リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

気温上昇中、脳内も気温上昇中

2024年03月16日 | 日々の風の吹くまま
3月14日(木曜日)。☀。朝日がまぶしい。公式の春の始まりである春分の日を前にして、日の出は7時27分頃で日の入りは7時15分。日曜日にDST(夏時間)に切り替わらなかったら6時27分だったので、今その時間に目を覚ますとまだ暗いから寝ぼけ頭は混乱してしまう。日の入りも同じで、土曜日までは6時過ぎには日が暮れていたのにいきなり7時過ぎまで普通に午後の明るさだから、そのつもりでいるといきなりご飯したくの時間になって慌ててしまう。

カナダでこんなくだらない制度をほぼ60年前にさっさと排してしまったのはど真ん中のサスカチュワン州だけで、その理由が「搾乳の時間が変わると乳牛が混乱して乳の出が悪くなるから」ということだったらしい。郊外のチリワックで養鶏をやっていたカレシのおじいちゃんも「鶏も牛も時計を持ってないから変えられない」と言っていたそうだけど、サスカチュワン州は見渡す限りの大平原の農業地帯だから深刻だよね。要するに午後の日のある時間が長いとレクリエーションに打ってつけだし、エネルギーの節約にもなると言うのはいかにも「都会人」の思考ってことだな。

今日はワークショップの日なので、トフとネイサンとペイジの脚本をテクニカルな視点で読み直し。ワタシは大学で演劇を理論的に勉強していないから、どうしても客席から見た舞台での展開をイメージして理屈抜きに読んでしまうので、本格的な論評というのはけっこう難しい。もっともトフが送ってくれた2ページものコメントを何度も読んでポイントの「押さえどころ」らしいものがわかって来た(気がする)し、チャリティが「観る人からの批評は大事なのよ」と言ってくれたので、ランチと買い物以外は晩ご飯のチリコンカンを作りながらも脚本を読みまくり。

午後6時ちょっと前にレクルームにラップトップを持ちこんで、ZOOMにリンク。準備中の表示が出たので安心してデザートのクッキーをかじっていたら、ミーティングの画面が開いて講師のシドニーが「あら、おいしそう。何のクッキー?」と来て思わずゴクン。えっと、マシュマロのミニエッグクッキー。もうすぐ復活祭ねえと言う話を射ているうちに、仲間が次々と入って来て、ワークショップ開始。ワタシの幕間を無くして1幕ものにするアイデアについて意見をいっぱいもらって、次のトフのしっちゃかめっちゃかな「殺人ミステリ」の読み合わせでは、ひとくせもふたくせもあるばあさんの役をもらってうろ覚えのスコットランド訛りで場をかき混ぜ、ネイサンの荒唐無稽なコメディは後の展開の方向性についてちょっとコメントして、ペイジのまだ無題の脚本は第3場のあらすじに全体のテーマがあるかもとコメント。喧々諤々のうちに2時間が過ぎて行って、吸収することが多いし、これから咀嚼することがどんどん増えて来て、うはぁ・・・。


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