12月29日(金曜日)。☁🌧☁。また朝日が昇るあたりの地平線に雲の切れ目が見えて、晴れるのかなあと言う気にさせられるけど、予報は雨がち。やたらと静かなのは、水木金と3日有休を取れば12月23日から1月1日まで10連休になるし、年明けの4日も休んでしまえば合計7日の有休で堂々の16連休になるということで、遠出した人たちが多いということかな。でも、みんなどこに行ったんだろうな。近場のスキー場はウィスラーも含めて深刻な雪不足だそうだけど。
今日はまじめな時間に起き出して朝ご飯を食べて、のんびりするつもりでコーヒーを飲みながらメールボックスを開いたら、来たっ。コロナのワクチン接種の「お誘い」。月の初めにマンションの隣の医療ビルにある薬局に予約を入れていたら、記録によると前回の接種から6ヵ月経過していないので年が明けてから改めて予約した方がいいとアドバイスされて、そのままキャンセルした第7回目のワクチン接種で、メールの発信時刻は午前5時30分。政府が集中管理しているデータベースから接種の対象になる人に自動的に来るようになっているもので、今回は参照番号がないところを見ると「お忘れなく」メールらしい。ウォーキングから帰って来て、まずワタシ宛のメールの中の予約用のリンクをクリックしたら、参照番号の欄に前回と同じものが表示されたので、医療保険番号を打ち込んで、コロナワクチンにチェックを入れて、予約のページへ。薬局を選ぶのに「5キロ以内」と入力したら我が家(郵便番号)に一番近いところから順に接種できる薬局が表示されるので、今回はモールの中のドラッグストアを選択して1月3日を選んだら、午後に5分刻みの予約スポットがずらっと出て来たので、2時を選んでOK。すぐに確認メールが飛んで来たので、次にカレシ宛のメールを開けて同じドラッグストアで同じ日の2時5分に予約。
飛び入りのひと仕事を済ませたから今度こそのんびりしようと、まずは小町横丁の散策。きのうワタシとカレシの金銭感覚(というよりは消費パターンかな)の違いを考えていたせいか、お金が絡んでいそうなトピックに目が行くからおもしろい。そんな中で「稼いでいる妻に複雑」という男性からのトピックにすごい数のコメントがついていたので開けてみたら、出産後4年子育てと義父の看病で専業主婦だった妻が仕事に復帰したら出世して、しかもハンドメイドの仕事もうまく行くようになり、夫である自分より収入の多い月が増えて「(生活が楽になっていいが)男として妻に負けた気分なので専業主婦に戻ってもらいたい」だと。思わず笑っちゃったよ。パワーカップルという言葉があるくらい共働きがあたりまえの世の中だってのに何を言ってんだか。おまけに奥さんは家事も子育てもひとりでしっかりこなして、義家族にも好かれているんだそうで、男のプライドを傷つけられたとバーやクラブでホステスに愚痴って同情の言葉に癒され、さらには常に夫をたてる従順な弟嫁に惹かれていると言ったことで揶揄、嘲笑で盛り上がっていたら、それほど有能で稼ぎのある奥さんに離婚を切り出して「もっと淑やかにしていないと男に逃げられるだけ」と最後っ屁。外野席では奥さんへの拍手喝采が鳴りやまず・・・。
でも、ランチを食べながらカレシにあほなヤツだよねえと話していたときに、カレシがほんの一瞬見せた表情が23年前の私たち夫婦の最大の危機の原因を明らかにしてくれた気がして、残っていた小さなモヤモヤが晴れた感じ。ワタシが仕事に没頭し過ぎて寂しかったというのは表面的な理由に過ぎなくて、遅れて来た「中年の危機」に直面した時に、敗北感と言うか喪失感と言うかか、それまで10年モヤモヤと燻っていた感情が一気に「男のプライドを傷つけられた」という怒りとして爆発したってことだったのね。ワタシは共働きの初めからことあるごとに「どっちが稼いだかなんて書いていない私たち夫婦のお金」というスタンスだったのに、カレシのモヤモヤは消えなかったということか。それまでの10年、家でできる仕事だからとカレシに押されて(あまり乗り気ではないまま)始めた翻訳業が初っ端からカレシの収入を上回って、そのまま(専門職の公務員だった)カレシの2倍以上稼いでいたんだけど、表向きは「この分なら早期リタイアできそうだ」とか何とか喜んで見せながら内心では悶々としていたんだろうな。たまたま日本では「国際結婚ブーム」が起きていたようで、「あなたのために家をきれいにしておいしい料理を作ってやさしい奥さんになります」という甘い囁きに癒しを求めたというところか。たまたま勤め先の組織改編で公的年金の受給年齢の前に早期退職という形でリストラされて、公務員年金だけでは自分1人の生活もままならないという現実を突きつけられて目を覚ますことができたのは、カレシにもワタシにも幸いなことだった。揃ってリタイアした今は年金から成る世帯収入の2人の比率がほぼ半々だから誰のプライドも傷つかないよね。カレシぃ、そろそろいつものマティニタイムだよぉ~。
今日はまじめな時間に起き出して朝ご飯を食べて、のんびりするつもりでコーヒーを飲みながらメールボックスを開いたら、来たっ。コロナのワクチン接種の「お誘い」。月の初めにマンションの隣の医療ビルにある薬局に予約を入れていたら、記録によると前回の接種から6ヵ月経過していないので年が明けてから改めて予約した方がいいとアドバイスされて、そのままキャンセルした第7回目のワクチン接種で、メールの発信時刻は午前5時30分。政府が集中管理しているデータベースから接種の対象になる人に自動的に来るようになっているもので、今回は参照番号がないところを見ると「お忘れなく」メールらしい。ウォーキングから帰って来て、まずワタシ宛のメールの中の予約用のリンクをクリックしたら、参照番号の欄に前回と同じものが表示されたので、医療保険番号を打ち込んで、コロナワクチンにチェックを入れて、予約のページへ。薬局を選ぶのに「5キロ以内」と入力したら我が家(郵便番号)に一番近いところから順に接種できる薬局が表示されるので、今回はモールの中のドラッグストアを選択して1月3日を選んだら、午後に5分刻みの予約スポットがずらっと出て来たので、2時を選んでOK。すぐに確認メールが飛んで来たので、次にカレシ宛のメールを開けて同じドラッグストアで同じ日の2時5分に予約。
飛び入りのひと仕事を済ませたから今度こそのんびりしようと、まずは小町横丁の散策。きのうワタシとカレシの金銭感覚(というよりは消費パターンかな)の違いを考えていたせいか、お金が絡んでいそうなトピックに目が行くからおもしろい。そんな中で「稼いでいる妻に複雑」という男性からのトピックにすごい数のコメントがついていたので開けてみたら、出産後4年子育てと義父の看病で専業主婦だった妻が仕事に復帰したら出世して、しかもハンドメイドの仕事もうまく行くようになり、夫である自分より収入の多い月が増えて「(生活が楽になっていいが)男として妻に負けた気分なので専業主婦に戻ってもらいたい」だと。思わず笑っちゃったよ。パワーカップルという言葉があるくらい共働きがあたりまえの世の中だってのに何を言ってんだか。おまけに奥さんは家事も子育てもひとりでしっかりこなして、義家族にも好かれているんだそうで、男のプライドを傷つけられたとバーやクラブでホステスに愚痴って同情の言葉に癒され、さらには常に夫をたてる従順な弟嫁に惹かれていると言ったことで揶揄、嘲笑で盛り上がっていたら、それほど有能で稼ぎのある奥さんに離婚を切り出して「もっと淑やかにしていないと男に逃げられるだけ」と最後っ屁。外野席では奥さんへの拍手喝采が鳴りやまず・・・。
でも、ランチを食べながらカレシにあほなヤツだよねえと話していたときに、カレシがほんの一瞬見せた表情が23年前の私たち夫婦の最大の危機の原因を明らかにしてくれた気がして、残っていた小さなモヤモヤが晴れた感じ。ワタシが仕事に没頭し過ぎて寂しかったというのは表面的な理由に過ぎなくて、遅れて来た「中年の危機」に直面した時に、敗北感と言うか喪失感と言うかか、それまで10年モヤモヤと燻っていた感情が一気に「男のプライドを傷つけられた」という怒りとして爆発したってことだったのね。ワタシは共働きの初めからことあるごとに「どっちが稼いだかなんて書いていない私たち夫婦のお金」というスタンスだったのに、カレシのモヤモヤは消えなかったということか。それまでの10年、家でできる仕事だからとカレシに押されて(あまり乗り気ではないまま)始めた翻訳業が初っ端からカレシの収入を上回って、そのまま(専門職の公務員だった)カレシの2倍以上稼いでいたんだけど、表向きは「この分なら早期リタイアできそうだ」とか何とか喜んで見せながら内心では悶々としていたんだろうな。たまたま日本では「国際結婚ブーム」が起きていたようで、「あなたのために家をきれいにしておいしい料理を作ってやさしい奥さんになります」という甘い囁きに癒しを求めたというところか。たまたま勤め先の組織改編で公的年金の受給年齢の前に早期退職という形でリストラされて、公務員年金だけでは自分1人の生活もままならないという現実を突きつけられて目を覚ますことができたのは、カレシにもワタシにも幸いなことだった。揃ってリタイアした今は年金から成る世帯収入の2人の比率がほぼ半々だから誰のプライドも傷つかないよね。カレシぃ、そろそろいつものマティニタイムだよぉ~。
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