リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ママガモと10羽の子ガモ

2014年06月06日 | 日々の風の吹くまま
いよいよ出発2日前。関東甲信地方はもう梅雨入りしちゃったそうで、つまりは東京も梅雨と
言うことかあ。前回も同じ時期に東京にいたけど、梅雨と言う感じはなかったな。でも、終わ
りの方で台風が来て、ホテルの33階、部屋の外の非常口はヒューヒュー、窓は振動したし、
何となく建物が揺れている感じもしたっけ。でも、「梅雨」という現象は津軽海峡以南に住ん
だことのないどさんこのワタシには今いち実感できない。まあ、そういうことも海外旅行の醍
醐味のひとつなんだけど、せめて後2週間どこかで足踏みしていてくれたらよかったのに。

珍しく金曜日に郵便の配達。小さな封筒があって、Arts Clubから。明日のチケットはもらっ
ているし、何だろうなあと開けてみたらサンキューカード。要するに「ご支援に感謝します」と
いう文面だけど、女性っぽい手書きで、サインは理事「メアリー・コリンズ」。あれ、聞いたこ
とがあるなあ、この名前。一見してありふれていそうな名前だけど、テレビなんかでよく耳に
したなあ、と記憶をかき回していて思い出した。1990年代に連邦議会議員で閣僚も勤めた
人。名前の後に「PC」というタイトルがついているのは、昔風に言えば「枢密顧問官」。元閣
僚などの名誉職だけど、そういう人から直筆で「ありがとうカード」って、へえ、そんなにいっ
ぱい寄付しちゃったのかな、ワタシ・・・。

まあ、グランヴィルアイランド劇場の座席を新装したときに1席いくらの寄付で座席のアーム
に銘板をつけてくれるキャンペーンがあって、ワタシとカレシの名前で2席寄付した。そこで
銘板は10年間維持されると聞いて、劇作家や俳優、演出家など未来の演劇人を目指す人
たちのための「座席」を思いついて、今年になって「○○志望の人に捧げます」という銘板で
10席、総仕上げに「(ワタシの名前)/永遠なる劇作家志望」の席も加えて寄付したので、
「芸術監督サークル」への寄付と合わせたらけっこうな金額になったんだろうな。

パルミーダが中央の少し後方「O列」の11席に銘板がついたと知らせてくれたけど、(なり
損ないとは思っていない)永遠に劇作家志望のワタシと未来の演劇人志望の若い世代の
「席」が1列に並んで、何だかカルガモの親子みたいだね。池を目指してとっとこ歩いて行く
10羽のヒナの後をえっちらおっちら追っかけるママガモというところかな。あしたのイベント
のときにちょっと見て来ようっと。