リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

普通の日常へのドアが開き出した

2021年06月15日 | 日々の風の吹くまま
6月14日(月曜日)。☁☁☀。あれ、雨のはずなのに曇っていて、雨の気配はなし。雲に覆われている空はわりと明るく見えて、幸先が良さそうな予感。今日は午前10時半に明日から社会生活再開のステップ2に入るかどうかの発表がある日で、最近の新規感染者数の減りようからして、期待が高まっていたところ。

BC州では、1日の新規感染者数を正午から正午の24時間について集計していて、金曜日正午から月曜日正午までの3日間の数字は月曜日午後の定例会見でまとめて発表している。このところ1週間くらいは連日200人以下に減っていて、つい2ヵ月前に1000人を超えていたのが嘘みたい。ワクチンの接種率がどんどん高まっていることと関連しているのは確かで、絶対に受けないという人の割合は、春先の2桁から今ではわずか5%。接種の対象年齢が12歳以上まで拡大されて、「やだなぁ、怖いなぁ」と渋っていたミレニアル世代が意を決したというかな。おかげで、18歳以上の成人人口のうちで1回目の接種を済ませた割合は76%に達して、12歳以上を含めても74%。2回目を済ませた人の割合も成人の14%で、2回目接種の数が1回目の数を上回るようになってるそうな。(ワクチン1回の摂取率で、カナダは世界のトップになったんだって。2回目、がんばって。)

で、昼前にラジオから「明日からステップ2に入る」というニュース。(ついでに州の緊急事態宣言も22日までまだ延長。)週末3日間の新規感染者数は1日平均で92人で、今日正午までの24時間は68人と、去年8月末の第2波の始まり以来の数字。新規感染だけじゃなくて、感染してまだ陰性になっていない人や入院中の人、集中治療室に入っている人、検査の陽性率も軒並み下降線だそうで、ステップ1が始まったときに誰かが街を行く人の表情が明るくなったと言っていたけど、ステップ2に入ってますます明るくなりそう。家の中に呼べる客の数は5人までに制限されたままだけど、屋外なら50人までになるし、ライブの劇場も最高50人まで入れられるし、レストランやパブも50人まで(十分な間隔をあけたテーブルごとに6人まで)入れられるし、さらに真夜中まで酒類を出せるようになる。少しずつ、少しずつドアを開けるようなものだけど、うまく行けば3週間後にはステップ3に入って、そのドアがもっと大きく開くんだから、ここは今ひとつ気を緩めてしまわないように自制しなくちゃ。

ステップ2では、BC州内での移動が自由になって、どこへでも遊びに行けるので、本土とバンクーバー島やガルフ諸島を結ぶライフラインであるBCフェリーが運航スケジュールを平常に戻すと発表。とたんに予約申し込みが殺到したらしく、あっという間にウェブサイトがダウンしてしまったそうな。わかるなあ。みんな、じりじりしながらこの日を待ってたんだもの。私たちはフェリーは用がないけど、さっそくArts Clubのサマーシーズンのオープニングナイトのチケットをゲット。一般発売は水曜日からだけど、現時点では上演1回につき50人までだから、VIPメンバーを優先して一足先に発売。第1作は7月下旬なので、7月早々にステップ3に移行できたら収容人数が増えるから、そのときに追加するらしい。世の中、ほんとに動き出したという感じ。夏よ来い、早く来い。


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