リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

見えなかった日食と見えた小学校火災の煙

2023年10月16日 | 日々の風の吹くまま
10月14日(土曜日)。☁🌥。目が覚めて見たら、あぁ~あ、どんよりした曇り空。今日は金環食が北米大陸を北西から南東へ斜め横断するということで、バンクーバー圏では朝の9時過ぎから10時半頃まで、80%が欠ける部分食になるんだけど、こんなに雲が広がっていては、残念ながら見えそうにないな。



それでも、窓際の椅子に座って空を見ていたら、何となく薄暗くなって来て、ピークの頃には夕暮れかと思うような空模様で、80%ならこんなもんかな。そのうちに雲の切れ間から薄い雲を通して太陽が見えるようになって、スマホのカメラを向けたら欠けている太陽のイメージが写り込んだのでびっくり。撮影時刻がピークを過ぎて50%を切ったあたりだから、どうして写ったのか不思議だけど、間違いなく太陽のイメージだと思う。


まるで夕暮れみたい・・・

ナニコレ?

そろそろおしまい

朝起きて一番先に目に付いたのが遠くで立ち昇っている白い煙。霧にしては一点から空に向かって横に流れるというのは不自然だし、雲にしては低すぎるので、たぶん火事だろうと判断。我が家からは周りの市町村で起きる火事の煙が丸見えなんだけど、今日の「煙」はポートコクィットラムの小学校の火事。夜中の3時過ぎに通報で消防車が駆けつけた時には校舎はすでに炎に包まれていたそうで、週末で誰もいない夜間の出火とあって、放火の疑いがあるということだった。



完全に鎮火して煙がみえなくなったのは午後も5時近くで、煙を目にするたびに、小学6年生のときの学校の火事を思い出していた。海岸の高台に住んでいて、釧路で3番目に古い小学校で、当時すでに開校数十年だった校舎は別の高台にあったので、いつも家から見えていた。その学校である夜火事が起きて、校舎の半分近くが焼けてしまって、あの夜空を焦がす勢いで燃えている学校の姿は今でも記憶に焼き付いている。生徒数は1500人くらいで、5年生と6年生がベビーブーム世代だったので、そうでなくてもすし詰めだったのに、7クラスあった6年生の1クラスを残る6つに分けたもので、ワタシがいた3組も60人を超える大所帯になって、端から端まで机が並んで身動きもできない超すし詰め。音楽室も理科室も体育館も板で仕切られた仮設教室になり、それでも足りなくて、(確か)1年生は二部授業。半日だけ登校というのがちょっぴり羨ましかったのを覚えている。あの火事も放火によるものだった。ポートコクィットラムの小学校は全焼したそうで、月曜日になっても行く学校がない子供たちがかわいそう。


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