リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

誕生日にはちょっとばかりごちそう風に

2019年08月09日 | 日々の風の吹くまま
8月8日(木曜日)。☁☀☁。カレシの76歳の誕生日。ご当人は「年を取るのをやめたから、誕生日なんてもうどうでもいいんだよ」。へえ。ワタシは今だに自分の誕生日がうれしいけどねえ。まあ、両親の間に命を授かった経緯からして何ともシュールっぽかったワタシが、生きるか死ぬかの岐路に生まれて来たけど、何とか「生きる」方向に進めたから今存在するわけなので、毎年の誕生日はそんな自分がいろんな「普通」のものさしから外れていてもちゃんと生きているんだということを確認する日。

シーラがバスルームの掃除に来てくれて、「お先に失礼したけど、ハッピーバースデイ」。あはは。シーラはカレシより10日だけお姉さん。最近はバンクーバーの家の留守番サービスが億劫になったと言って、一番古くからのお客の家以外はお断りして、ニューウェスト市内の自分のアパートに腰を落ち着けて、犬や猫の預かりサービスや市内のお客の留守宅の庭や室内植物の水やりサービスにシフトしているんだとか。「かなりのお金を払ってもらっていても、バンクーバーとの間を行ったり来たりするガソリン代がタイヘンなの」とシーラ。そうだろうなあ。我が家は旧居時代から1日2千円で留守番してもらっているけど、車を満タンにしたら5、6千円は軽く吹っ飛ぶもんね。うん、近場にいるのが一番。我が家なんかその気になれば歩いて来れるんだし。

ランチの後、ウォーキングがてらマーケットに行くまで「寿司屋」のミニチュアと格闘。何しろ英語の説明書はちんぷんかんぷんだし、完成写真には確かに「ある」のに手順もパーツも「知りませぇ~ん」だったりで、まあよくこんなものを作って売れるなあと、ただただ感心。しまいには写真にあって説明書にない道具ラックとフック、そこにかけるお玉とフライ返しを「創作」してしまった。

   

さて、カレシの誕生日だから、ちょっといつもとは違ったメニュー。スペアの冷蔵庫にずっと入っていたロゼのシャンペンでリダクションを作ろうと思い立って、せっかく開けたんだからと、サケの刺身をスモークサーモンで巻いたのを焼き海苔で巻いた前菜に添えて乾杯。「これ、スシ?」とカレシ。う~ん、すし飯を使っていないからただの海苔巻きじゃないかな。続いて(自然に塩味の)サンファイア(珊瑚草)と一緒にオーブンの上火で焼いたホタテ。そしてメインはノンフライヤーで焼いてよけいな脂を落とした鴨の胸肉(ソースはシャンペンリダクション)。サラダの後はデザートにマカロン。ハッピーバースデイ!

   

   

   


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