リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秘書を使えない上司は出世しない

2015年07月09日 | 日々の風の吹くまま
やっと空に青みが見えて来た。日曜日、月曜日はもしかしたら雨の予報。ほんとにざぁ~っ
とひと雨欲しいところ。カレシが英語教室に出かけた後、ワタシは引越し業者のBekinsと
工務店のマイクと保険代理店のミアにメールでアポ取り。これでも昔は有能な上級秘書だっ
たワタシ、Bekinsは30分足らずで電話が来て来週の水曜日、新居の模様替えをするマイ
クは火曜日、新居の保険の手配をするミアは明日の午後と決定。そこへ、家の新オーナー
から解体許可申請のために業者が家の中をチェックしたいとのメール。午後ならいつでも
OKと返事をしたら、再来週の木曜日に決まって、カレシが帰って来た頃にはアポ取りがす
べて完了。

カレシはワタシがひとりで何でも決めてしまうと文句を言うけど、上司に代理を任せてもらえ
てこそ秘書冥利ってもので、自分の秘書を信頼して任せることができない上司は出世しな
い。ワタシの最後の上司がそういうタイプで、とにかく他人を信用しないから、秘書のワタシ
でさえ肝心なことはつんぼ桟敷。他に1ランク下のマネジャー3人も担当していて多忙だっ
たからあえて文句は言わなかったけど、おかげで上司が元クライアントに訴えられたときは
証人として呼ばれずに済んで、つんぼ桟敷の幸運?を感謝したもんだった。

でも、そういう人に限って「かまって欲しい」オーラを出して来るから、人間の心理は複雑。カ
レシもかなりの人間不信なんだけど、ほんとは寂しがり屋のかまってちゃん。ワタシに任せ
ると言いながら何かと横槍を入れて来ては事をややこしくするのは、蚊帳の外に置かれる
のが怖いからだろうと思う。ちゃんと経過報告をしているのに、自分が直接関わって指図し
ていないと不安になるんだろうな。だったらアナタがやってよと言いたくなるけど、失敗したと
きの自己嫌悪感が怖くてやりたくないらしい。やりたくないから一番近いワタシにお荷物をも
たせるんだけど、今度は采配を手放したと言う不安が募る。何だかほんっとにストレスフル
な堂々巡りという感じ。もうちょっと人を信じてみたら、少しは生きやすくなるのに・・・。

まあ、男の更年期には終着点というものがないらしい。引越しまであと4週間。ワタシの秘
書業務だけじゃなくて、二人三脚でやらなければならないことだって山ほどあるんだから、
あまり「かまってちゃん」オーラを出さないでよね。ここは有能な秘書がいる有能な上司だと
思って鷹揚に構えていて欲しいんだけど。

2 コメント

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Unknown (モズライト)
2015-07-11 16:57:26
うちの場合は私が奥さんを頼りすぎると
よく言われます 奥さんを100%信じてるから
よくないのかも。
私もかまってもらうの大好きです。

私だったら有能な秘書を信じて楽するけど(笑)
訴えられなくてよかった。
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信じるのと頼るのとは・・・ (lyra)
2015-07-12 17:51:35
私としては信じてもらうのはうれしいですけど、頼られすぎはちょっと何とかならないかと思うことが多いです。助けの必要な人にはもちろん手を貸しますが、私はあまり人をかまう方ではないんだろうと思います。

逆に、人にかまってもらったらそれはそれでうれしいですけど、かまってもらえなくてもまったく気にならない方ですね。自己完結してしまっているのかな。日本ではあまりうまくやって行けないタイプだろうと思います。

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