リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

どこまでも自分流のミニチュアのクリスマス風景

2020年11月30日 | ミニチュア工房にて


11月29日(日曜日)。☀☁☂☁。朝ご飯のテーブルに着くころ、ベーカー山の右側からため息が出そうなほど見事な日の出。そっか、あと3週間で冬至なんだ。その後は春に向かってどんどん日が伸びて行くわけで、何となく象徴的でもあるような。カナダではファイザーとモデルナのワクチンをクリスマス前にも承認するらしいから、年明けにはワクチンの配布が始まるのかな。私たちは2人とも優先順位のトップグループに該当するので、あんがい早く受けられるかもしれないな。来年7月の地中海クルーズの払い込みとキャンセル保険(たっかぁ~い)の件が一段落したので、気分的にもひと休み。

パリのおしゃれな寝室をほんわりしたクリスマス風景に大改造しようと、キットを前にアイデアを練り始めてからもう3週間が過ぎてしまった。あれもこれもと自分流にしたもので、のっけからチャンレジ続き。頭の中で勝手に描いたイメージと漠然とした「組立て説明書」を頼りに、壁紙を変え、階段の位置を変え、壁を加え、大邸宅の大広間の入口みたいなギリシャ風のアーチのサイズを変え、キットにはなかった暖炉を作り、ウォーキングで拾ってきた小枝を乾かして暖炉に入れる薪を作って「大枠」。キットに入っていたアンティーク風の家具2点を金色の縁取り抜きで作って、いよいよクリスマスツリーを作る番。

家の中に飾るツリーのようなわけには行かないので、まずは厚紙で円錐形のベースを作って、緑色の紙を貼ってみたけど、サイズが小さい感じだったのでやり直し。次に、内側に電球を入れてクリスマスライトを演出するために錐で穴をぼつぼつ。色電球にするために透明なカラードットを貼ろうとして、はて、ドットがうまくくっついてくれない。どうしたものか思案の挙句、いったん糊付けしたツリーをそろそろと開いて、ドットを貼ってまた糊付け。電球を固定するために「底」を作ってワイヤを通す穴を開け、‘他のキットで作ったけど使わなかった「鉢」を半分の高さに切って底に貼って、電球を固定し、ワイヤを仮に電池ボックスにつないで点灯試験。さて、もみのきらしくするにはどうしたらいいか。何かに使えるかと思って買ってあったコケを乾燥したものを、はさみで粉に近くなるほど細かくして、ツリーにのりを塗ってころころ。ライトの明かりが通るように、穴にかかったコケを爪楊枝で取り除けて、また点灯試験をして、てっぺんに星。








いよいよツリーの飾りつけで、細く切った紙でガーランドを作り、アマゾンで買ったクリスマス用のメタリックな紙吹雪をあちこちに貼り付けて、どうやらクリスマスツリーが完成。ツリーを作るだけで1週間以上かかったけど、ほぼイメージ通りにでき上がって、ライトを点けるなかなかいい感じ。ツリーを置くコーナーの2つの大きな窓が何だか寒々として見えるので、黒く塗った竹串をカーテンロッドにして、マスクになったハンカチから切り取ったレースで作ったカーテンをかけたら、あら、けっこう家庭的な雰囲気じゃないの。窓の外からのぞいてみたら、ちょっとお邪魔したくなるような感じ。




  

じゃあ、次はいよいよアクセサリーを作る番・・・。



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