1か月半の名護での生活も明日まで。
滞在中にお世話になった皆さんにお暇のご挨拶をする時間となりました。
昨日は都度おいしいお魚を選んでもらった名護市営市場のお魚屋さんに夕食用のお刺身を買うのと今日が最後になりますとのご挨拶に行って来ました。
お店の大将に教えてもらった沖縄三大高級魚の『マクブ』は刺身にして貰って食べたのですが『アカマチ』と『アカジン』は宿題になっており、心残りでした。
両方とも二人前には大きすぎる魚で、以前、『アカマチ』が鮮魚台に並んでいたので「あっ、アカマチ」と言うと、「そりゃ、高い。」と一蹴された事がありました。
ですが、さすが女房。
タイムリッミトが迫っている事も有り昨日は「アカジンかアカマチの切り身はありますか?」と食い下がりました。
大将は「アカジンがあるよ」と、半身を冷蔵ショーケースから取り出してまな板に。
取り出した半身の半分くらいに包丁を入れて「これくらい?」と切り分けて秤に。
「1000円」。
こちら顔を見合わせた後「お願いします。」
まな板の上で、かのアカジンを刺身に切り終えると大将は冷蔵庫からシャコ貝を2個取り出して、「これ、サービス。」
今回の旅で今まで1度しか口に入らなかったシャコ貝を“おまけ”に刺身にしてくれました。
レジ袋に入れた刺身の包みを渡されながら「一人1個。お元気で。」
と、ご挨拶頂きました。
デジカメを持って行くのを忘れていたので、シャコ貝の殻を貰って帰ってのショットです。
美味しいお魚といいお店といい大将に出会った旅でした。