リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

固定資産税を政府が立て替え払い

2020年05月23日 | 日々の風の吹くまま
5月22日(金曜日)。☁☁☀。何かぱっとしない天気だけど、ちょっぴり暖かくなったから、ま、いいかな。きのう、ミニチュアバーの天井にゲッソを塗るのに古臭いざらつきを加えようと思って、バルコニーのプランターから集めて来た細かい土をカップに入れて、消毒するつもりでバスルームにあった70%のアルコールに浸しておいたのがまだ乾いていなかったので、ミニチュア工房は開店休業。このアルコール、カレシが心臓手術をして退院してから家庭医のスラニナ先生に抜糸してもらうまで、毎日傷を消毒してあげるのに使っていた残り。あれからもう2年半経ったのか、それともまだ2年半しか経っていないのか。どっちにしても、こんな使い道があるとはまったく思いもしなかったな。今どきはなかなか手に入らないらしいもの。

今日の「やらなきゃ」仕事は固定資産税繰延べ契約の登録。BC州には持ち家に住んでいるシニアや福祉給付を受けている人たちを対象に、居住地の市町村の財源になっている固定資産税を州政府が肩代わりして払ってくれる制度がある。固定資産税の繰延べと言っても、要は州から借りたローンなので、制度を利用している間は残高が積み上がっていくし、毎年ちゃんと利子がつく。ちなみに、最近利率が上がって来て、去年4月から今年3月末までの1年の利率は1.95%。累積残高は持ち家を売るか、または契約主が死ぬかしたときに一括して返済すればよく、金利は単利だから雪たるま式に増えることはない。我が家は旧居のときも利用していて、家を売ったときにいったん清算して解約し、引っ越してから新居について改めて契約したので、残高は現在137万円。

おととい郵便で通知が届いていた今年の固定資産税は基本額が約46万円だけど、州の基礎補助金と65歳以上のシニアの補助金の合計額を差し引くと支払額は約37万円ちょっと。繰延べ制度は年齢などの基準を満たしていれば所得制限はないし、この先15年住んで毎年繰り延べたとしても累積額は現在の査定評価額のせいぜい数パーセントと思われるので、遺産を残す子供がいない私たち(相続人はArts Club)には便利この上ない。もっとも、契約更新と補助金の請求を毎年しなければならないけど、今回オンラインで登録して更新すれば後は毎年自動的に更新されるそうなので、ま、便利さ向上というところ。それにしても、この国はほんっとにシニアにやさしいな。

懸案事項が片付いたので、ランチは手元にあったヴェルミチェリを使って「ラーメン」を試作。調理のポイントを調べておいたので、重曹を入れたとたんに泡が盛り上がって来ても慌てないで済んだ。我が家のラーメンは豚肉か牛肉をほんの少しと青梗菜やもやしたっぷりをごま油で炒めて入れるのがほぼ定番。茹でているとラーメンっぽい匂いがして来て、カレシが「ラーメンの味がするよ」というものが出来上がった。ちょっと太めだから、今度はもう少し細いカペリーニを見つけて来て作ってみようっと。
 


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