A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

昨日の試合の採点

2011年09月17日 00時46分50秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
Joan Carlesさんから採点表をもらったので、載せます。下書きだと綺麗にラインが揃っているのに、投稿するとなぜかバラバラになるんですよねぇ。毎回見にくくてすみません。最近Recordの採点が小数点がついていて変なのは読者採点の平均だから。リスボンでは紙版がもちろん見れて、そこには普通の採点が載っていたそうです。(だから今回はRecordの紙版採点があり)

A Bola-O Jogo-Record(Net)-Record(紙版)-JC

ARTUR-------6-6-3.8-4-6
M.PEREIRA---6-7-3.7-4-6
LUISÃO------7-7-4.1-4-7
GARAY-------6-6-3.7-3-6
EMERSON-----6-5-3.5-3-5
JAVI GARCIA-6-6-3.7-3-6
WITSEL------5-6-3.7-3-4
R. AMORIM---6-5-3.3-2-4
AIMAR-------6-6-3.8-3-6
GAITAN------7-7-3.9-4-7
CARDOZO-----7-7-4.1-4-7
(NOLITO-----6-6-3.7-2-5
MATIC-------5-5-2.9-1-5
B.CESAR---------2.7 - -)

ついでに、Joan Carlesさんのスタジアムから見たパブロの印象を:
Es verdad que Pablo no estuvo brillante, en mi opiniõn porque jugó de delantero puro, lo que no le permite dirigir a su equipo, de hecho cuando juega ahí es cuando se produce el fenómeno de quedarse pidiendo el balón y sin que le llegue muchas veces. Pero hubo un par -sobre toso uno, en el minuto 32 creo- controles de bola que te dejan maravillado. Mañana por la mañana an el partido repetido en Gol TV español. Me volveré a fijar. Ayer, eso sí, se fue muy cansado.

パブロが素晴らしくはなかったことは事実だ、その理由は、私の意見では、純粋のフォワードとしてプレーして、自分のチームを指揮することができなかったから。実際彼がそのポジションでプレーすると、ボールをずっと要求する羽目になり、それなのに彼のところまでボールが届かないという状況に何度もなる。でも、いくつか驚異的なボール・コントロールがあって、32分頃だったと思うけれど、明日の朝、GolTVでリピート放送があるので、確かめてみよう。昨日は確かに、彼はとても疲れて交代していた。
そんなに疲れていたんですねえ・・・、もう10分ぐらいプレーしてほしかったのですが、残念。驚異的なボール・コントロールなんてあったっけ?!と思ったら、正確には30分のプレーだそうです。(翌日GolTVを見て確認メールが。) 試合を見直したところ、ああ、あの無理なシュートの前ですね。あんまりにもシュートに驚いたのですっかり忘れていました。後ろから来た高めのボールを横に落としたもの。ちょっと流れたかな?と思いましたが、誰もいなかったのでチャンスになったんですよね。確かにマンチェスターの守備の選手は思いっきり滑っています。ライブで見たときは、なんでそこでシュート??と思いましたけれど、今見ると前は空いているし、ルーベン・アモリムに出しても大したチャンスにはなりそうもないので、選択としては悪くはなかったのかも。ただ、シュートが悪すぎ。この2試合ぐらい、コーナーなど含めて少しキックの精度が悪いようです。
それにしてもパブロには関係ありませんけれど、スペイン語のMañana por la mañanaっていつ見ても、可愛い表現ですよね~。

ベンフィカのニュースは、金曜日、練習はあった模様。詳しいことは不明です。試合のスケジュールとしては、日曜日20時45分よりルスでアカデミカ戦、そして次節はもうアウェイでのポルト戦です。なのでアカデミカ戦ではパブロはお休みかも、との噂。といっても結構休ませてもらっているので、どうなのでしょう。ホームのアカデミア戦はあまり戦績が良くなかったはずです。

[CL] Benfica 1 - 1 Manchester United

2011年09月16日 00時02分03秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まずはジェスス監督の談話:
「我々はいつ守備をするのか、いつ攻撃をするのかをよく知っていた。もし勝者を決めるとすれば、ベンフィカのほうだろう。ユナイテッド相手の1ポイントは完璧とは言えないが、それでも良いものだ。ライアン・ギグスは素晴らしいゴールを決めた。ハビ・ガルシアの後を埋めるべきウィッツェルのポジショニングの失敗があったが、それでも相手のゴールを褒めるべきだろう。」
一方ファーガスン監督は
「私たちのチャンスは1~2回だったが、引き分けは正当な結果だと思う。ベンフィカとの試合が厳しいものであることは想定内だ。彼らがボールを持っていたときは、彼らが上手くプレーし、我々がボールを持っていたときには我々が上手くプレーした。良いチームがやることだ。両チームがそれぞれの役割を果たした試合だった。一番良かったことは、今シーズン使われていなかった選手をプレーさせる機会があったこと。」
また、たぶんポルトガルの記者にベンフィカの選手では誰が目立っていたかを聞かれて、
「たぶんカルドーソ。ゴールへの執念がある。それからガイタンとアイマール。インテリジェンスと個人の技術がある。」
ガイタンにインテリジェンス。間違いなく技術はあるのですが。

↓(小人が疾走しているみたい)


こちらのリンクのブログ記事が興味深いです:~ターンオーバーとノリート~ ベンフィカ対マンチェスター・ユナイテッド 事実関係のところはちょっといろいろありますが、初めてベンフィカを見ただけでこんなにわかるんだなあ、と驚きました。(大量補強? いや、主力が例によって抜けたので、それを埋めようととりあえずいろいろ買っただけ。ノリートに非凡なパスの才能? ないんじゃないかなあ。あっ、今日のノリートは良かったです! ただドリブルやパスはアイマールや、パスはあれですがガイタンもできるので、ノリートに期待したいのは得点なんですよね~。ビッグチャンスのうち1つは決めてほしかったです。特にこのところノリートはこういう決めきれない場面がすごく多いので。)
()が多くなってしまいましたが、そうそう、アイマールがせっかくフリーでいても、なぜかボールが来ない場面が前半に多かったです。絶対パブロは密かにイラついていたはず。そのイライラ、プラス気合入りすぎが、無理なシュート、あと微妙にリズムに乗り切れないことに繋がったかなあと。
Serbenfiquistaでは、もちろん評価は今ひとつで、「ボールを持ちすぎ。」との批判もあります。確かにいつもよりそんな感じでしたが、普段より前目で、かつ相手がユナイテッド。もしかしたら、ワンタッチで回しても取られる可能性が高いから、とりあえずボールをなるべくキープしようと思ったのかもしれません。自信のないときは絶対ドリブルをしないパブロが結構やっていたので、調子自体はいいのかなあと思いました。

ブログ記事に戻りますと、「ハビ・ガルシアもヴィツェルも試合を作れるなーと感心させるようなプレーは少なかった。」 そうなんですよね・・・。ハビ・ガルシアはそういう選手じゃないのでもう仕方ないとして、ウィッツェルはできるはず、というかやってくれないと困るのですが。ウィッツェルとアイマールでゲームメークするというのが、一応今シーズンのベンフィカのベースのはずなのですけれど、今朝の試合では全くできていませんでしたね。それにせっかくハビ・ガルシア、ウィッツェル、ルーベン・アモリムと守備的な中盤にしたのに、あんな風にギグスをフリーにしてミドルを決められたのでは、意味がありません。
ガイタンの守備のしなさ加減も、ほんとにずぅーっとで困ったものです。でも、ファーガスン監督に褒められて、本人はすごく喜んでいる模様。ますます国内リーグ戦では手を抜いて、CLの試合だけに力を入れたりして。
ウィッツェルに関しては、まだ若いし(22歳)、ルスのような大きなスタジアム、相手はマンチェスター・ユナイテッドという状況を考えると、よくやったのでは?という意見もあります。パブロのほうの時間は限られているので、ついつい焦ってしまいます。



今日の観客は63822人。ほぼ満員?! テレビを通しても素晴らしい環境なのはよくわかりました。BENFICAの文字も、おおー、ルスでもこんなことができるんだ!と感動しました(笑)。いつも採点を送ってくださるJoan Carlesさんも今回はルスに観戦に行きました。そろそろバレンシアに戻っている頃でしょうか。というわけで今日は採点はありませんが、パブロはきっと5か6でしょう。

今日のマンチェスターのスタメンに、バルサとのCL決勝をプレーした選手は7人いるそうです:Evra, Fábio da Silva, Carrick, Giggs, Park, Valencia, Rooney
なるほど~、あれほどまでにバルサが大勝した理由が今日わかったような気がします。

写真はまあまああります。パブロ、ようやく髪の毛を切りましたね! ちょうど良い長さでホッ。でも土曜日から剃っていない髭が邪魔です。4日間置くと、これくらい伸びるんだなあということがわかりましたが、そんなことがわかっても・・・。







思っていたよりも・・・

2011年09月15日 08時26分44秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
1-1の引き分け。
思っていたよりもマンチェスターは強くなかった、勝てる試合だった・・・というのがベンフィキスタたちの総意で、確かに私もそう思います。選手を9人も入れ替えてBチームに過ぎない相手に、ルーベン・アモリムを起用するなんて消極的すぎた、とジェスス監督を厳しく批判する声もちらほら。でも、ルーニー、ギグスやパク、後半途中からナニ、エルナンデスのいるチームをBチームと言い切るのも・・・。「試合前は引き分けで御の字だと思っていたけど、試合見ていたら、勝てたよねえ。まあマンチェスター相手に1ポイントは悪くはないか。」といったところでしょうか。

アイマールはちょっと気負いすぎ? 最近の試合の中では一番悪いぐらいの出来だったような(汗)。珍しく無理にシュートを打ったり、いつもと違いすぎてびっくりな場面が何度かありました。試合の最初のほうで、フリーでいるのに、ハビ・ガルシアなどがなかなかボールをパスしてくれないので、かなりイライラしていたのかも。ウィッツェルも攻撃面では消えていて、コンビネーションが皆無だったのも痛かったです。守備面は頑張っていたし、良かったんですけれど。交代のとき、すごく残念そうでした。マティッチなんていれるくらいなら、もう10分ぐらい使ってほしかった・・・。

今日はカルドーソ、ガイタン、そしてルイソンがとても良かったです。心配だったエメルソンも踏ん張ってくれました。日本語の解説、ガイタンが怪我しているのは遠めにもはっきりわかったのに、全然気が付いていないのにはびっくり。途中でサビオラ、ベンチに戻っていたじゃないですかぁ。ベンフィカの選手たちも痛そうなガイタンにパスしないで、さっさとボールを出してあげなよ!と思ってしまいました。

Previa [CL] Benfica - Manchester United

2011年09月14日 22時56分31秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
タイトルをタイプするだけで、(お~)とちょっとどきどきしました(笑)。


ジェスス監督はアイマールの先発をアナウンス。わざわざ言わなくても、という気もしますが。ギマランエス戦でサブだったのは、マンチェスター戦でフレッシュでいるため、と監督は改めて説明しました。あとは試合直前の胃腸炎、発熱、怪我に注意ですね~。(パブロって、CLの試合前のドタキャンがすごく多いので、どうしても試合が始まるまで心配で・・・) ここまで温存され期待されると、プレッシャーもかかりますが、本人には良いモティベーションになるでしょう。その他ジェスス監督はユナイテッドについて、
「彼らは攻撃が強力で、クリエイティブな選手たちがいる。1人2人の選手がプレーしないからといって、弱くなったりはしない。彼らの攻撃力は、ナニのような選手によってバランスの取れたものになっている。選手たち、そしてチームの歴史により、彼らのほうが有利だ。彼らは世界最強のクラブの1つだが、そのことで我々が臆することはない。最大の敬意を払って試合をプレーするが、ユナイテッドを驚かせる力はあるように私には思える。」
敬意はそんなに払わなくてもいいのに。ルーニーについては、
「現在、イギリス人でベストの選手だが、イギリス人っぽくない。ブラジル人、アルゼンチン人、ポルトガル人、イタリア人のミックスに見える。」
と話しました。これに対してファーガスン監督は、
"I think Rooney's a typical British player, there have been British players over the last few years, who have similar qualities."
でもブラジル人というのにはちょっと同意らしく、
"In terms of a Brazilian, you'd say Pelé. He was a very aggressive attacker also who could look after himself, so can Rooney. They have similarities that way: strength, speed, determination, but he's white, completely white."
「ペレには似ているかもね。強さ、スピード、決意という点で同じものを持っている。でもルーニーは白人だね、完璧な(笑)。」
さらにファーガスン監督は、ベンフィカの選手について、アイマールについて触れたのはまあ良いとして、「右サイドのエンソ・ペレスは役に立っている。」と言ったとか。試合前のミーティングでも、エンソ・ペレスには気をつけろ、と言ってくれるとありがたいですね。ガイタンがノーマークになったりして。

 

ファーガスン監督は昨日の時点ではまだ先発メンバーは決めていないと話していました。(まあ誰が出ても強いってことですよね。) ベンフィカのほうはほとんど選択肢もないわけで。あるサイトからのフォーメーション表。マンチェスターのほうはわかりませんが、ベンフィカの布陣はたぶんこのような感じになると思います。

エメルソンのところが心配です。ここがナニにしろパクにしろ、がんがん突破されそう。(ギマランエス戦を今日見直してしまったものですから。) またルーニーが先発の場合は(先発しそう)、ギグスのところでしょうか。ハビ・ガルシアがキーになると思われます。うっ、こちらも心配。逆にパブロは、フィジカルの強い選手たちに囲まれる形になりそうです。カルドーソはプレミアのチームにはわりと相性が良くて、これまでも点をかなり取っているので、期待しています。マンチェスターの強力な攻撃を用心して、マティッチを入れるのでは?という予想もありますが、どうかなあ。普段やっていないことを、強豪相手にやっても通じないことは、この数年ジェスス監督の采配を見ていても明らかです。ポルトガル・リーグの下位チーム相手にも無失点で終わることが難しいのですから、マンチェスター相手に無失点を狙うのは限りなく不可能でしょう。とりあえず点を取ることを目標に頑張ったほうがいいのかな? (サラゴサ時代のバルサ戦やセビージャ戦がトラウマで・・・あんなに点差が付く試合だけは嫌だなあ~。) 

試合は、午前3時45分から。放送は: 生中継 深03:30 Ch.605 J sports Plus(ハイビジョン) 。

パブロにはとにかく怪我することなく、いつもどおりの元気さでプレーしてほしいなと思います。






ユナイテッドの召集メンバー

2011年09月13日 22時45分17秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
さすがにマンチェスター戦ともなると、日本語ニュースがあります。
若手躍動で好調のマンU、CLベンフィカ戦ではベテラン勢を起用へ 
あっ、ベンフィカのニュースではなくて、ユナイテッドのニュースでした(笑)。

ファーガスン監督は既に召集メンバーを発表しています。
De Gea, Lindegaard; Evans, Evra, Fabio, Jones, Smalling; Anderson, Carrick, Fletcher, Giggs, Nani, Park, Valencia, Young; Berbatov, Hernandez, Owen, Rooney

リオ・ファーディナンドが外れました。でも、たぶんこの人はこれまでのリーグ戦には出ていないんですよね? 若手選手が大活躍していたということですから。(開幕戦のアーセナル戦だけ見ました) フレッチャー、パク、ベルバトフなどリーグ戦では控えに甘んじている選手たちの先発が予想されます。

マンチェスターのフォーラムを見ると、こんな布陣かも。

------------------ de Gea ------------------
Smalling ------ Jones --- Evans -------- Evra
Nani ------- Carrick ------ Giggs ------- Park
------------------ Rooney -----------------
----------------- Hernández ---------------

あるいは、

de Gea
Jones - Smalling - Evans - Evra
Park - Fletcher - Giggs - Nani
Berbatov - Rooney

うーむ、控えというよりばりばりのレギュラーですね~。ナ二とパクは両方のサイドをやれるのでしょうか。どちらかというとベルバトフさんの先発のほうが良いような気がしますけれど、そういうことを書くと点を決められそうなので止めておきます。落ち着いて考えてみれば、マンチェスターは昨シーズンバルサにCL決勝で負けた、理論的にはヨーロッパで2番目に強いチーム・・・。チーム力にかなりの差はあることは確かですが、とにかく若い選手たちには平常心でプレーしてもらいたいです。ジェスス監督は、「相手がマンチェスターでもバーゼルでも選手のモティベーションは同じ。CLのテーマ曲を聴くと、選手たちはベストのチームと戦うことに対してアドレナリンがたくさん出るから。」と話しました。でも、実際には、そりゃ相手チームによって緊張、興奮は違うでしょう・・・。
アイマールは、なんといっても10年前のCLデビューの相手ですから、気合はすごく入っているはず。(またドタキャンとか止めて下さいよ~!! ジェスス監督のサプライズもお願いだからありませんように。)

UEFAのサイトに載っているトリビアから。
ユナイテッドのポルトガルのチームに対してのアウェイでの戦績は5勝4敗1引き分け。ベンフィカのイングランドのチームに対してのホームの戦績は6勝2敗4引き分け。
ユナイテッドの成績はアウェイにしては良いもの。ベンフィカもプレミアのチームをそれほど苦手にはしていないようです。(この2敗のうち少なくとも1敗は対マンチェスターだと思いますが)
アイマールのCLデビュー、2000/01シーズンのマンチェスター戦は、バレンシアのホームで0-0、アウェイで1-1、勝ち抜けています。
サビオラとエブラは2004/05シーズン、モナコで一緒にプレー。
アンダーソンは2005年から2007年までポルト所属。(知らなかったな)

さて、全くCLとは別の話題ですが、World Football: The 20 Smartest Attacking Players in the Game Todayなるものにアイマールの名前が:World Football: The 20 Smartest Attacking Players in the Game Today
20番中20番目だし、紹介文は短いし、なんか申し訳程度ですけど(ぶつぶつ)。
一応は順不同だそうです。ま、他にリストアップされている選手を見ると、最近は代表でもなく、3大リーグにいるわけでもなく、CLにもほとんど出ていないパブロがここにリストアップされるだけでびっくり仰天かもしれませんね。編集者の人、よくもパブロのことを覚えてくれていたなあ、と思いました。

コメント欄は興味深くて、「ここではsmartには、inteligenceとcreativityが含まれることになっているけど、それは全然別のことじゃない? インテリジェンスは教えることが可能で、どうやってスペースを作り出すか、どう試合のテンポを調節するか、どのように試合を読むのか、といったこと。クリエイティビティーとは、事前にプレーを想像すること、どのようにそれを行なうか方法を見つけることで、教えることはできないものだ。守備の選手にはクリエイティビティーは必要ないが、インテリジェンスは必要。両方を持っている選手もいる。このリストに挙がっている選手の半分はインテリジェンスしか持っていない。」 このコメントには、この記事を書いた作者本人も同意していました。納得の内容です。ダビド・ルイスはどちらかというとインテリジェンスよりクリエイティビティーがあったなあ(笑)。パブロはもちろん両方持っている選手ですね。サビオラは逆にインテリジェンスが非常にある選手だと思います。

記事に戻ると、パブロの紹介文には不満がありますが、写真はなかなかいいです。たぶんトゥウェンテ戦のときのもので、実は髭もじゃなんですが、全体の様子はさすがパブロ、絵になります。この溌剌と頑張っている雰囲気がいいんですよね。なんとなくオーラもあるし♪

アジャラさんより:現役を長く続ける秘訣

2011年09月12日 23時04分09秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
すごい満面の笑顔ですね~。今のところ楽しくサッカーができているようで何よりです。



O Jogoは、ザホビッチとアジャラさんにわざわざ取材をしたみたいで、2人がアイマールについて話したことを記事にしています。ザホビッチはユーロで見て知っている選手ですが、バレンシアとベンフィカにいたことがあるんですね。(バレンシアは2000-2001、ベンフィカは2001-2005)

パブロのCLデビューが2001年2月14日のマンチェスター戦だったことはアイマールのファンなら誰もが知っているでしょう。このときのことなどについて、ザホビッチは、
「彼は常に多くの才能を持った素晴らしい選手だった。ヨーロッパにもすぐに順応したね。だから、満員のスタジアムでのマンチェスター戦のプレッシャーも全然感じていなかったよ。ピッチの外ではシャイな若者だったけれど、ピッチ上ではリーダーだった。彼はボールを持つことが好きだった。そういえば、自分も彼もヘクトール・クーペルの試合システムには、全然合わなかった。監督はカウンター攻撃を好み、自分とアイマールはボールを持ちたがったから。マンチェスター戦のときにはもう、アイマールはリーダーだったことを覚えているよ。それが彼のスタイルだったんだ。」
今週のCLマンチェスター戦については、
「マンチェスターは確かにものすごく強い。でも今シーズンのベンフィカの試合をいくつか見たけれど、とても良いチームだと思うよ。それに、アイマールがプレーすると、ベンフィカのサッカーは別のレベルになることは明らかだ。彼の経験と才能と共にベンフィカはマンチェスター戦を戦うべきだ。満員のスタジアムなら、ルスではどんなチームだって動揺する、ファンタスティックな環境だからね。勝つことは可能だ。」
mandãoというポルトガル語は、英語にするとbossy、「偉そうな」というニュアンスになります。そういえば、昔バレンシアですごく偉そうな態度で(笑)指示を出していたりして、若手なのに大丈夫なのかな!?と思ったことがたびたびありましたっけ。懐かしい・・・。(で、周りの選手はあんまりパブロの言うことを聞いていなかったような。)今はもう偉そうなのもすっかり板がついて、bossyでも誰も文句を言わないし、みんなパブロの指示をまあまあ聞いているようです。

一方アジャラさんはマンチェスター戦について、
「僕たちが0-0で引き分けたことを覚えている。でも僕らが勝てた試合だった。良い試合をして、アイマールは、チームに来て時間はあまり経っていなかったけれど、すでに重要な選手だった。良い攻撃をしていた。
(そのシーズンCL決勝まで勝ち進みバイエルン・ミュンヘンに負けたことについて)時間が経つにつれて、決勝まで進んだ事実も価値があると思うようになった。
(ベンフィカも決勝に行ける?)明らかにとても難しいことだけれど、ベンフィカはとても強力なチームだ。誰にわかる? 良い結果を出して、バレンシアがそうだったように自信を持つことができれば、どんなことだって起こりうる。
(ジェスス監督がアイマールをリーグ戦で温存したことについて)正しい選択をしたと思う。彼がベーシックな役割をできる試合だから。マンチェスターはアウェイで戦うときはライン間のスペースを消そうとしてくる。アイマールはスペースを見つけるのが上手い。だからフィジカルが100%ならば、彼はベンフィカに多くのものを与えることができるだろう。」
アジャラはまた、アイマールの将来についてもコメントしています。
「彼を残留させることを決めたなら、ベンフィカは良い選択をしたことになるだろう。多くの人は選手は30歳から下り坂になると信じている。しかし本当のところは、最近は高いレベルを保ってキャリアを続けることはより簡単になっている。アイマールの場合は言うまでもない。より情報があり、最適で、個人に合わせたトレーニングをしている。これによってより良いフィジカルのコンディションを得ることができる。でも、すべては選手が感じる<飢え>にかかっている。フィジカル・コンディションが重要なのはもちろんだ。しかしメンタルの能力と、勝利を望み続ける意思の力がとても多くを占めるんだ。」
なるほど~、37歳まで現役を続けたアジャラさんの言葉は重みがあります。(アジャラは2010年12月ラシンクラブで引退) アイマールの精神力については、問題なさそうです。実際、今までの度重なる怪我や病気になんとか打ち勝ってきたのも、気力によるところが大きいと思いますから。主力としてリーガで2度優勝したアジャラさんに比べたら、今のパブロには果たしていない夢がたくさんあるはずです。

水曜日のマンチェスター戦の審判はスロベニア人のDamir Skominaさん。

ベンフィカの元監督のGraeme Sounessという人が(聞いたことのない名前です)、「ベンフィカは一番良くて、引き分けだろう。」と話しました。「ポルトがポルトガル最強。ポルトガル・リーグはプレミアのようにテレビ放映権でお金を得ることができないため、ブラジルから選手を絶えず契約している。」とも。
まあ、週末の試合でマンチェスターがボルトン戦で5-0とか、ルーニーが2試合続けてハットトリックとか聞くと、大量失点で負けたらどうしよう?!と弱気になりますねぇ。しかも、100戦練磨のファーガスン監督に対して、CL2年目のジェスス監督では・・・。ただ現実的に言えば、今度の試合は最重要というわけではありません。マンチェスターが抜けていることは間違いないので、ベンフィカは他の2チームにしっかり勝つ(ホームでもできればアウェイでも)ことが大事なわけで。少なくともそういう風に考えて、選手たちも監督も平常心でマンチェスター戦をプレーしてほしいです。

[Liga 4] Benfica 2-1 V. Guimaraes

2011年09月11日 23時57分18秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まずは試合ダイジェスト:

SL Benfica 2-1 V. Guimar醇Ies


PKが3本も?! んー、どのPKもCLでは取ってもらえそうもないものだなあ(汗)。そしてお約束どおりカルドーソが外したんですね。まあ、PKを3つも吹いてもらったら普通は負けないですよね。それなのに最後は結構押し込まれていたベンフィカ・・・リーグではもやもやする試合ばかりをしていますが、大丈夫でしょうか。

パブロが入った後は一体どんな形で失点したのだろう?と不思議に思っていました。後半のみ試合ファイルをダウンロードしてチェック。相手の見事なカウンターでした(ため息)。パブロが交代後最初のボール・タッチでとても良いチャンスを作り、確か誰かがシュート。普通そこまで行ったらカウンターはなさそうなものですけれど、相手GKのキックから一気にパスを繋がれてしまって。エメルソンがこの失点シーンを始め、何度も抜かれたり滑ったり転んだりしていたような気がします。CLが左サイドにこの人だけって、嘘でしょ!という感じですよ~。

改めて見たら、パブロはかなり良かったです(笑)。パスもドリブルも冴えていました。コーナーキックだけが今ひとつだったかな。

採点です。O Jogoがガイタンに7をつけて、パブロに4をつけていたのには唖然としました。Joan Carlesさんもびっくりしていますね。

      Bola Jogo Record(/5) JC

ARTUR 5 5 3.6 5
M.PEREIRA 6 7 3.8 6
LUISÃO 6 7 3,7 6
GARAY 4 5 3.7 5
EMERSON 5 5 3,5 5
JAVI GARCIA 6 5 3,4 5
WITSEL 5 6 4! 5
GAITAN 5 7! 3.5 5
BRUNO CESAR 5 5 3.2 5
SAVIOLA 6 6 3,1 6
CARDOZO 6 8! 3.7 6
(NOLITO 5 5 3,7 5
AIMAR 6 4! 3.7 6
MATIC - 3 2.8 -)

パブロがお髭をちゃんと剃って、綺麗なお顔だったのでついたくさん写真をキャプチャーしてしまいました。でも、きっとこれで水曜日まで剃らないだろうから、水曜日はまた生えているだろうなあ。(水曜日に剃ってくれれば良かったのに。)



サビオラとの交代のときのハイファイブはいつ見ても可愛いです。


頭をぽんとされていました。






髪の毛に注目です。




ダイジェストの最後にも出てきましたが、試合終了後ノリートに話しかけられていました。
2人の手に注目です。






なんとなく苦笑いみたいな表情。なんの話だったのかなあ。


さて、今日は(もう昨日ですが)東日本大震災から半年でしたね。NHKで津波の番組を見て、改めて被害の大きさに驚愕です。なんとなく当初の不安感、緊張感が薄らいだ日常を送っていますが、実際のところ東北の状況はどうなっているのか、これから日本はどうなってしまうのか、よくわからないまま過ごしている毎日です。あえて目を閉じたままでいるというか。ちゃんと現実を見て、いろいろ考えないといけないですねぇ。昨日からこのあたりは地震が少し多めで、放射能レベルも全然下がっていませんし、大人も子供も確実に寿命は縮まっているんだろうなと思います。ものすごく変な話ですけど、今回の地震でようやく「ああ、本当に自分もいつか死ぬんだなあ。」と思い知りました。もちろん誰だって死ぬなんてことはわかっていましたが、自分だけは死なないような気がどこかするじゃないですか・・・。その恐怖感が当初とっても恐ろしかったのですが、毎日怯えているわけにもいきませんし、悔いのない日々を過ごさなければいけませんね。東北の被害を受けた人々の状況が少しでも良いものへとなりますように。

2-1でいちおう勝利

2011年09月11日 09時39分59秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
実は、思いっきり寝過ごして、後半の途中から見ました・・・。アイマールが最後までプレーしたので、マンチェスター戦の前なのに??と疑問でいっぱいだったのですが、試合が終わってからよくよく見たら、パブロは途中出場でした・・・。サビオラとカルドーソ、ブルーノとガイタンの攻撃陣だったようです。いやあ、まあ頑張って起きなくて良かったかも、それにしてもなんで?!とジェスス監督の記者会見を読んだところ、パブロについて、
「アイマールは一週間の間、アキレス腱に問題があった。彼のことはよく知っている。2試合連続の試合では、1試合と半分しかプレーできない。水曜日にはアイマールがフレッシュでいてほしい。その試合には出るだろう。」
ええー、アキレス腱?! 全然報道されていませんでしたし、公開練習の日には普通に練習できていたはずですが。今日は、サビオラと交代で61分ごろに入って、その2分後には相手にゴールされてしまいました。2-1となったせいで、少しチームがばたばたしていたかな、あまり目立ったプレーはなかったように思います。でも、調子はそんなに悪くは見えませんでした。ガイタンへの良いパス、PKエリア内で良い突破が1度。水曜日には問題なくプレーできるといいのですが!

今日は、サビオラの調子が良かったらしく(掲示板を見ても、すごく良かったという人と、駄目だったという人がいて、どうしてそんなに意見が分かれるのか謎です。でも、最近みんな少し偏見があるようなので、きっと今日は本当は良いプレーだったのでしょう)、前半はチャンスがたくさんあったそうです。どうやらたくさん外して、結局得点はPKから? ダイジェスト映像を見た限りでは、すごく怪しいPKでしたが。
ウィッツェルが代表戦の疲れから調子が今ひとつで、それが最後までベンフィカが苦しむ原因になったと、ジェスス監督は考えているようです。

 

Previa [Liga 4] Benfica - V. Guimaraes

2011年09月10日 23時33分39秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
この前書いたとおり試合は午前2時半から。なのでもう寝なくては・・・。

Maisfutebolのスタメン予想では:Benfica: Artur; Maxi Pereira, Garay, Luisão e Emerson; Javi Garcia e Witsel; Gaitán, Aimar e Nolito; Cardozoとなっていますが、この前も外していましたし怪しいです。まずノリートではなくブルーノ・セサールノの可能性はかなりあります。またホームなので、4-2-3-1ではなく、いつもの4-1-3-2のシステムで来る可能性も否定できません。カルドーソは代表からの合流は木曜日だった模様で、練習自体はたった1回行なっただけ。マキシやルーベン・アモリム、ガライが怪我明けであることもあわせて、ジェスス監督がどのような組合わせを選択するのか、試合が始まってみるまでわかりません。水曜日にはマンチェスター戦ですが、一応監督は温存などはしないそうです。

右の写真はオフィシャルの選手紹介のところより。この写真を撮った日はお髭が綺麗に剃ってありますね。
パブロについては、ベルグラーノが相変わらず冬での獲得を目指しているという記事。年末にはパブロと話をして、移籍を促すのだそうです。Recordの記事なので、どうせ記者がしつこくベルグラーノ側に電話取材をしたのではないかなと疑っています。

代表ウィークも終わり、試合はもうすぐ

2011年09月10日 00時28分39秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
長いようで、代表ウィークもいつのまにか終わり、あさってにはリーグ戦です。



上は、Recordに載っていた満面の笑顔のアイマール。土曜日の対戦相手であるギマランエスとはルスでわりと相性が良くて、これまでに4ゴールを挙げているという記事です。最初の年、唖然とするようなラボーナでスアソのゴールをアシストしたのも、確かギマランエス戦だったと思います。

召集メンバーも既に発表済み:

Goalkeepers: Artur and Eduardo
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Garay, Jardel e Emerson
Médios: Rúben Amorim, Javi García, Matic, Aimar, Witsel, Gaitán, Bruno César e Nolito
Avançados: Saviola, Cardozo, Nélson Oliveira e Rodrigo

カプデビジャがまた外れています。いったいどういうことなんでしょうか。ジェスス監督は、左サイドバックはもう1人いるから(エメルソンのこと)、もう1人サイドバックの選手を入れるより、別なポジションでオプションを増やしたほうがいいと思った、というようなことを話しています。でも、エメルソンが怪我でもしたら?! カプデビジャは合流が遅かったから、コンディションが整っていない、とまだ言っていますけど、リーガだってストがなければ先々週から開幕していたわけで、カプデビジャの準備がそんなに遅いわけないでしょうに・・・。何が気に入らないのだか、本当に不思議。

ルイソンが契約を更新して、「ベンフィカでキャリアを終える」と言っています。次はマキシが契約更新の予定。
ジェスス監督は、アイマールとサビオラの将来について聞かれて、「サビオラはまだ1年契約がある。アイマールは素晴らしい選手で、ポルトガルに彼のような選手はほとんどいない。」と話しました。これでは全然答えになっていないです。まあそう言って誤魔化すしかなかったのでしょう。


アイマールと謙虚さ

2011年09月08日 23時57分31秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
9月5日の公開練習の様子は、BenficaTVで中継されたんですね。(今頃気がつきました。) ビデオがあって、アイマールはほとんど映っていませんが、いちおう生存確認のためにぼやけたキャプチャー写真を。





この日は髭は剃ってあるような感じですが、髪の毛は相変わらずです。ベンフィカに来た当初はもう少し頻繁に切っていたような気もしますが、最近は数ヶ月(4~5ヶ月?)伸ばしっぱなし。これでいきなり超短く切ったらどうしましょう・・・。

ベンフィカのニュースは、マキシ、ガライともに土曜日の試合には大丈夫そうで、エンソ・ペレスだけが微妙。あれっ、ペレスが怪我だなんて報道ありましたっけ? 

土曜日のギマランエス戦は、スタジアムになるべくたくさんの人を呼ぶために、夕方からの開催となりました。18時30分より。日本時間だと午前2時半より。うわっ、最悪の時間帯です。プレミアみたいにうんと早くして、昼間にやってくれれば観戦も非常に楽なのに(イギリスとポルトガルは同じ時間帯ですし)、やはりポルトガルだと昼間の試合は暑すぎるのでしょうか? でも9月まではともかく、10月から3月までは結構寒そうだから、午後3時でも大丈夫そうだけれどなあ。

さて、こちらのブログで:アイマールの序文、素晴らしく貴重な文献をご紹介いただいたので、ぜひご覧ください。
パブロ、こんな序文を書いていたんですねぇ。(口述筆記かもしれませんが) ざっと読んでみましたが、また食べ物の話になっているし(笑)。奥さんのAnaもお料理が上手だという噂ですから、パブロは美味しいお料理とそれを作ってくれる女性には弱いんですね、きっと。
真面目なところでは、ものすごく「謙虚さ」を重要視していますね。「Ninguem tem o direito de se sentir superior ao outro.」って・・・。実際、パブロもサビオラも、ベンフィキスタから「すごく謙虚な選手だ!」と賞賛されています。きっと小さい頃から天才だと言われてきただろうパブロに、お父さんが「自分が人より優れているなんて思っちゃいけない」と教えたのでしょうけれど、うーん、実際人間には人より優れているところもあれば、苦手なところもあるわけで。ある点で人より優れていることがあったらそれを自覚して、その才能を生かすことはみんなのためにもなると思うけれど。

いずれにしろ、Serbenfiquistaの掲示板でも謙虚さ(humilde)がよく話題になるのは、裏返すと誰も謙虚な人がいないからだと思います。だって、日本では誰も「あの人は謙虚ですごいね!」とか「みんなもっと謙虚さが必要だよ! 謙虚さは大事だよ!」なんて言わないですよね? 日本人はみんな最初からものすごく謙虚で、それが当たり前だから。謙虚な人がいたって、当然すぎてまるで目立ちません。反対に「あの人は自信があって、あれぐらいじゃないとね!」とか「もっと自分の意見を持って、自分が、自分がの気持ちがないと!」と、謙虚さを捨てるほうが奨励されて、まるで逆。

ちなみにアメリカでは、もっとすごくて、謙虚さなんて欠点にはなっても長所には全くなりません! 子供の教育で最も重要視されるのは、「self confidence」(自分に自信を持つこと)です。「人より優れていると思え」とはもちろん教えられないけれど、「自分はこれができる。あれもできる。だから自分は自分が大好き、自分自身にすごく自信があるんだ。」と思えるような子供にすることこそ、アメリカの小学校の教育のゴールっぽいです。そういう環境に入ると、不思議に子供も「僕ってこんなことができて、すごいでしょ。」という思考になってしまうもので・・・謙虚さのかけらもありません。スペインやポルトガルの教育だって似たようなものじゃないかと思いますが、パブロはどうしてこんな風になったんだか。もう少し、自分は特別な選手なんだと思っていたほうが、良いキャリアを歩めたかも。(パブロはここでは、謙虚さを、いつも自分の間違いを認める、という意味でも使っているので、それには納得です。そういえばアメリカ人は間違いを認めない傾向が・・・。)

ちょっぴりのスペイン語と英語の知識だけで斜め読みしたので、パブロの意図がわかっていないかもしれません。パブロがサビオラのことを深~く愛していることだけはよくわかりました♪

特にニュースもなく

2011年09月08日 00時47分46秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
A Bolaに「ガイタンとアイマールが最も交代の多い選手」という記事が載っていて、写真付きだったのでそれだけ。



今シーズンの7試合中6試合でパブロは途中交代。平均のプレー時間は70分だそうです。まあいいのではないでしょうか。ジェスス監督が試合は決まったと考えたときに、交代となっています。
ガイタンのほうの平均プレー時間は74分。こちらは、戦術的な面が原因で交代となっていることが多いです。

ガイタンといえば、昨晩日本代表の試合を見ていて、「ガイタンみたいに適当な守備をしている選手がたくさんいる!」と思ってしまいました。あんな形ばかりのプレスでは、ボールは奪えないでしょう~。本気でボールを奪おうとは全然思っていなくて、とりあえずちょっと体を寄せてみましょう、それがお約束だから、みたいなのがありあり。やっぱりアイマールみたいに手を抜かない真剣な守備は大事なんだなあ。ちなみにガイタンは、厳しく批判されたのが功を奏したのか、最近の試合ではずいぶん守備を頑張るようになっています。

ベンフィカのニュースは、カルドーソが代表の試合で2得点。(最近のっていますね!)
代表から帰ってきたマキシが右足大腿の筋肉に痛みを訴えているそうです。O Jogoは土曜日のリーグ戦には間に合うとしていますが、心配ですね。このポジションのサブのルーベン・アモリムもようやく練習に復帰したところですし。
ガライは、土曜日に間に合うという説と、マンチェスター戦にしか間に合わないという説と両方あります。できれば二人とも土曜日に間に合ってほしいものです。



またリーベルの噂

2011年09月06日 22時41分31秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
おとといはO Jogo、昨日はRecordがベルグラーノのことを書いていましたが、今日はA Bolaが「リーベルはまだアイマールを夢見ている。」との記事。リーベルとなるとわからないですね。

ベンフィカのニュースは、ノリートとガライは練習に復帰した模様。日曜日の夕方の練習は公開で、ブルーノ・セザールが3点も得点したそうです。パブロの名前はどこにもありませんでしたけれど、怪我なく順調に練習できていますように。

さっき何気なくYahoo Photoを見ていたら、下のほうにニュースがあって、Duelos latinos espectaculares: Messi-Robinho, Cavani-Agüero, Aimar-Hernándezという記事があったので、軽くびっくり。内容は全然なくて、CLの抽選の結果、ラテン系選手たちの対決がこんな感じにありますよ、というそれだけの記事です。でも、見出しにAimar-Hernándezなんて、アイマールの名前が使われたことが驚き。最初見たとき、Hernándezって誰??と思ったし、Aimar-Hernándezと言われても、あまり迫力なさそうというか(笑)。記事中にはマンチェスターの "Chicharito" Hernándezとあって、ああ、あの人ねと思い出しました。Cavani-Agüeroというのも・・・。

昨日ベンフィカの選手リストを載せたときに書かなければいけないことがあったのに、すっかり書き忘れていました。ベンフィキスタたちが今シーズンのチームに不安を感じている点です。だいたいまとめますと、

1、カプデビジャをめぐるごたごた。左サイドバックがエメルソン一人?? 
2、ウレッタのレンタル。生粋のサイドの選手といえばウレッタだけなのに、どうしてレンタル? 長いシーズン困らないの? 
3、センターバックの控えがジャルデルというのは不安だなあ。
4、ハビ・ガルシアのサブがいなくない? どうしてアイルトンをレンタルに出したかなあ。マティッチはハビのサブにはならないと思う。

こんなところでしょうか。新加入選手が多いので、戦力の見極めというのはとても難しいのでしょうね。

昨晩パブロの古い写真を見ていたら、やっぱり昔のパブロは超絶に綺麗だったなあ、としみじみ思いました。綺麗な人ほど年を取ると昔と比べられて、気の毒ですね。男の人だから、本人は全く気にしていないでしょうけれど。個人的に完璧!と思った写真を3枚ほど:







斜めからのアングルが一番美しいようです。

2011/2012のベンフィカ選手リスト

2011年09月06日 00時27分42秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まずニュースとしては、Recordにまたベルグラーノがアイマールを欲しがっているという記事。コメント欄に「リーベルを2部に落としたベルグラーノにアイマールが行くわけない。」とありました。ですよねぇ。ポルトガル人から見てもそう思うんですね。

ノリートが歯の手術。抜歯か何かでしょうか?? この2試合ぐらい少し精彩を欠いていることもあり、土曜日のリーグ戦ではブルーノが左サイドで先発するのでは?と言われています。

捻挫治療中のガライですが、ずいぶん重い捻挫だったようで、復帰は来週のマンチェスター戦になる見込みです。うーん、この数年、ベンフィカのCBコンビはほとんど怪我と無縁だったので、ガライって怪我がち?と少し心配になります。

さて、移籍市場も閉まり、ベンフィカの今シーズンの選手たちも確定しました。色が綺麗なzerozero.ptから選手リストをコピー:


薄い字になっている選手はレンタルされている人たちです。ロベルトは完全移籍だったか、どうだったかなあと思っていたら、レンタルのようですね。

国別選手数と、平均年齢、平均身長、平均体重はこちら:
 



ポルトガル人が9人もいることになっていますが、うち6人がレンタルに出されています。
それにしても、平均年齢24歳で、平均身長183センチ、平均体重78キロって、すごいです。パブロのプロフィールとかけ離れすぎ(苦笑)。ちなみに、このサイトによるとパブロは身長170センチ、62キロとなっています。ベンフィカのオフィシャル・ページだと体重65キロになっているんですけれど、たぶんそれは体重少なすぎるんで多めに書いただけかと。だって、オフィシャルでは、サビオラもパブロと全く同じ169センチ65キロになっています。どう見たって、2人が同じ体重には見えませんもん。

下は確か2005年のコンフェデのとき。(10番もらって、パブロ喜んでいましたよねぇ・・・)


6年後、マルさんから頂いた写真。


6年も経ったなんて唖然としますが、それはそれとして、パブロの細さは相変わらずです。
昔の写真を眺めていて思い出しましたが、今まで一番パブロの細さに驚愕したのは、この下の写真ですね。お、折れそう・・・。酷い胃腸炎にかかって、体重が戻らないのでマドリード戦出場が危ぶまれつつマドリードに到着した写真なので、まあ細くて当然ですが。腕もぶかぶか。でもこのときは試合に勝てて、すごく嬉しかった記憶があります。



8試合目に挑戦

2011年09月05日 00時23分24秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
O Jogoが、「Best Aimar Ever」なんていう記事を書いていて、気味が悪いです(苦笑)。
記事によりますと、アイマールは2001年にヨーロッパに来て以来、この10年間に8試合連続先発出場というのを一度もしたことがないそうです。7試合まではあっても、いつも怪我やあるいは監督の起用法により、8試合目というのはなかったそう。実は、パブロは今シーズン7試合連続スタメンで出ていて、次の土曜日のリーグ戦ギマランエス戦に先発すると、初めての8試合連続出場となります。うわっ、そんなこと書かれると、なんか絶対に練習中に怪我とか、胃腸炎とか、風邪とかで、次は駄目そうな気がしてくるじゃないですかぁ。こういうことは終わってからさりげなく報道してくれればいいのに・・・。そうじゃないと無駄に緊張しちゃいます。(でもポルト御用達のO Jogoですから、用意周到にそこまで考えているとか・・・)

O Jogoはわざわざベンフィカ元監督のキケにもインタビューしたらしく、談話が載っていました。
「アイマールはバレンシアで見せていたレベルを見せつつある。それは、つまりベストのアイマールということだ。
パブロは創造と決定のゾーンの近くでプレーするべきだ、そうすると主に中盤でより保護されるから、彼の才能をすべて見せることができる。それこそがベンフィカが彼と契約した理由だ。このアイマールが、バレンシアで輝いていたベストのアイマールだと思う。試合を決めて、ゴールのチャンスを生み出す。だから、彼は常に先発でプレーするべきだ。

実際、サラゴサではフィジカル的に最悪な時期というのがあった。しかし、言われていることとは反対に、アイマールは常に強い選手だった。そして、私は、彼が素晴らしいプロフェッショナルだからこそ、回復してベンフィカに適応するだろうと確信を持っていた。彼はそれを徐々に成し遂げ、今ではファンと評論家たちを征服している。もしこのまま続けば、きっとそうなるだろうと信じているが、素晴らしいシーズンを送るだろう。」
まあシーズンは長くて、今から予想なんてできっこありません。パブロが恥骨炎になってしまったシーズンだって、始まりは最高だったんですから・・・。

あとキケ監督の知っているバレンシアのアイマールは、パブロのバレンシア最後のシーズンのアイマールだけですもんね。今のパブロは、確かにあのシーズンのパブロとは同じくらいのレベルだとは思いますが、キャリア全体を通じてベストだとは思えないな。

でも、「mas Aimar sempre foi um jogador forte, contrariamente ao que têm dito dele.」と言ってくれているのは嬉しいです。forte(強い)というのは、怪我に強いという意味より、精神的な意味合いのほうが強いかな、と思いますが。Serbenfiquistaで誰かが、「アイマールがスペインでどんな経験をしてきたか、彼がフィジカルを回復しようとどれだけ懸命に闘ってきたか、ポルトガルでは知っている人は少ないね。」と書いていました。本当にね。世界一の選手になれたかもしれないのに、現実は中傷に手術に2部落ち、そしてスペインを離れることになって・・・。「期待していたのに残念で仕方ない」とファンからでさえも聞いたりしますが、残念なのは、血が出るほど辛いのは、それは本人でしょう・・・。 私なんて逆立ちしたって、パブロの苦しさがわかるわけありません。それでも、一度だってネガティブなことを言わずに、黙って練習に励んで、ここまでコンディションを戻してきたアイマールは、やっぱり世界一の選手だと心の中で確信しています。

あっ、こんなことを書いてしまうと、またすぐ怪我しそうで恐いですね(ぶるっ)。