リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

非常事態の延長でまだまだ巣ごもりの日々

2020年04月02日 | 日々の風の吹くまま
4月1日(水曜日)。☀☁☂☁。4時半くらいにパチパチと窓をたたく音で目が覚めたけど、どうやら雪がみぞれか雹が降っていたらしく、ルーフデッキのプランターの上が白くなっていた。高台では雪混じりとかいう予報だったけど、丘のてっぺんの23階の我が家は海抜170メートルの低地。いくらエープリルフールだからって、冗談じゃないよ。それでも、今日のウォーキングのクィーンズパークでは、いたるところで桜、レンギョウ、モクレン、コブシ、アセビが満開で、青空の下で見上げると気分もすっきり。

きのう非常事態宣言がさらに2週間延長されたので、ロックダウンの状態が復活祭の連休明けまで続くことになった。ワタシの直感では、さらに4月末まで延長されるだろうな。誕生日が同じトロントの弟デイヴィッドとクルーズ船の上で豪華に祝うはずだったけど、たぶん72歳の誕生日は「巣ごもりバースデイ」。ちょっぴりうんざりするけど、、ここはみんながまじめに巣ごもりを楽しみ、外に出たときは安全距離を保ち、咳が出るときは曲げた肘の内側にゴホゴホンとやり、石鹸をぶくぶくと泡立てては鼻歌交じりに手を洗っていたら、それだけ早くピークアウトできるんじゃないかな。日本ではアベちゃんが布マスクを全世帯に2枚ずつ配ると言ったそうだけど、たった2枚なんて、ないよりましとさえ言えない数じゃん。アホかいな、ほんま。

BC州政府は今日もコロナ関連で失業したり、所得を失った人への救済措置を発表。連邦政府は現金支給や賃金の75%肩代わり、所得税申告期限の延長などを打ち出していて、州政府の方は家賃や生活費の補助の他に今日は電気料金の実質的な払戻し。巣ごもりしていたら暖房費もかかるしね。どれも年金が保証されているシニアは対象外だけど、雇用の温存と現役世代の勤労者の生活を守るのが先決だと思うから文句は言いっこなし。国も州も財政が大幅赤字になってしまうので、いずれは増税などの形で返さなければならないローンみたいなものだから。

午後にはワタシの老後資金を運用管理しているトニーから電話で現状報告。5千万円で始めたのがコロナ相場で10%ほど減ってしまったけど、生活の足しにする資金じゃないので慌てずに模様眺め。電話が鳴りっぱなしだったでしょと聞いたら、「リーマンショックを経験した客が多いから、落ち着いたものさ」。うん、株に集中していたせいで25%も減ったけど心配してない人もいるから、ワタシもけっこうヨーヨーみたいな展開を楽しんでいるのと言ったら、「債券のピムコも一時はひどかったけど、国の財政出動で上向いて来たし、暴落したREIT(不動産投資信託)も政府の家賃補助で先行きが明るくなったから、大丈夫だと思うよ」。うん、騒ぎが収まって経済が動き出せば、いずれ上がるだろうしね。いつになるかは神のみぞ知るだけど、トニーが選んでくれたポートフォリオ構成は良かったってことだな。



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