リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

なかなか一筋縄では行かない遺産相続

2018年08月18日 | 日々の風の吹くまま
8月17日(金曜日)。晴れ時々曇り。地平線はもやっていて山並みは見えないけど、ポート
マン橋は何とか見えていて、AQHIは低リスクに入る「3」。高気圧がちょっと位置を変えた
ので、煙は気流に乗って東の方のアルバータやサスカチュワン、遠くはヨーロッパにまで流
れているという話。地球は丸いんだから、もしかしたらぐるっと回って来て、西の方からこっ
ちに戻って来るかもしれないな。でも、森林火災が広がるのを防ぐために燃料になる下草
や枯れ木を取り除く野焼きをしようとすると、いわゆる(俗にtree hugger(木を抱く人)と呼
ばれる)自然保護活動家が「森林破壊は許せぬ!」とすっ飛んで来るからねえ・・・。

今日は朝からカレシとジムの間で電話とメールが行ったり来たり。銀行が1件だけママの単
独名義だった(ママに代わってアクセスしていた)預金口座と資金の移動先になっていた共
同名義の当座預金口座のオンラインアクセスをブロックしてしまったので、支店の担当者と
談判する相談で、ジムが来週金曜日にアポを取って確認。問題の口座はジムが後見人に
なる前からのもので、共同名義だった定期預金1件が満期になったときに、銀行が独断で
単独名義の口座に入金したらしい。銀行としては金額が大きいので裁判所の検認を得てか
らでないと前回作った遺言執行人(カレシ)名義の口座に移せないとごねている最中。問題
口座は1件だけなので検認料はせいぜい20万円くらいなんだけど、原則の問題として銀行
と談判するらしい。

昔まだ札幌で働いていたときに、集金に行った鉄鋼問屋の老社長が「銀行屋は極楽浄土に
は行けない」と言っていたのを思い出した。そういえばアイルランドを舞台にしたミュージカ
ル『ONCE』でも、お金を借りに行った銀行で口座がないと言われた主人公が「郵便局にあ
るよ。銀行より信用できるからと親父が言うもんでね」と言い返す場面があったな。銀行に
は今でも『ベニスの商人』の高利貸しシャイロックのイメージが付きまとっているのもしれな
いな。まあ、若い担当者はまじめ一徹の感じなので、銀行のマニュアル通りにことを運んで
いるだけなんだろうけど・・・。

銀行は定期預金が共同名義だった事実を知っているし、あと2ヵ月で満期になる2つの定
期も、ジムがママの諸費用を払っていた当座預金口座も、ついでに投資信託口座も、みん
な共同名義になっているのを知っているので、どう対応して来るかな。それにしてもねえ・・・。

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