リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ちっとも寒くない冬至の日

2023年12月24日 | 日々の風の吹くまま
12月22日(金曜日)。🌧☁🌤。いい気持で夢を見ていたのに、カレシに起こされたとたんに忘れてしまった。楽しい夢だったんだろうな。悪い夢は目が覚めてもしっかり覚えているのに、いい夢は目が覚めたとたんに消えてしまうのはどうしてなんだろう。逆だといいのになあ。でも、角度を変えて見ると、いい夢は現実の中で見ろってことなのかもしれないな。

午前中にメインストリートにある税関のオフィスに行って中国からの小包の関税と消費税を払う予定だったけど、カレシが起きるなり「年が明けてから行く」と決めたので、普通の朝。そうだよ、車で駅まで行って(たぶん3時間分の料金を払って)駐車して、電車で30分かけてメインストリート駅まで行って、税関のオフィスまで歩いて、どれだけ時間がかかるか知らないけど通関を済ませて、またメインストリート駅まで歩いて、ニューウェストミンスター駅まで30分電車に揺られて来て、駅から車で帰って来るなんて、どうかしてると思うよ。オフィスはクリスマス直前で混んでいるかもしれないし、今払ったところで配達はどっちみち年明けだろうし、税関は1月10日までに払えばいいと言ってるんだし、どう考えたって今すぐにやる必要はないじゃないの。

ということで、今日はまずきのう10時間かけてダッチオーブンいっぱいに作った鶏がらブロスを漉して、ジップロックの大きなコンテナに入れて冷蔵庫の奥へ。こうすると脂が表面に浮いて来て固まるので、明日はその脂をすくい取って、ブロスをジップロックの袋に小分け(4袋)して冷凍するだけ。鶏がらブロスをベースにして玉ねぎ、セロリ、にんじん、ニンニク、ファロ、茹でて刻んだ鶏もも1個に使い残しのアスパラガスやピーマン、いんげん、きのこの類を適当に加えれば、コクのあるチキンスープ2人前。何種類ものきのこの切り落とした茎や使い残しを冷凍庫に貯めておいて作ったきのこブロスも我が家の自慢。ヴィクターのお母さんが作って冷凍して売っているウクライナ風ボルシチの冷凍ミックスもキャベツとジャガイモにさらにお父さんが作っているウクライナ名物のサーロ(豚の皮下脂肪の塩漬け)を加えたらコクがたっぷりの逸品。寒い冬のランチには手軽にできるほかほかスープに叶うものなし。(寒くなくてもできたてスープは最高だけど。)






今日は冬至で公式に「冬」になったんだけど、今年はちっとも寒くなくて、ルーフデッキやバルコニーでは植えた覚えのない金魚草や名も知らない花が咲き出す始末。市役所から2ヵ月ごとに送られて来る電気料金の請求書に表示されている過去2年の電力消費のグラフを見ただけでも暖冬ぶりがわかるというもの。請求期間の1日当たりの電力消費量で増減を比較してみると、去年同期は1日73キロワット時だったのが今回は60キロワット時で、なんとマイナス17%。ベースボードのヒーターがフル活動(サーモスタットに炎5本)になるとリビングのシーリングファンで天井に溜まる暖かい空気をかき回してやるんだけど、1時間も回しているとサーモスタットの炎の数が減って、しまいにゼロ(ヒーターはオフ)になって、それでいてちっとも冷えた感じがしない。それだけ消費電力の節約になっているわけで、エルニーニョさまさまと言うところ。今夜と明日は一時的に夜間に冷え込むそうだけど、それでもせいぜい0度かマイナス1度。たしかに寒そうな数字だけど、冬至の頃にだけ我が家のバルコニーの端から見える「沈みゆく夕日」は灼熱の色。明日も晴れるから冷えるのかなあ。




寒くない冬の夜は煙たぁいスコッチで


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