またもや、名護市営市場のお魚屋さんです。
女房は「こんにちは」
横向きで、まな板に向かい大きな魚の刺身を作っている大将に声を掛ける、
大将は顔を横に上げてこちらを見る。
刺身を作っている手を休め、一呼吸して「今日は、これが一番。アジ。」「本土のアジと違って、また美味しいよ」
女房「お願いします」
「値段聞かなくて、いいの?」と私。
秤に一匹かけて、大将は「400円」
私達「みな刺身に。お願いします。」
私「刺身作る前に写真撮らせて」
大将は並んでいた横のアジを氷から出して「写真は、これね」。
私たちの買ったアジの写真を撮りたかったのに、大将は既に私たちの魚の刺身を作り出していました。
忙しいのにいちいち相手してられないのでしょう。
「骨は?頭は?」
「下さい。骨センベイにします。」
刺身とアラと二つのビニール袋を貰って、
「手を掛けました。ありがとう。」
駐車場に向かいながら、中間に帰ってもこんな魚屋さん、あるといいね。と女房。
毎回、安くて美味しいお魚をありがとう。
沖縄のアジは青みを帯びてなく、ゼイゴの当たりが熱帯らしく黄色味を帯びていました。