リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

住居にまつわる不便や悩みはどこに住んでもついて来るものだけど

2022年06月04日 | 日々の風の吹くまま
6月3日(金曜日)。🌧🌧☁⛅。あぁ~あ、また気温が下がってしまって、朝方は暖房がオン。おまけに雨がどばどば。きのうはバンクーバーの公式の最高気温が今年初めて20度を超えたというから、もう何をか言わんや。どうやら6月下旬まではこんな調子らしいけど、おかげで今のところ山林火災の発生が少なくて済んでいるそうだから、まあ、悪いことばかりじゃないわけで、しゃぁないな。8月には暑くなるという話だけど、それは8月になってのお楽しみってことにしとこ。

もう3ヵ月以上止まったままのエレベーター1号機は、未だに新しいモーター1式の到着を待っているところで、ドイツから空輸されたはずだけど、物流がしっちゃかめっちゃかのこのご時世で通関手続きが遅れに遅れているらしい。つまり、すぐそこまで来てるのにぃ~ってことで、何とももどかしい話。(カルガリーの市民マラソンは、完走者に渡すメダルを積んだコンテナがバンクーバー港に滞留していて間に合わなかったそうな。)かろうじて故障せずに動いている2号機は、今日、明日、月曜日は引越し作業のために午前中に断続的に止まるので、ウォーキングは午後。月末と月初めは、どうしても賃貸になっている部屋のテナントの入れ替わりで引越しが多いからね。前から積み過ぎで故障なんてことがたまにあったけど、今のところは管理人のカリードの監督がしっかりしていて大助かり。まあ、今日は引越しが終わるまでに雨が止んでくれたらしめたもの。

先月は、キッチンの共用排水管の清掃があって、特に3階は全戸を対象に予定を延長しての作業になったと聞いていたけど、この1週間ほど水漏れ事故などの現場の原状復帰をする会社のトラックがマンションの外に止まっていて、エレベーター2号機の床には防水マットが敷かれたまま。乗り合わせた理事長のゴードンによると、特に集中的な清掃作業が必要だった3階の3部屋の下に当たる2階の部屋でシンクから逆流した排水が溢れ出して、床や家具に大きな被害が出たと言う話。「賃貸が多すぎるからだ」とゴードン。うん、マンション建設ブームになってから法律で「賃貸禁止」が禁止されて(じゃないと中国あたりの投資家に売れないから)、築浅のタワマンの低層階はどこも明らかに賃貸向きの1LDKがほとんどだもんね。「だから、注意したってテナントは知ったこっちゃないのさ」。そう、自分の財産じゃないから無責任。揚げ物をした後の油を無造作にシンクに捨てたり、ペットのトイレの砂やベビーワイプをトイレに流したり、公共衛生設備が整っていない国から来たばかりの人たちが何でも「その辺の排水溝に捨てる」習慣のままだったり。今後はキッチンの排水管の清掃を年2回やらなければならなくなったそうで、ゴードンは憤懣やるかたない様子。あぁ~あ、また管理費の引き上げになりそうな予感。管理費が上がっても賃貸のオーナーは家賃に転嫁できるからいいだろうけど、自宅として住んでいるオーナーには迷惑な話。

マンションの水道、ガス、給湯、共用部分の維持管理と修理をまかなうのが区分所有組合の管理費なわけで、建物と組合の運営と管理に関するするコストが上がれば、年間の予算も増やさざるを得ない。予備費や修理費の積立金から充当する手もあるけど、それはいずれ補填しなければならないものなので、管理費の引き上げや特別徴収、あるいはその組み合わせと言う形で最終的にはオーナーが拠出することになる。そういうときは必要額を各戸の所有面積によって配分するので、部屋が広いほど管理費の額も大きくなる。上から4番目に広い3LDK+DEN(137平米)の我が家は今年は月8万4千円。入居したときは6万円台だったから、7年間でこんなに上がったんだと驚き。いや、ある日思い立ったが吉日式に戸建てからのダウンサイズを決意して住み替えてからもう7年も経つんだってことにも驚き。けっこういろいろあったけど、ま、どこに住んだって何らかの不便や悩みは付きものだから、今いる我が家がこれからもずっとホームスィートホームで変わることはないだろうな。



コメントを投稿