、住民のいのちと暮らしを守る砦、駆け込み寺として、かけがえのない3つの役割を果たしてきました。



その1 建設的野党としての存在意義

 近藤区政が誕生して3年、区長は目先のパフォーマンス、耳障りのいい言葉はくり返しますが、こんな事実、ご存知でしょうか。「区財政は大変」と強調はしても区民のくらしの大変さには目を向けず。国保も後期高齢者医療も値上げ。
国保料は、5年ぶりの大幅値上げです。
認可保育園の不承認は1300人、認可保育園はつくらず。
 認証保育所の基準を満たさない小規模保育室や「子育て応援隊月ぎめ預かり事業」など、新たなメニューは乱発しても、他自治体のような計画的な認可保育園建設には消極的です。
 特養待機者は3100人。
「重度の認知症の要介護3の母親を働いている一人息子が『一人で置いていけない』と特養を申し込んだ」こんなケースで、これでも優先度が低いCランクです。優先度が高いAランクの待機者だけで1800人です。
ためこんだお金はとりくずしても過去最高水準の860億円。
 これより多かったのは、区政史上昨年、今年だけです。

良いものは推進、悪いものは反対、問題点をただす

一方「特定企業にいたれりつくせり」、区民サービス低下
●竹ノ塚駅東口の個人ビル(Fビル)の半地下にあるコインパーキングの「公共駐車場」。運営してもらっているからと特定事業者が毎年4000万円受け取る仕組み。
●旧区役所跡の天空劇場と会議室は、使っても使わなくても毎年9800万円、20年間入る仕組み。


図書館の指定管理者導入し、ついに花畑図書館館長を雇い止めにしてしまいました。
こんなことは前代未聞です。直営の図書館であれば起きなかった事件です。

●図書館も指定管理者にまかせ、区民サービス低下の指摘もある中指定管理者のグランディオサービスが花畑図書館長をわずか1年で雇い止めにする不当解雇事件がおき、現在裁判で係争しています。
 もし、日本共産党の議席がなければ、区民が知ることさえなかったかもしれません。

その2 現実政治を動かす

 第二番目に、住民の運動に支えられながら、論戦で区を追いつめ、多くの実績を上げ、現実政治を動かす役割を果たしてきました。
●例えば雇用問題、新年度からついに区役所3階に雇用と生活の総合相談窓口が誕生します。数年前、日本共産党が「雇用対策」「若者の雇用」を訴えると、それは東京都の仕事だと、冷たく拒否、与党からもヤジが飛びました。しかし、あきらめずにねばり強く要求し、ヤングジョブスポットを存続、若者サポートステーションへと発展。ワークセンター足立も庁舎内にできました。2年前から雇用情勢が悪化し、「生活と雇用」のワンストップサービス、総合相談窓口を求め、今日に至りました。
●保育園増設を拒否し続けてきた区に対し、迫ってきたのは日本共産党だけでした。それでも西新井等に認可保育園が誕生。4月からは第二新田保育園が誕生します。
 日本共産党は、住民の声にもとづいた正論で、論戦をし、最初は少数でも、最後は議会内世論にもなり、行政を動かしています。

その3 住民のSOSにこたえる相談相手
 
 第三は、住民のSOSにこたえる駆け込み寺、相談相手としての役割です。この一年間7人の議員団で2524人の相談を受け、取り組んできました。特に最近の相談は深刻で、「出産間際なのに住まいも失い途方に暮れている」「手元に1円もない、具合が悪いが病院にも行けない」など連日、緊急の相談が区議団控室に飛び込んできます。
 もし、日本共産党と出会っていなかったら、この人の命はどうなっていたのか、日々感じながら区議団は全員で力をあわせて活動しています。