リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

医療に関するグッドニュース

2024年02月11日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(金曜日)。☀🌤。朝日がまぶしい。起きた時の気温は公称マイナス1度。そんなに寒そうには見えないけど、ほんまかいな。ま、ニューウェストミンスター市の天気予報は川向こうのサレーのどこかの観測所がベースらしいので、微小気候の集まりで予報士を悩ますメトロバンクーバーのことだから、実感と予報がかけ離れることが多いはずだな。ウォーキングに出かける10時には2度になっていたので、Tシャツを1枚重ね着して行ったけど、空気はシャキッと冷たかった。

午前中は時間が細切れで自分時間を取れないので、ウォーキングの後はランチの時間まで新聞サイトを巡ってリラックス。相変わらず事件やら事故やら抗議やら謝罪やら何やらで騒がしいけど、去年1年で4千人以上の家庭医が州政府が新しく打ち出した家庭医(一般開業医)向けの医療報酬制度に登録したというのはグッドニュース。この報酬制度はあれをしていくら、これをしていくらというめんどうな報酬体系の代わりに年間一律約4千万円を払い、患者への対応は医師の裁量に任せると言うもので、新規に開業したり引退から戻って来る医者も増えて全体として16.5%増。家庭医の紹介を待つ州の待機リストでも6万人が患者登録することができ、残る22万人以上にも待機期間が短縮される見込み。州全体ではかかりつけの家庭医を持たない人がまた90万人もいるそうだけど、とりあえず一歩前進と言うところ。

一方で当番医が不特定多数の患者を診るウォークインクリニックでは、雇われている当番医が新しい報酬制度に登録して開業医になったりして医者が足りなくなる現象が起きているらしい。ウォーキングで通りかかるモール内のクリニックのドアに去年からずっと「今日は当番医が不在です」という張り紙がしてあるのはそういう事情なんだろうな。私たちの新しい家庭医のシャサヴァン先生もそれまで当番医をやっていたクリニックで「開業」した人だし、道路向かいにできた診療所も同じウォークインクリニックで働いていた2人の医者が開いたもの。新制度の報酬なら複数の家庭医でオフィスの家賃や機材やスタッフの経費を分担すれば十分に経営が成り立つと思うから、もしかしたら「ここではやってられん」とアルバータに移ってしまった医者が戻って来るかも。

医療と言えば、ぼろぼろと出る涙に悩まされていたワタシの目に朗報。ドライアイに効く点眼薬を発見!長年のコンタクトレンズの利用で眼瞼下垂になるやらドライアイになるやらで、コンタクトを諦めて眼鏡に替えたのが1年ちょっと前だったけど、解消したのは眼瞼下垂だけでドライアイはそのまま。最近は何だかやたらと涙が出て、ドライアイで涙がぽろぽろというのは矛盾している感じだけど、最近はまるで四六時中玉ねぎを切っているような状態で、そういう不便にはけっこう耐性のあるワタシもイライラ。さすがに何とかしなくちゃと言う気になって、ググりまくって挙句に眼科で処方するヒアルロン酸入りの点眼薬に注目。(ヒアルロン酸って何かの美容液だと思っていたけど、実はちゃんとした医薬品だったんだね。)さっそくスーパーの薬局をチェックしたら、目薬が並ぶ棚に「ヒアルロン酸0.3%、防腐剤フリー」というのが2種類あったので、お試しにそのひとつを1本。何回でも点眼できると言うので、3、4時間おきくらいに1滴ずつさしていたら、あぁら、即効で涙の量が減ったじゃないの。夜になるとモニターが見えにくかったのも(駄洒落っぽいけど)目に見えて改善してイライラも解消。うん、目の前が明るく開けて来たような気分。


不思議な雲が見えた


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